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しらかわからし

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第150話:梶原さんの巡回コース計画表作成と安全配慮

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孝雄、三上さんの売上記録、更新です。
連日、売上記録を更新しました。日々、数字に表れるので、彼らはやっていて本当に楽しいだろうなと思います。
実は、萌香の移動美容室も、しっかりと昨日よりも売上が上がっていました。
なのにボクは、数字を上げられない。
萌香と一緒にいると、ボクは手伝いだからボクが稼いでいる訳ではないので、数字を上げられないのは、何だかストレスが溜まるのです。

社長としての役割。
でも、これをストレスにしていてはダメなんだよね。だってボクは社長なんだから。
スタッフさんたちがいかに、気持ち良く働いてもらえるかを考えるのがボクの仕事だからです。彼らの働きやすい環境こそが、ボクの最大の成果なのです。

早朝から、父の検査の為に病院へ行きました。今までは母が連れて行ったけど、母も兄貴の総菜屋さんの店長兼料理人をやっているので、ボクが行くことになったのです。

父の検査の合間に、事務所に帰って、やり残した仕事に取り組みました。梶原優香さんの自転車での巡回コースの営業活動をしなければと思って、それの計画表を作っていました。

萌香の仕事は、ボクが一緒に廻らなくても今日は大丈夫とのことで、その時間を活用したかったのです。梶原さんと一緒に、また三上さんと一緒にやったような丁寧な営業活動をしないといけないと考えています。チラシもまだあるので、それを持って行く準備をしました。

安心と準備。
再び病院へ帰り、父の検査結果を担当医から聞きました。大きな問題もないようで、ひと安心でした。父の健康は、家族と会社の大きな土台です。

検査の終わった父を実家に送り届け、もう一度、梶原さんの営業計画票を事務所で練り直していると、梶原さんが出勤してきました。

彼女に「今日は一緒に営業活動をしましょう」と言いました。
そして、彼女の自転車にボクが乗って、彼女には悪いけどリアカー付きの自転車に乗ってもらいました。


安全への配慮。
理由は、リアカーの重みと取り回しに慣れて貰うためです。
彼女は競輪(トラック競技)の選手だから、体力的には楽勝なんだろうけど、事故を起こして、自分だけではなく他の人に危害を与えてはいけないので、そういう意味で自転車に慣れてもらおうと思ったからです。特にリアカーは、普通の自転車とは操作感覚が全く異なります。
安全の確保は、社長であるボクの最優先事項です。

この営業活動を通じて、何とかなりそうな営業巡回コースの糸口を見付けたいと願うボクでした。彼女の体力と、リアカーの機動力を活かせるコースを設定できれば、この事業はさらに大きく成長します。

明日も、新しい仲間の活躍の場を作るために頑張るぞ!

つづく

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