115 / 116
王国民感謝祭
しおりを挟む
陽気に奏でられる音楽に華やかな服で踊り盛り上げるパレード。
大行列になって一目でも見ようと観光客が多く押し寄せていた。
それを怪我人が出ないように騎士達が誘導したり不審人物がいないか見渡したりしていた。
いつもは殺風景な店の看板もいろんな光でキラキラと輝いている。
王都全体がお祭り騒ぎだった。
俺とルカとリカルドはパレードを見ようと思ったが人の壁が分厚くてこれじゃあ無理だと早々に諦めて遠目から見ていた。
何度か一緒に王国民感謝祭を満喫していたが今日はちょっといつもと違った。
ジッとある場所を見つめる俺にルカは俺の肩を突っついていた。
「そんなに気になるなら行けばいいのに」
「…る、ルカ…でも、まだ仕事中だし」
俺はパレードより、奥で指示をしているトーマに釘付けだった。
いつも格好いいけど仕事してるトーマはもっと格好いいな。
でも感謝祭が終わったらって約束だから我慢しなきゃ…
早く終わらないかなと時計ばかりチラチラと見てしまう。
今は三人で過ごしているんだから気持ちを切り替えないと…
俺はルカとリカルドの背中を押した。
「あっちに出店があるみたいだから行こ!」
「アルト」
「…ん?何?ルカ」
「この後恋人と予定があるんでしょ?僕達の事はいいから美味しいご飯作って帰りを待ってなよ」
「もうすぐパレード終わるし、騎士団長すぐに帰ると思うぞ」
ルカとリカルドに微笑まれて俺も苦笑いした。
今度お詫びとして二人のためにパンを作ろう、約束をして俺は二人と別れてパレードで湧いている人達の間を通り抜けた。
そうだ、まずは食材買わないと…レシピはこの日のために勉強して美味しいって言ってもらえるように頑張った料理を振る舞うつもりだけどトーマ好みの味付けだったらいいなと思いながら買い物を終えて寄宿舎に向けて歩き出した。
「ただいま」
「お、おかえり!トーマ」
緊張しすぎて声が裏返ってしまい恥ずかしくて口元を押さえる。
トーマの部屋でソファーに座るのはなんか落ち着かないから床に座って待っていたらドアが開く音とトーマの声が聞こえた。
疲れた様子のトーマは首元を緩めてリビングに入ってきた。
そして俺の顔を見て固かった表情を和らげてテーブルの上を見て目を丸くさせた。
ちょっと張り切りすぎてしまったなと苦笑いする。
立ち上がり、トーマスに近付き上着を受け取りシワにならないようクローゼットに入れる。
なんか新婚みたいでドキドキするなぁ。
「凄いな、これ全部アルトが?」
「う、うん…食べ切れなかったら明日でもいいから無理しないでね」
テーブルいっぱいに並んだ料理の数々、お肉野菜揚げ物などなど軽く5人前はありそうな量で二人で食べるには多すぎるだろう。
実はこれでもかなり減らした方なんだ、これの倍近く作ってしまい流石にやり過ぎたと思い他の騎士の人達にもお裾分けをした。
それでも多いとなると、俺は自分が思っているよりかなり浮かれていたみたいだ。
一年の終わり、初の恋人との聖夜…
トーマも俺と同じ気持ちだったら嬉しいな。
頭を撫でられてほんのりと頬を赤く染めた。
「ありがとうアルト、ちょうど腹が減っていたんだ…一緒に食べよう」
「うん!」
トーマと並んでソファーに座る。
トーマはお肉をフォークで刺して俺の口元に運ぶ。
少し照れながら食べる、いつもより美味しく感じるのはトーマに食べさせてもらったおかげだろう。
俺もお返しにお肉をトーマに食べさせて目が合い微笑み合う。
バカップルと言われても構わない、今が幸せなら俺はそれでいい。
楽しく食事を終わらせて俺は食器を片していて、トーマは窓を見つめていた。
まだ聖夜は始まったばかりだ……そう、恋人達の時間はこの後だ。
「トーマ」
「どうした?やっぱり手伝おうか?」
「い、いいよ!トーマは座っててよ!」
トーマがソファーから立ち上がろうとするから止めた。
違う、そうじゃない…俺は…今日…今日こそ…自分から…
恋人になってから一緒のベッドで寝る事はあってもそういう行為はしなかった。
トーマの仕事が忙しそうだし、疲れているだろうと思ってなかなか一歩が踏み出せなかった。
でも今日は聖夜だし、初めては流されてしてしまったから俺から…誘わないと…
食器を片し終わるのとトーマがソファーから立ち上がるのが同じタイミングでちょっと驚いた。
「と、トーマ!」
「風呂入って寝るか」
「…えっ!?もう?」
部屋の壁に掛けてある時計を見たら寝ても早くはない時間だけど寝てしまったら俺の計画が台無しになってしまう。
俺は慌ててトーマのところに駆け寄る。
いきなりしようなんて言ったらいくら恋人でもドン引きしてしまうかもしれない。
俺は声がつっかえるほど緊張しながらも声を振り絞り出した。
「一緒にお風呂に入ろう!」それが俺の限界だった。
まさか俺がこんな事を言うと思わなかったのかトーマは驚いていたが優しげな顔で頷いてくれた。
大行列になって一目でも見ようと観光客が多く押し寄せていた。
それを怪我人が出ないように騎士達が誘導したり不審人物がいないか見渡したりしていた。
いつもは殺風景な店の看板もいろんな光でキラキラと輝いている。
王都全体がお祭り騒ぎだった。
俺とルカとリカルドはパレードを見ようと思ったが人の壁が分厚くてこれじゃあ無理だと早々に諦めて遠目から見ていた。
何度か一緒に王国民感謝祭を満喫していたが今日はちょっといつもと違った。
ジッとある場所を見つめる俺にルカは俺の肩を突っついていた。
「そんなに気になるなら行けばいいのに」
「…る、ルカ…でも、まだ仕事中だし」
俺はパレードより、奥で指示をしているトーマに釘付けだった。
いつも格好いいけど仕事してるトーマはもっと格好いいな。
でも感謝祭が終わったらって約束だから我慢しなきゃ…
早く終わらないかなと時計ばかりチラチラと見てしまう。
今は三人で過ごしているんだから気持ちを切り替えないと…
俺はルカとリカルドの背中を押した。
「あっちに出店があるみたいだから行こ!」
「アルト」
「…ん?何?ルカ」
「この後恋人と予定があるんでしょ?僕達の事はいいから美味しいご飯作って帰りを待ってなよ」
「もうすぐパレード終わるし、騎士団長すぐに帰ると思うぞ」
ルカとリカルドに微笑まれて俺も苦笑いした。
今度お詫びとして二人のためにパンを作ろう、約束をして俺は二人と別れてパレードで湧いている人達の間を通り抜けた。
そうだ、まずは食材買わないと…レシピはこの日のために勉強して美味しいって言ってもらえるように頑張った料理を振る舞うつもりだけどトーマ好みの味付けだったらいいなと思いながら買い物を終えて寄宿舎に向けて歩き出した。
「ただいま」
「お、おかえり!トーマ」
緊張しすぎて声が裏返ってしまい恥ずかしくて口元を押さえる。
トーマの部屋でソファーに座るのはなんか落ち着かないから床に座って待っていたらドアが開く音とトーマの声が聞こえた。
疲れた様子のトーマは首元を緩めてリビングに入ってきた。
そして俺の顔を見て固かった表情を和らげてテーブルの上を見て目を丸くさせた。
ちょっと張り切りすぎてしまったなと苦笑いする。
立ち上がり、トーマスに近付き上着を受け取りシワにならないようクローゼットに入れる。
なんか新婚みたいでドキドキするなぁ。
「凄いな、これ全部アルトが?」
「う、うん…食べ切れなかったら明日でもいいから無理しないでね」
テーブルいっぱいに並んだ料理の数々、お肉野菜揚げ物などなど軽く5人前はありそうな量で二人で食べるには多すぎるだろう。
実はこれでもかなり減らした方なんだ、これの倍近く作ってしまい流石にやり過ぎたと思い他の騎士の人達にもお裾分けをした。
それでも多いとなると、俺は自分が思っているよりかなり浮かれていたみたいだ。
一年の終わり、初の恋人との聖夜…
トーマも俺と同じ気持ちだったら嬉しいな。
頭を撫でられてほんのりと頬を赤く染めた。
「ありがとうアルト、ちょうど腹が減っていたんだ…一緒に食べよう」
「うん!」
トーマと並んでソファーに座る。
トーマはお肉をフォークで刺して俺の口元に運ぶ。
少し照れながら食べる、いつもより美味しく感じるのはトーマに食べさせてもらったおかげだろう。
俺もお返しにお肉をトーマに食べさせて目が合い微笑み合う。
バカップルと言われても構わない、今が幸せなら俺はそれでいい。
楽しく食事を終わらせて俺は食器を片していて、トーマは窓を見つめていた。
まだ聖夜は始まったばかりだ……そう、恋人達の時間はこの後だ。
「トーマ」
「どうした?やっぱり手伝おうか?」
「い、いいよ!トーマは座っててよ!」
トーマがソファーから立ち上がろうとするから止めた。
違う、そうじゃない…俺は…今日…今日こそ…自分から…
恋人になってから一緒のベッドで寝る事はあってもそういう行為はしなかった。
トーマの仕事が忙しそうだし、疲れているだろうと思ってなかなか一歩が踏み出せなかった。
でも今日は聖夜だし、初めては流されてしてしまったから俺から…誘わないと…
食器を片し終わるのとトーマがソファーから立ち上がるのが同じタイミングでちょっと驚いた。
「と、トーマ!」
「風呂入って寝るか」
「…えっ!?もう?」
部屋の壁に掛けてある時計を見たら寝ても早くはない時間だけど寝てしまったら俺の計画が台無しになってしまう。
俺は慌ててトーマのところに駆け寄る。
いきなりしようなんて言ったらいくら恋人でもドン引きしてしまうかもしれない。
俺は声がつっかえるほど緊張しながらも声を振り絞り出した。
「一緒にお風呂に入ろう!」それが俺の限界だった。
まさか俺がこんな事を言うと思わなかったのかトーマは驚いていたが優しげな顔で頷いてくれた。
18
あなたにおすすめの小説
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
ユィリと皆の動画つくりました! お話にあわせて、ちょこちょこあがる予定です。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
【完結】伴侶がいるので、溺愛ご遠慮いたします
* ゆるゆ
BL
3歳のノィユが、カビの生えてないご飯を求めて結ばれることになったのは、北の最果ての領主のおじいちゃん……え、おじいちゃん……!?
しあわせの絶頂にいるのを知らない王子たちが、びっくりして憐れんで溺愛してくれそうなのですが、結構です!
めちゃくちゃかっこよくて可愛い伴侶がいますので!
ノィユとヴィルの動画を作ってみました!(笑)
インスタ @yuruyu0
Youtube @BL小説動画 です!
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったらお話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです!
ヴィル×ノィユのお話です。
本編完結しました!
『もふもふ獣人転生』に遊びにゆく舞踏会編、完結しました!
時々おまけのお話を更新するかもです。
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結、恋愛ルート、トマといっしょに里帰り編、完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
嫌われ魔術師の俺は元夫への恋心を消去する
SKYTRICK
BL
旧題:恋愛感情抹消魔法で元夫への恋を消去する
☆11/28完結しました。
☆第11回BL小説大賞奨励賞受賞しました。ありがとうございます!
冷酷大元帥×元娼夫の忘れられた夫
——「また俺を好きになるって言ったのに、嘘つき」
元娼夫で現魔術師であるエディことサラは五年ぶりに祖国・ファルンに帰国した。しかし暫しの帰郷を味わう間も無く、直後、ファルン王国軍の大元帥であるロイ・オークランスの使者が元帥命令を掲げてサラの元へやってくる。
ロイ・オークランスの名を知らぬ者は世界でもそうそういない。魔族の血を引くロイは人間から畏怖を大いに集めながらも、大将として国防戦争に打ち勝ち、たった二十九歳で大元帥として全軍のトップに立っている。
その元帥命令の内容というのは、五年前に最愛の妻を亡くしたロイを、魔族への本能的な恐怖を感じないサラが慰めろというものだった。
ロイは妻であるリネ・オークランスを亡くし、悲しみに苛まれている。あまりの辛さで『奥様』に関する記憶すら忘却してしまったらしい。半ば強引にロイの元へ連れていかれるサラは、彼に己を『サラ』と名乗る。だが、
——「失せろ。お前のような娼夫など必要としていない」
噂通り冷酷なロイの口からは罵詈雑言が放たれた。ロイは穢らわしい娼夫を睨みつけ去ってしまう。使者らは最愛の妻を亡くしたロイを憐れむばかりで、まるでサラの様子を気にしていない。
誰も、サラこそが五年前に亡くなった『奥様』であり、最愛のその人であるとは気付いていないようだった。
しかし、最大の問題は元夫に存在を忘れられていることではない。
サラが未だにロイを愛しているという事実だ。
仕方なく、『恋愛感情抹消魔法』を己にかけることにするサラだが——……
☆お読みくださりありがとうございます。良ければ感想などいただけるとパワーになります!
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる