世界最強が集う果ての地に召喚された彼らはそこで異世界最強を目指す

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第二章 緊急態勢突入、第四次異世界衝突へ

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 街は当初の姿を思わせないほどに成長していた。
 異世界衝突が勃発したことを知った日から一週間。それまで他の世界からの侵攻はなく、ハテノチは順調に街を拡大していった。
 今では千体近くとなったゴーレムの労働力は凄まじいもので……魔族の指揮の下、商店エリアは既に完成しており、さらに居住エリアには大小様々に、二百軒を超える建物が建ち並んでいる。

 草原に舗装されたコンクリートの街路を行くのは嶺二とその頭に乗るドロビィ。そしてシェミル。嶺二は建ち並ぶ商店と行き交う人々を見ながら言った。

「この世界の外で今、めちゃくちゃデカい戦争が起こってるなんて想像できねぇな」

 このようなのどかな風景を見ていると、そう思うのも無理はない。
 シェミルはその言葉に返すことなく、無言で嶺二にひっついて歩いている。

 通りがかった商店から声が飛ぶ。

「嶺二さん! 何か買っていって下さいよ!」

 嶺二はその者の顔を見ると、立ち止まって思い出したように。

「おー。お前は確かあの時の……」

 嶺二が魔族たちにエクスプロージョンパンチなるものを教えた時、彼が肩を貸した男だ。
 男は嬉しそうに鼻をかいて返す。

「へへっ……カイと申します。お久しぶりですね。それで、この中に嶺二さんが気に入るものはありそうですか?」

 店先のテーブルに並べられているものは、透き通った鉱石を加工したアクセサリー。様々な色、形をしたそれらは輝きを放っていた。

「これ、お前が作ったのか?」
「そうです! どうですか?」
「大したもんだ。立派な職人だな」

 カイはまた鼻をかいて笑うと、ネックレスを掴んで嶺二に見せる。

「これなんてどうでしょう? これはサファイアのネックレスでして、シェミルにプレゼントしたら喜ぶと思いますよ」

 小さな青い石が、キラリと日光で反射する。
 嶺二はシェミルに視線を向けるが、彼女はボーッとそれを見つめているだけ。

「シェミル、欲しいか?」

 こくりと頷くシェミル。
 嶺二はネックレスを指さして。

「じゃあ、くれ」
「ありがとうございます! 五百ゴールドになります!」

 嶺二は差し出された手を見て、キョトンとした顔。

「ん? ゴーレム?」
「ゴールドです。あの……お金」
「え?」

 嶺二が辺りを見渡すと、他の商店でもお金のやり取りをしているような風景を目の当たりにする。
 視線を戻して。

「金って……そんなものいつの間に作ったんだ?」
「三日前くらいに、魔族会議で決まったんです。働いている者達は、みんなお金をもらっていますよ」
「魔族……会議?」

 読んで字のごとく、魔族による会議だと思われるが嶺二はそれを聞いたことも無い。カイは嶺二の疑問に答えるように話し出す。

「魔族会議とは、俺たち魔族が行っている会議でありまして。定期的に皆で集まって街のルールとか……まあ法律みたいなものを決めているんですよ」
「え、法律? じゃあ俺もそれに従わないといけないってのか?」
「ええ……まあ。そうしていただけると助かりますけど」

 嶺二はポカーンとしたまま。

「ま、マリアは?」
「魔族会議で議決された案は、最終的にはマリア姉さんに許可を得て施行しますので。もちろん知っておられますよ」
「何だと……あいつそんなこと一言も……」

 シェミルが嶺二の袖を引っ張って言う。

「……三日前に言ってた」

 これはマトモに話を聞いていなかった嶺二が悪い。
 
「そうか……んで、どうやったら金を手に入れられるんだ?」
「働けば貰えますよ。ちなみに俺はここの経営主なので、売れ高は全て自分のお小遣いにできるんです」
「おお……」

 本部でレラが作るご飯を食べて、風呂に入ってベッドで寝るだけ……とりあえず生活はそれで不自由なくできていた嶺二にとって、これは衝撃的な事実となった。

「なるほどな……お前たち、すげぇ頑張ってんじゃねぇか」
「ありがとうございます!」
「冷やかしになると悪いから、俺たちは行くぜ? カイ、またな」
「また来てくださいね!」

 嶺二とシェミルは店を後にすると、また。

「嶺二! こっちこっち!」

 少し進んだ場所に建つ商店から、女性が手を振って嶺二を呼んでいる。
 嶺二はその店の前に立てられている、猫の顔を模した木の看板に歩み寄ると。

「猫?」
「そうなの! みてみて!」

 両脇を抱えられた猫がニャーと鳴いて姿を現した。まん丸の瞳で嶺二を見つめている。それは彼でも見慣れた茶色い毛の猫だった。
 嶺二は怪訝にその猫を見つめて呟く。

 「何でこの世界に猫が……」
「この世界には猫以外にも多くの魔獣がいるよ? レラが城壁の外に作った森林や鉱山に集まってきてるの」
「なるほど……んで、いくらだ?」
「二千ゴールドになりますっ!」

 聞いたところで、嶺二に払えるお金などない。
 嶺二が猫の頭を撫でると、それは目を閉じてゴロゴロと喉を鳴らす。

「悪い、金持ってねぇわ」
「そう……残念。でもいつかは私のお店で猫ちゃんを買ってってね!」
「お、おう」

 その店を後にした嶺二たちは、しばらく歩いて妙な雰囲気に立ち止まった。

「ん……なんだ?」

 道端で椅子に座って、丸い水晶に手をかざしている者。妖しげなローブで顔を覆っていて、見るからに占いそうな格好。
 それは話し出した。

「あなたの運命を占ってさしあげましょう」

 声からして女性だと分かる。嶺二は頭をかいて。

「あー……悪い、金持ってねぇんだ」
「初回は無料で占ってさしあげますよ」
「おおまじか。なら頼む」
「そこへ座ってください」

 嶺二がその女性の前に置いてある椅子に座ると、水晶が光を発した。

「おお……! 魔法使いみたいだな」

 みたいではなく、恐らく彼女は魔族なのだから魔法使いだ。

「見えました……あなたは今、恋をしていますね?」

 嶺二はキョトンとした顔で。

「恋…………って何だ?」

 占い師の手が小さく跳ねる。

「あなたは恋をしているのです。いいですね?」
「おう……」

 恋をしていることになった嶺二はとりあえず続きを待つ。

「そのお相手は…………シェミル。そうですね?」
「シェミル……?」

 嶺二がシェミルの方を見ると、彼女は下を向いた。
 再び視線を戻すと彼はまたキョトンとした顔で言う。

「ええと……恋してたら俺はシェミルってことか?」

 訳の分からないことを言い出した。
 また占い師の手が跳ねると。

「あなたはシェミルが好きなのです。そうですね?」
「おう。まあな」

 今度はシェミルの肩が跳ねて。

「……嶺二、もう行こ」
「うおっ……ちょ」

 シェミルに引っ張られて無理やり立たされた嶺二は、去り際に占い師に手を振る。

「ありがとなー! また来るぜ!」

 数えていてはキリがない店の数に、魔族の数。かつては嶺二と共に大声を張り上げていた者やその後に生まれた者たちも立派に働いているようだ。

 もちろん、成長したのは魔族だけではない。

「ただいまーっと」

 嶺二たちが帰った本部も、随分と面積を増していた。
 主に初期メンバーの五人だけで使っていた本部は、今では多くの魔族たちが利用している。
 嶺二が立ち止まったのはエレベーターの前。それも一週間前には無かったものだが、十二階建てとなった今ではそれは大いに活躍していた。
 5の数字を押して開いたエレベーターの中に入ると、それは滑らかでありながらも素早く目的階まで到達する。この階には嶺二の自室があるのだが。
 嶺二たちが廊下に出ると、清潔感のある白いスーツを着た一人の女性と鉢合わせする。
 嶺二は手を挙げて。

「ようセリス」
「あら、嶺二さん。こんにちは」

 桃色の髪を頭の後ろでひとつに結わえた女性の名前はセリス。目付きが鋭く、凛とした雰囲気を放っている。彼女は四日前に生まれた魔族で、今ではマリアの秘書のような役割を担当している。
 嶺二は早速、彼女に質問した。

「なぁセリス。お前、金もらってたりするか?」

 セリスは頷いて。

「はい、もちろんいただいておりますよ」
「そうだったのか……本部で働いてる魔族は皆お金もらってたんだな……」

 本部では総勢二百人の魔族が働いている。建築物の設立許可や、敵襲探知、警備、その他それに類する法令を管理している者たちなど。

 嶺二は頭をかいて呟く。

「俺も働かねぇと駄目なのか?」

 今の嶺二は、前のように魔石採掘に駆り出ることはなくなり、それすらも魔族が担当している。今彼がやっていることと言えば、シェミルやドロビィと散歩したり未開拓の大地でテキトーに暴れて身体を温めるくらいだ。

 セリスは首を傾げて返す。

「トップ5の方々は常に重要な役割を担っていると思うのですが」

 トップ5とは、最初にこの地に降り立った嶺二たち五人のことを指して呼ばれる名称。

「いやそれにしてもよ。金が手に入んないんじゃアクセサリーひとつ買えねぇんだ。確かに暮らしで困ることはねぇが、面白味がなくてな」

 嶺二の立場だと、特別何かをしない限り収入は発生しない。
 マリアはハテノチを総括する重鎮であり、ターシャは医療関係のトップ、レラとソールは言うまでもなく最前線でこの街のインフラを支えている。敵でも現れない限り活躍することのない嶺二は無職同然であった。

 セリスは考える素振りをした後、人差し指を立てて言う。

「では、防衛軍の司令官をされてみては?」
「防衛軍か……」

 防衛軍とは、ハテノチを敵の脅威から守る軍隊であり、所属している者の数は千を超える。
 セリスは戦いに関しては右に出る者がいない嶺二にとって、天職だと思ったのだろう。

「マリアに相談してみるか」



           ◇



 本部の十二階……最上階にあたるこのフロアには、巨大な扉を構える一室が鎮座している。
 この世界の最高権力者であるマリアがいる部屋だ。
 
「入るぜ?」

 扉を開けて、清潔感ある白い空間に足を踏み入れたのは嶺二。もちろんシェミルとドロビィも一緒だ。
 艶やかな広い机で頬杖を着いているのはマリアで、相変わらずの鋭い視線を嶺二に向けている。

「ノックをしろバカ者が」

 嶺二はだらだらと歩み寄りながら。

「固いこと言うなよ? んでマリア姉さんよ、ひとつ頼みたいことがあるんだが」

 マリアは頬杖を着いたまま目を細めると「何だ?」と返す。
 嶺二は彼女の前で立ち止まり、親指を自分に向けて言った。

「俺を防衛軍の司令官にしてほしい」
「ダメだ」
「えぇ……」

 即刻拒否された嶺二は肩を沈めるが、すぐに持ち直して。

「何でだよ! 俺があいつらのトップに立てば間違いなく戦力アップだろ?」
「彼らは日々、司令官の下で訓練を行っている。急にお前のような者がそこへ立ってみろ。すぐに防衛軍の体制は崩壊するだろう」

 マリアが言うことは正しい。いくら戦いに秀でているとはいえ、だからといって多くの者の指揮を執れるとは限らない。せっかく魔族たちが築きあげた体制を崩されてはたまったものではないのだ。ましてや直球勝負である嶺二の性格を知っているマリアがそれを許可するはずもなかった。

「でもよマリア、それだと金が手に入んねぇんだ。シェミルやドロビィに何も買ってやれねぇし」

 嶺二はシェミルと頭上のドロビィに手を乗せて言うが……マリアは頬杖をやめ、今度は腕を組んで嶺二に言う。

「貴様、今我々がどのような状況に立たされているか知ってて言っているのか?」
「あ? 何だよ」

 マリアは呆れたようにため息を吐く。

「我々は今、緊急態勢をとっている。いつ異世界の軍勢が攻め込んできてもおかしくはない状況だ。この世界で戦いが始まれば、今のところ防衛軍だけではなく商店エリアの者も駆り出されることになるだろう。しかし全ての者を常として軍事に就かせるわけにはいかない。世界力を高めるためには国づくりが必要になるからだ」

 嶺二はボーッと続きを聞いた。

「確かにお前の戦力は絶大なものだ。だから今は力を持たぬ者に最善の環境を提供してやりたい。嶺二は孤高の強さを誇るが故に秩序を乱す恐れがある。理解してくれ」

 最もなように言いつけられた嶺二は、尻を掻いて気だるげに返事をする。

「はいはい。分かりましたっての。俺は暇してりゃいいんだろ? ちょっと前までは奴隷のように魔石を掘らせてたくせによ」
「だが、ひとつだけ提案がある」

 マリアの言葉に、帰ろうとしていた嶺二は「あ?」と視線を向け直した。
 彼女は至極真剣な顔で。

「教師をやってみないか」
「なっ……」

 当然、その言葉に嶺二の口は詰まった。机がドン! と響いた後。

「教師だぁ!? もっとありえねぇだろ!」

 この世界に唯一存在する魔族の学校……通称『マナビヤ』。生まれたての魔族たちが言語、マナーなど、社会適性を習得するために通っている施設だ。彼らの成長スピードの面から、常に多くの生徒がいるわけでもなく、三日ほどで卒業してしまうのだから教師の負担は少ない。
 しかし先程まで彼のことを、秩序を乱す存在などと言っていたマリアが嶺二をそこへ推薦したのは意外だ。

「お前は子どもが好きだろう? 天職ではないか」
「そういう問題じゃねぇし子どもなんて好きじゃねぇ! 仮に俺が教師をやることになって、お前は何も思わねぇのか?」
「……特には」

 ふざけた様子もないマリアに、嶺二は唾液を飲み下してから引きつった笑みを浮かべる。

「ほ……ほぉ~? 言ったなてめぇ。いいぜ? やってやるよ。その代わり後悔すんじゃねぇぞ?」
「いいだろう。……では、こちらで手配しておく」

 あまりにあっさりな態度で返された嶺二は内心不安に思っているのか、おぼつかない足取りで部屋を出た。



 黒板に白色で書き殴られた「レイジ」の三文字。それをまん丸の目で眺めているのは十二人の子ども。

 教卓が粉砕する。

「みんな大好き嶺二さんが来たぞぉぉぉお!」
「「「わぁぁぁぁい!」」」

 嶺二の記念すべき教師就任一日目は、こうして幕を開けたのだった。
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