【R18】少年のフリした聖女は触手にアンアン喘がされ、ついでに後ろで想い人もアンアンしています

アマンダ

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前編

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 グチュ、グチュグチュッ

「ぁは、んんっ、………やっ」
「……ふっ……!!」

 暗い洞窟内に淫靡な音が響き渡る。
 粘液同士が擦れあう淫らな水音と――男女の隠せない喘ぎ声。

 沸き立つ頭では与えられる快楽を心行くまま貪りたいが――――
 そういうわけにもいかない。

 でも私の事情なんてこの目の前の、触手になんか関係がない。
 彼らの目的は、生命維持のための体液をどれだけ多く搾り取れるか。

 耳元にかかる熱い吐息を感じながら、彼の犯される姿を想像して、
 もうイキすぎて何度目かわからない頂点に再び達した。


 よくある話だ。
「世界を救ってほしいの」と異世界召喚され、聖女として私、仲村実琴なかむらみことはこの国に来た。
 世界を救うための旅をする。
 その旅の護衛として選ばれたのが、燃えるような赤い髪と切れ長の目をした騎士様――アルだ。
 アルとその他愉快な仲間たちと、世界を救う至宝を探す旅に出た。
 鉄板の異世界サクセスストーリーのはずだったが、私の物語にはハッピーエンドは訪れない。
 彼が隣にいても、いなくても――――



 ♢♢♢


「やっとくたばったか――――」

 至宝が眠るダンジョンの攻略に乗り込んで早2週間。
 無作為転移魔法により数多くの冒険者たちを挫折させてきた、攻略困難無理ゲーダンジョン。
 気まぐれでいきなりモンスターが目の前に転移されてきて戦うことも、逆に転移させられてモンスターの群れの中に飛び込んでいくのももう慣れた。

 今日も突如現れたオーク3体を撃破し、一息ついたその瞬間。

 ブゥゥゥゥン

 再び重低音があたりを震わす。
 転移魔法が起こる前の予兆だ。こんな頻繁に転移があるのは初めてのことだ。

 すぐに体勢を整えて周囲を警戒したが、遅かったみたいで。
 足元が青白く光ったのと私を呼ぶアルの声――背中に感じた大きな衝撃と共にどこかへ転移させられてしまった。


「ミコト――大丈夫か」

 気づけば何か暖かいものに――アルに後ろから抱きかかえられていた。

「うわぁ! 」

 その距離の近さに思わず大きな声を上げてしまう。いや、だってねぇ。自分の邪な思いに気づいた後に――――この距離は無理! 心臓が持たん!!
 あのとき一緒に転移してくれたのだろう。一人で放り出されても雑魚モンスターにやられる未来が想像できるので、正直助かったが離れたい。

 至宝を見つけて世界を救うまで、女とバレてはいけないのだ。
 今の私の肩書は“少年聖女”である。

 幼いころ病に倒れ、やむを得ず去勢した、男とも女とも言えない存在。
 という設定で、私は女だけど男として異世界にやってきた。
 全ては女神さまの思し召し――意味はわからんがとりあえず少年として懸命に生きている。
 一応女神は、どうやら私の認識を男と阻害してくれるらしい?効果があるのかないのかわからないブレスレットをプレゼントしてくれたため、今のところバレる危険もなく過ごしてきた。


 でも心は夢見る女の子だもん。

 普段は大人も子供も逃げ出すような鋭い目をしているくせに、ピンチの時には必ず助けに来てくれて――普段は無表情な彼が、無事でよかったと言わんばかりに目尻を垂らして微笑みかける。

 端正な騎士様にそんなことされたら誰だって、私は特別な女の子なのかも、って期待しちゃう。

 だが、この想いだけは知られてはいけない。
 だってアルは、獣人だから――――

 獣人、超人的な身体能力を持ち、そして運命の番いを永遠に愛し続ける種族。
 一目会ったらすぐにわかるとされている番いに、私は選ばれなかった。

 彼は私と友人であることを選んだ。

 世界を救うために、
 そして彼とこれからもいい友人関係を築いていくために、
 私は私の秘密を隠し通す。


「アル――ありがとう」

 さりげなく身をよじって距離を取る。こちらの意図を察したのだろう、アルの腕が緩んだその瞬間だった。

 力強い何かにいきなり腕を引っ張られて体が宙へ浮かぶ。

「うわぁぁぁぁ! 」

「しまった――!!これは!! 」

 視界に入るのはくねくねとした――――触手!?

「やだやだやだ! なにこれ!! 」

 あっという間に触手に手足を掴まれ、空中へと引っ張り上げられる。
 手は後ろに一纏めにされ、足は膝を曲げて大きく広げられる――――Ⅿ字開脚だ。

 自分の意志ではなく強制させられた淫らなポーズに思考が止まる。
 その隙に触手たちは粘液を滴らせながら、服の隙間からすり寄ってきた。

「ひぃっ――!! 」
 内ももやわき腹、首筋など、皮膚の薄い部分をなぞり上げられ思わず声が漏れる。

 異世界でダンジョンで触手ときたら――

「ミコト――この触手は対象者から十分に……っくぅ……体液を搾り取るまで解放しない!! 」

 うわぁぁぁん! エロモンスター!!

 腕は背中で纏められててピクリともしない。そのまま触手に擦られる感触に肌が沸き立つ。粘液に媚薬成分でも入っているのだろうか――次第に息が荒くなり、動悸が激しさを増す。

「………ぅっ………」

 色っぽい掠れた喘ぎ声に――後ろにいるアルの姿を想像してしまって子宮が一気に燃え上がる。
 対象者の粘液には獣人騎士様も含まれていて――――

 ってことは好きな人の目の前で、触手に犯されて、好きな人も犯されてて――――なおかつ女ってバレないようにだと!?


 どんなエロゲで無理ゲーだよ!!!



「……んっ!! 」

 考え事をしている間に触手が服の中まで侵入し胸のあたりに巻き付いてきた。男装のため、厚めの胸当てで覆っているはずなのに、器用にその中へと手を伸ばしてくる。

「アルっ……!!」

 自分じゃどうにもできなくて、助けを求めて思わず後ろを振り返る。
 ――――私と同じように胸のあたりと、そしてズボンの中に触手をツッコまれて身悶えしている。美丈夫がいた。

 眉間グッと寄せ、一生懸命耐えようとしているのに、隠せない快感が目元を赤らめ溢れ出てる。私が振り返ったことに気づいたアルがこちらに目を向ける――

 獰猛な獣の目をしていた――――



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