本当だと思えること

空莵

文字の大きさ
1 / 1

本当に好きだと思えること

しおりを挟む
私は高校になってから、バスケ部に入部した。
だが、私の好きなのは卓球だった。
私は中学の時イジメがあり、退部した。
それからも、ちょこちょこ打ち込みなどしていた。
高校生になって、私は友達に誘われバスケ部に入ったものの、親に「生き生きとバスケをしてない。本当のお前やない。」そう言われて、私は「本当の自分じゃないけど、頑張ってる。誰よりも強くなって笑うんだ!」そう思ってたから、必死に頑張ってやって来ていたが、大きなトラブルが発生し、私はバスケ部から出ることにした。
私は、バスケも好きだし、ここまでやって来たのに。って思ってる。だが、自分に嘘ついてまでやりたくはなかった。
心の奥底に好きな卓球のこともしまい込んで、私は時分自信をしまい込んでた。
できるだけ仲間に馴染めるように、できるだけ仲間と仲良くしようと、私には絶対無理なことを笑って過ごしてきた。
家族はそんな私を見て、窮屈そうと思っていたのだろう。
きっとバスケを辞めたら、後悔はする。
だけど、卓球をやってないことにも後悔はする。
バスケを辞めた時よりもひどく、絶対に後悔する。
後悔をするのなら、私は好きなことをして、バスケを辞めたことに後悔をしたい。
例えどんな事があっても、私は卓球を愛して卓球に命を預ける。
しおりを挟む

この作品は感想を受け付けておりません。

あなたにおすすめの小説

壊れていく音を聞きながら

夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。 妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪 何気ない日常のひと幕が、 思いもよらない“ひび”を生んでいく。 母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。 誰も気づきがないまま、 家族のかたちが静かに崩れていく――。 壊れていく音を聞きながら、 それでも誰かを思うことはできるのか。

雪の日に

藤谷 郁
恋愛
私には許嫁がいる。 親同士の約束で、生まれる前から決まっていた結婚相手。 大学卒業を控えた冬。 私は彼に会うため、雪の金沢へと旅立つ―― ※作品の初出は2014年(平成26年)。鉄道・駅などの描写は当時のものです。

悪意のパーティー《完結》

アーエル
ファンタジー
私が目を覚ましたのは王城で行われたパーティーで毒を盛られてから1年になろうかという時期でした。 ある意味でダークな内容です ‪☆他社でも公開

友人の結婚式で友人兄嫁がスピーチしてくれたのだけど修羅場だった

海林檎
恋愛
え·····こんな時代錯誤の家まだあったんだ····? 友人の家はまさに嫁は義実家の家政婦と言った風潮の生きた化石でガチで引いた上での修羅場展開になった話を書きます·····(((((´°ω°`*))))))

ある辺境伯の後悔

だましだまし
恋愛
妻セディナを愛する辺境伯ルブラン・レイナーラ。 父親似だが目元が妻によく似た長女と 目元は自分譲りだが母親似の長男。 愛する妻と妻の容姿を受け継いだ可愛い子供たちに囲まれ彼は誰よりも幸せだと思っていた。 愛しい妻が次女を産んで亡くなるまでは…。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

【完結】あなたに知られたくなかった

ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。 5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。 そんなセレナに起きた奇跡とは?

10年前に戻れたら…

かのん
恋愛
10年前にあなたから大切な人を奪った

処理中です...