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第七章 チート能力人間VS最強の人間
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しおりを挟む「ふむっ……」
損壊した甲都は、錬金術師団の奮闘により回復の一途を辿っている。
「まずは……」
最も、先の戦いによって戦死した者の多くは戦闘要員であり、一般住人や錬金術師たちは避難施設、丙都や乙都といった安全地帯で脅威を凌いでいた。そのおかげもあって、都の修復を手がける錬金術師の数に不足はない。もちろん、レラを師としている者たちなのだから腕の方もお墨付きだ。
「お前からだ! マリア!」
すぐに修復された建物はここ……甲都・本部。広大な面積を誇る建造物……その中の簡素な一室でたった今、嶺二がマリアを指さして叫んだ。
部屋の壁に沿って並べられた椅子には、嶺二が招待した面々が座っている。
「私からか、いいだろう」
マリアは立ち上がって歩き出し、″面接官″の前に置いてある椅子に腰掛けた。
「……………」
部屋の中心にぽつんと置かれた椅子に腰掛けたのはマリア。その前方……長机の上で偉そうに両肘を立てて手を組んでいるのは嶺二。その隣にはセリスが座っている。
嶺二はセリスに手を差し出して言った。
「セリス、例の物を」
「例のもの……? 何ですかそれは……」
「ぐっ……」
例に挙げた物などないのだから、その反応は当然のこと。
彼はセリスに顔を向けると唾を飛ばしながら言う。
「アレだよアレ! 聞くことだ!」
「聞くこと……? ええと、質問内容のことでしょうか」
「それだ!」
どうやら嶺二は自分から「面接をする」と言っておいて、その内容を準備していないらしい。だから隣にセリスを置いたのだろう。丙都の管轄を任され、マリアの右腕でもある彼女なら何とかしてくれると思ったのだ。
「とりあえず、嶺二さんが今聞きたいと思ったことを質問すればいいのでは?」
「お……おう。そうか、そうだよな……」
言ったあと、バンっと机に拳を置いた嶺二はマリアを見据えた。
「へへっ。マリアの本性を暴き出してやるぜ……」
「私はいつだって正直だ。このような面接で得られるものなどないぞ」
イタズラに笑みを浮かべる嶺二に対し、マリアは足を組んで堂々としている。
咳払いをしたセリスが始めに言う。
「まず、この面接を実施する目的ですが。嶺二さんに対する皆さんの認識を確かめるため……でよろしかったですね?」
嶺二は親指を立てて答える。
「その通りだ」
マリアの背後では、ハテノチの主要メンバーたちが様々な表情で座って見守っている。笑顔なのは神様で、無表情なのはソールで……イブソルニアは嶺二を睨みつけており。レラとターシャはやれやれといった様子。なぜか招待されたローゼンは相変わらず不敵に笑っている。逆に招待されずともここにいるシェミルはボーッと立っていた。
セリスが場を進行する。
「では早速ですが嶺二さん、質問を」
「よっしゃ! まずマリア! お前は俺の事をどう思っていやがる!」
嶺二は恥ずかしがることもなく、単刀直入に訊いた。
「ただのバカだろう」
その返答もまた、正直なものだった。
さっそく拳を握ることになった嶺二だが、ここはぐっと堪えて机に押し付ける。
彼は苛立ちを加速させないために、とりあえず罵られる恐れのない質問を放った。
「趣味は?」
「嶺二を罵ること」
机に足をかけた嶺二をセリスが止める。マリアは笑っている。
「落ち着いてください嶺二さん。ここからは私が代わりに質問します」
「ぐっ……頼んだ」
セリスなら上手く場を進めてくれるだろう。気を取り直して、ここからはセリスが質問を再開する。
「マリアお姉さんの……過去とか知りたいです」
頬を染めてモジモジしているセリスの様子からするに、単純にマリアのことを知りたかっただけなのだろう。
それを止めたのは嶺二だ。
「ダメだ。この面接の目的とは関係ねぇだろ」
「え……ですが」
「駄目だ」
嶺二は真剣な顔で言っている。セリスは意を察したのか反論はしなかったが、マリアは言った。
「答えてやる。私がハテノチに来る前のことを」
それから彼女は淡々と、無表情で話し続けた。セリスは聞いた事を後悔するかのように唇を噛み締めて俯き、嶺二はため息をついて頭を搔きながら言う。
「つまりケミル族とか人間ってのはそういう扱い受けてんだよこいつの世界では。過去のことなんて今はどうでもいいだろ」
「ご、ごめんなさい」
マリアは鼻で笑うと、俯いたセリスに言う。
「気にするな。質問を続けろ」
セリスにはこれ以上の進行が難しいと感じた嶺二は、再び代わって質問を投げかける。
「俺のことは好きか?」
「好きだ」
マリアの返答で、唖然とした雰囲気が場を包む。彼女は補足するように言い足した。
「バカに悪党はいない。嫌いではないということだ」
「それ、俺の事バカだって言ってるのか?」
「さっきも言ったことだ」
嶺二は指を鳴らして「次」と。
席は入れ替わり、今度はターシャの番だ。
「よ、よろしくお願いします!」
律儀に頭を下げた彼女に、最初の質問が放たれる。
「俺の事はどう思ってる?」
「つよいひとです! 力も頭もバカで、とても頼りがいがあると感じています!」
嶺二は満更でもない笑顔で声を上げる。
「ま、まぁな! ターシャはよく分かってるぜ! なーはっはっは!」
「初めてこの世界に来た時、第一声で『なぁおい!』と迫られた時は……ヤバいやつに話しかけられた! って思っていましたけど、ちゃんとヤバいやつでした! バカのマヌケでした! 以上です! ……も、もちろん嶺二さんのこと好きですよ私も! えへへ」
嶺二は無表情で「次」と。
「……よろしく頼む」
今度はソール。彼に対しては、嶺二の期待値は高い。自信満々の顔で訊いた。
「ソール、俺の事はどう思ってる?」
「……親しき仲間。頼れる仲間」
嶺二は鼻をふくらませて叫ぶ。
「さっすがソールくんだぜ! んで! 俺の事は好きか!?」
「……ああ」
意気揚々とした「次」が発された。
次に座ったのはレラだ。怪しいものでも見るかのように、嶺二を警戒している。
「何だよレラ。その目は」
「あんた……こんなことを聞いてて恥ずかしくはありませんの?」
「何が恥ずかしいんだ。聞きたいことを聞いてるだけだ」
「はいはい……あんたをどう思っているのか、でしたわね?」
嶺二は指をさして言う。
「ちゃんとパンツ穿いてるのか、だ」
「は……! 穿いてますわよ!」
股をおさえて叫んだレラは次に抗議の声を上げた。
「あんたは逆に、たまにパンツだけ穿いて部屋中歩き回るのをやめてもらえませんこと!?」
「何が悪いんだ?」
「あたま!」
嶺二はその頭をポリポリとかいた後、気を取り直して訊く。
「俺の事をどう思ってる?」
「変態ですわ! 私の胸ばっかり見て!」
「何言ってんだお前? 顔よりデケェからそう見られてる気がするだけだろ。顔の倍はあるぞ、どうなってんだ」
「ぐぬっ! 顔が小さいだけですわ!」
レラは両手でむにゅっと頬を挟んでアピールして見せた。さして興味のなさそうな嶺二は続けて訊いた。
「俺の事は好きか?」
「大っ嫌い! どっか行け!」
「ちょっと転移してくる」
「ままま待ってぇ! りょ、料理を美味しそうに食べてくれるあんたは……す、好きでしてよ?」
瞳を泳がせて言ったレラに、嶺二は「次」と。
「うふふっ」
今度は存在自体が謎に包まれた神様。彼女に対して面接する必要があるのかは疑問だが、嶺二からすればそれも面接対象だ。
邪気を感じさせない笑顔で嶺二を見つめている。さすがの嶺二でもこのような場になると、改めて神の威光というものを感じてしまうのか。やりづらそうにわざとらしく咳払いをして。
「ええと……俺のこと――」
「大好きですっ」
即答だった。軽くあしらわれただけのようにも思えるが。
嶺二は照れくさげに耳をほじってから「次」と。
そこでマリアが立ち上がる。
「嶺二、お前は先ほどからその質問ばかりではないか。好きと言って欲しいだけではないのか。思春期男子はこれだから困る」
嶺二はきょとんとして答えた。
「仲間じゃないやつに好きなんて言わねぇだろ? その言葉が一番分かりやすいだろうが。違うか?」
「なるほど。お前のバカを甘く見ていた私が悪かった。続けてくれ」
むっとする嶺二だが、前に座った次の者を見て目を丸くする。
「シェミル? お前は大丈夫だぞ。小さい頃から一緒にいるんだ、何も疑っちゃいねぇよ」
「……嶺二は、私のこと好き?」
「ん?」
逆に質問してきた。ジトーっとした瞳は一瞬たりとも外されることなく嶺二を見つめている。
彼はすぐに答えた。
「好きだぞ」
「……ぶわっ」
変な音を発したシェミルは慌てたように部屋を出ていった。
嶺二は疑問の表情で見送った後、イブソルニアを指さした。既に彼女の襟は修復されており、堂々と嶺二を睨みつけている。
彼女が椅子に座ると、嶺二は同じ質問をする。
「イブは俺のことどう思ってる?」
「その名で呼ぶな。ソール様にのみ許された愛称であるぞ」
「で、どうなんだ?」
「そうだな……忌々しい」
イブソルニアの拳は握られている、それを見た嶺二も拳を握った。お互いのつま先に力が込められた時には既に、部屋にいた者たちが間に入って二人を遮っていた。
マリアが嶺二を睨みつける。
「ケンカを始めようなどと、バカなことは考えていないな?」
「あ、あったりめぇよ……なぁ、イブちゃん?」
「……ふん」
各々が席に戻ったところで、嶺二は気を取り直して再び訊いた。
「んで、どうなんだ? 俺の事を仲間だと思えるのか?」
彼女の返答を一番気にしているのは嶺二以外の者たちだ。内容によっては″始まる″と分かっているから。
イブソルニアは瞬きもせず、嶺二の目を一点に見据えて言った。
「思えるものか。我がその気になれば、貴様などいつでも仕留めてやれる。今を生かしていただけていること、感謝せよ」
この返答には、さすがの神様も肩を揺らした。しかし嶺二の方を見てみれば、それはきょとんとした面持ち。殺意などは感じられなかった。
嶺二はきょとんとしたまま、親指を立てて外を示す。
「表出ろ。やってやるからよ」
一同が慌てて腰をあげた時、嶺二の頭が鈍い音を立てて机に突っ込んだ。
イブソルニアは平然と椅子に座っている。彼女の仕業ではない。
笑っているのはローゼンだ。視線を集めた彼女は、イブソルニアと席を代わって言う。
「ふふっ……続きをどうぞ?」
震えながら頭を上げる嶺二は引きつった笑顔で訊いた。
「俺のこと……どう思ってんだ。コラ……」
「そうねぇ。君と出会って間もないから、はっきりとしたことは言えないんだけど…………」
ローゼンは目元を歪めると、不気味な瞳で嶺二を見つめて、
「と~ってもイイ声で鳴いてくれるんじゃないかしらぁ?」
美味しいものでも見ているように、ゴクリと喉を鳴らした。
「この……女っ……!」
思うように動かせない身体を震わせている嶺二は、ローゼンを恨めしく睨みつけている。
「夜が楽しみね……? 絶対に、閃血の精霊は私のものにしてやるんだから」
そこで仕切るように手を叩いたのはマリア。
「面接はこれで終わりだ。各自仕事に戻れ。嶺二は拷問に備えておくように」
それを聞いた皆はのろのろと部屋を出ていく。
そんな中で、ローゼンの力から解放された嶺二は慌ただしく立ち上がって叫ぶ。
「おいマリア! やっぱりお前、俺のこと粗末にしてんだろ!」
「ローゼンの行いが許容範囲を超えていると分かった時は、然るべき措置をとってやる。安心して鳴け」
「ぐっ……こいつ。おいイブソルニアからも何か言っ……」
そのイブソルニアは、ローゼンの眼前に迫って彼女を睨みつけていた。ガンと見開いた瞳で。
「嶺二を殺してみろ……その時は我が貴様を殺す。横取りは許さんからな。こいつを殺すのは我だ」
「ふふっ……気をつけておくわね」
その様子を見た嶺二は肩を落とし、ため息をついて呟いた。
「どいつもこいつも……俺の事を何だと思っていやがんだ」
悲嘆しつつも、修復された甲都を見た彼が興奮して、シェミルやドロビィと共に街を駆け回るのはこの後すぐのこと。
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