森のハーピィ

なかなか

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第1章

第1羽:ハーピィだヨ

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ハーピィだヨ

ハーピィ日記書く
人間に紙もらった
ペンももらった

なにかけばいい?って聞いたらなんでもいいっていってた。

なんでもってなんだろう

日記かいたら?って言われたから日記書く

日記ていうのは、毎日あったことを書くんだって

だから、ハーピィ日記書くことにした

今日は狩をした
大きな鳥がいた
背中からがしって足で掴んだら簡単だった

人間のところまで持っていって、一緒に食べよーっていったらビミョーな顔された

人間はせっかくあげたお肉を焼いて食べようとしてた

そのままの方が美味しいよ、って教えてあげたのに
食べ方がわからないのかな? 

目の前でがぶって食べた
そしたら人間、青い顔して走っていっちゃった

帰ってきた時、酸っぱい匂いした
ハーピィに隠れて何か食べてたんだ!
人間はせっかくのお肉焼いて食べちゃった
もったいないなぁ

食べ終わった後、指ペロペロしてたら人間がまた青い顔してた
どしたの?って聞いたらなんでもないっていってた

人間ってやっぱり変

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