ガラスの海を逞しく泳ぐ女たち

しらかわからし

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第5-4話 田畑静雄と高橋美夏は新幹線内で ☆

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 美夏は静雄の顔を見てクスッと笑いながら、「静雄さんは純情なんですね。何だか新鮮だな~!」と言いながら彼の膝を軽く叩こうとしたのを彼はその手を掴んだ。

 そして、「大人の男ば、からかったらまいねよダメだよ

「はぁ? 今、何て言ったんですか?」と爆笑しながら言ったので静雄は、「大人の男をからかったらダメだよ」と訛った標準語で言った。

 美夏は静雄の手をギュッと握り、彼の身体を自分の方に引き寄せようとしたので彼は逃げると、彼女の方が彼に身体を預けて、彼の首に腕を回してキスをした。「何するんだが? こった所でまいねだよ!ダメですよ」と咄嗟に言ったが、美夏はそのまま静雄の首に腕を絡めてキスをした。

 静雄は狐につままれているのか、はたまた夢でも見ているのかと思って、自分の頬を抓ったら痛かったので、「夢でね!夢じゃない!」と独り言を言うと、また美夏はクスクスッと笑いながら「静雄さんは夢だと思ってホッペを抓ったのですか?」と言った。

「こったうら若ぎ美人なおなごと初めで会って、こったこんなされだっきゃされたら、そりゃぁ、夢がど思うのが普通だべな?普通でしょ?」と言葉を噛み締めてゆっくりと言った静雄。

「現実ですよ! 一目惚れっていう言葉があるのはド田舎の津軽には無いのですか?」と真面目な顔をして強めに言った美夏は、自分の周りには絶対に居ない素朴で誠実そうな静雄に一目惚れをしていた。

「津軽さバカにすんなよな!」と言って優しく笑った静雄。

「ごめんなさい」と言って笑いながら舌を出した美夏。

 静雄は可愛くなって美夏の頭を撫でると、彼女はまた彼の首に腕を回してキスをしてきたので、彼も大人の男なので受け止め本格的にキスをした。静雄は右手で美夏の胸元に手を這わせ、左手で彼女の顎に手を添え、再度こちらを向かせてキスをした。

そのキスはディープなキスになり、互いに唇を離した時に美夏は、「静雄さん、キスが上手です」とうっとりした潤んだ目を向けた。

 車内はさほど席が埋まってなかったので静雄は大胆になっていった。通路を挟んで反対側にも客はいなかったので、右手をスカートの中に入れて彼女の太腿から内腿の方へ這わしていった。

「あぁ~ん、こんな所では……」と静雄の耳に口唇を付けて小さな声で言った美夏。

「大丈夫だ、客は居ねはんでだぃにも居ないし誰にも見えねはんでさ見られる事はないから

「美夏ぢゃんがオラさ火点げだんだはんで、ちゃんと消すてぐれな」

 ここで静雄は美夏との間柄を一気に詰める為に呼び名の『さん』付けから『ちゃん』付けに変えた。

「あぁ~ん、ダメ~~!」 と美夏は小さな声で喘ぎながらも、静雄の指の動きに合わせて、腰を動かしていた。

 静雄は左手でシャツを捲り下から美夏の素肌を堪能しながらフェザータッチで愛撫してブラジャーの上から、存在感を表していた尖がりを捏ね回していると彼女は彼の下半身に手を置いた。 

 静雄に火を点けた美夏だった事で彼は遠慮なく彼女を責め立てた。右手で彼女のスカートの中に手を入れてストッキングとショーツの上に手を置くと、熱を帯びて湿り気を感じた。美夏にとって男性の愛撫は数年振りだった。

彼女の耳元にフ~と、優しく息を吹き掛けてから、彼は、「美夏ぢゃん、熱ぐなって濡れでらおん濡れているよ」と囁くと彼女は「静雄さん、それは言わないで!」と恥ずかしそうに言った。

 つづく
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