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case.4
理想の子どもが欲しい老女③
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気がつくと雑貨屋の主は草原の上に立っていた。若々しい草が心地よい風を受けて揺らめいている。頭上には半透明のような青空がどこまでも広がっていた。どんな高価な青い宝石もこの空には勝てまい。
雑貨屋の主は深く息を吸い込んだ。懐かしい香りだ。本当の家に帰って来たという想いが胸いっぱいに広がった。
ふり返ると、白いドーム型のテント――ゲルが建っていた。壁のフェルトにできた染みの位置でわかる。ここはかつて住んでいた家だ。
ドアを開けて中に入ると我が家であることは間違いなかった。ゲルの内部にはベッドなど必要最低限の家具の他に、他者から見ればゴミとしか思えないガラクタが積み上げられていた。大切な商売道具だ。
その昔、自分と同じ遊牧民は商売を毛嫌いしていたという。自給自足だけで生きていけた頃はそもそも商売は必要なかった。雑貨屋の主が生まれたのはそういう時代ではなかった。多くの者が町に働きに出たが、安定した仕事に就けずに物乞いになる者もたくさんいた。
雑貨屋の主は生きるために必死で商売を覚えた。元手の金はなかったが、ゴミの中から使えそうな物を見つけ、修理して売って稼いだ。大天災地変(だいてんさいちへん)で世界が壊れた後も、そうやって暮らして来た。
ガラクタを使える物に変えることを、雑貨屋の主はある種の錬金術だと思っていた。プライドを持ってやっていた。なのに……。
実の息子は母の仕事を毛嫌いしていた。
「ゴミを漁って生きるなんて、物乞いと変わらない」
酷いことも言われた。
「もっとまともで人間らしい生活を送るべきだ。中央に行こう、母さん」
息子はこれまで生きた土地を、無整備地区を捨てろという。なんて酷い子どもだろうか。
「私の子どもはあの子だけだよ」
雑貨屋の主はガラクタで出来た人形のことを思った。人形はすでに彼女の中では人間だった。
【かあさん。かあさん】
小さな声がゲルに響いた。
「私を呼んでいるのか」
【そうだよかあさん。僕たちを産んでよ。かあさん】
雑貨屋の主は耳をそばだてた。声はガラクタの方から聞こえて来る。
【捨てられた僕たちをかあさんは拾ってくれた。今度はあたらしい僕たちにしてよ】
「ああ、わかったよ」
雑貨屋の主は物入れを改めた。そこには使い慣れた道具が入っている。
刷毛でガラクタの汚れを丁寧に取り除いて行く。
【きもちいいよ、かあさん】
「そうかい」
雑貨屋の主は優し気に目を細めた。
ゴミを修理し始めたのは生活のためだった。けれどいつしか、彼女の中でもっと大きな意味を持つようになって行った。年を取って出来ないことが増えるほどにその意味は大きさを増した。息子が自分を捨てて中央都市に行ってしまってからは、ゴミの修理はかけがえのない営みとなった。
「お前たちはまだ役に立てるんだよ」
綺麗にしたガラクタを雑貨屋の主は修理して行った。不思議と若い頃のように体がよく動いた。ガラクタはみるみるうちに生まれ変わった。
座り心地のよさそうな椅子、小さくて可愛らしい宝物入れ、丈夫そうな棚。魔法みたいに次々と出来て行く。
「こんにちは。素敵なお店はここかしら」
ゲルの外で少女の声がした。
「私、素敵な物を買いに来たの。ここなら売ってくれるって聞いたわ」
「お嬢ちゃんは何が欲しい?」
「オルゴールよ。可愛い葦毛のお馬さんのお人形がついていると嬉しいわ。曲はね、『草原の子守歌』がいいわ」
その曲は、雑貨屋の主の故郷で最もポピュラーな子守歌だった。
「残念だけどオルゴールはないよ」
「絶対にあるわ。よく探してよ」
雑貨屋の主はガラクタが積み上げられているところを再び見た。壊れたオルゴールが無造作に置かれていた。さっきはなかったはずだ。この世界では不思議なことばかり起きる。
「……少し時間を頂くよ」
「いつまでも待っているわ」
雑貨屋の主はすぐにオルゴールの修理に取り掛かった。主要部品を分解し、汚れを取り除いて行く。金属部分はよく磨くと驚くほど綺麗になった。ペイントの禿げたところは塗り直した。ネジはいくつか駄目になっていたから、似たようなネジで代用した。
「そのオルゴールね。昔、お婆ちゃんがくれたの」
少女はふいに呟いた。
「そうかい」
「私はお婆ちゃんが大好きなの」
「それはいいことだ」
「だけどお婆ちゃんはお父さんと喧嘩しちゃったから、もう一緒に暮せないの。私は二人に仲直りをして欲しい」
雑貨屋の主は「そうかい」と答えることができなかった。少女の正体に気づいたからだ。
「お前さんがそう願ったところで、壊れた関係は簡単には直らないもんだ」
「お婆ちゃんは壊れたものをなんでも直して来たのに?」
雑貨屋の主の手がぴたりと止まった。
「お父さんはお婆ちゃんにもっといい生活をして欲しいと思っていた。だから中央で暮らそうって言ったのよ」
「……私にとって一番いいのは今の生活だよ」
雑貨屋の主はオルゴールの修理を再開した。綺麗にした部品を組み直し、ネジをしっかりと閉める。
「お父さん、昔言ってた。お婆ちゃんは過去ばかり見てるって。もっと未来も見て欲しいって」
「だからって、過去を捨て去るような生き方はごめんだ。価値観が違うんだ。お前達とはもう一緒に暮らせない」
オルゴールが動くか確認するためにネジを巻いた。
「壊れたらもう終わりなんて寂しいわよ。どれだけ時間がかかっても私は家族を修理したい」
懐かしいメロディーが響き渡った。愛しい我が子が心地よく眠るために歌われる曲。かつては何度も息子に聞かせ、孫にも聞かせた。息子のことは愛していた。彼の嫁も、可愛い孫も愛していた。……確かに今も。
「ううん。直してみせるわ。私はお婆ちゃんの孫だもの」
かつて自分の両手に収まる程小さかった孫は、きっぱりとそう言ってのけるまでに成長していた。対して自分はどうだろうか。変化を嫌い、いつの間にかさび付いていた。打ち捨てられ、もう二度と日の目を見ることはないといじけているガラクタたちのように。
【かあさん、かあさん】
ガラクタたちがまた雑貨屋の主を呼んだ。
【直して、直して。あたらしくして】
その声に、一瞬でも弱気になったのがおかしくなった。自分はこれまで何度も錬金術にも劣らない手業でガラクタを蘇らせて来たというのに。
「ディナラ。私は壊れたものなら何でも直せると自負して来た。なのに……家族ひとつ直せないなら、とんだ思い上がりだね。そんなんじゃ私のプライドに傷がつく」
「お婆ちゃん……!」
「『これ』の修理にはかなりの時間を頂くよ」
「いつまでも待っているわ」
少女はオルゴールに合わせて歌った。雑貨屋の主もつられて歌っていた。ゲルの外と中で歌が重なる。懐かしい心地よさだった。
雑貨屋の主は妄想から覚めると、開口一番に言った。
「悪くない品だった。だが刺さる人間が狭すぎるのが気になった。まるでオーダーメイド品だな」
雑貨屋の顔には「お前たちの魂胆などすべてお見通しだ」と書いていた。
「うちの孫が世話になったようだ」
「何のことかな」
「ふふ、まぁいい。タダでこれだけして貰ったんだ。文句はない」
「で、どうする。このまま買うかい?」
雑貨屋の主は首を横に振った。
「息子の心はしばらく必要なくなった。あの子の兄をまずは何とかしなくちゃいけなくなったんだ」
「そうかい。妄想が必要になったらいつでもあたしに頼みな」
パラノイアはディナラたちが隠れている方に視線を向けた。会話が聞こえていたのか、ディナラは嬉しそうに微笑んだ。
次の日。パラノイアは店を休むことにした。
【いきなりどうしたんだヨ】
「久しぶりに婆さんの墓参りでも行こうかと思ってさ」
【ディナラたちに感化されたのカァ? 影響されやすい奴!】
「そんなんじゃないよ。あんまり行かないと婆さんが不機嫌になると思っただけさ」
リビドーは挑発的にふふんと笑うと、相棒の肩に乗った。
【おいらもついて行くゼ!】
パラノイアは綺麗な花と婆さんの好物だったハーブ入りクッキーでも買って行ってやるかと、晴れ晴れした気持ちで出掛けて行った。
雑貨屋の主は深く息を吸い込んだ。懐かしい香りだ。本当の家に帰って来たという想いが胸いっぱいに広がった。
ふり返ると、白いドーム型のテント――ゲルが建っていた。壁のフェルトにできた染みの位置でわかる。ここはかつて住んでいた家だ。
ドアを開けて中に入ると我が家であることは間違いなかった。ゲルの内部にはベッドなど必要最低限の家具の他に、他者から見ればゴミとしか思えないガラクタが積み上げられていた。大切な商売道具だ。
その昔、自分と同じ遊牧民は商売を毛嫌いしていたという。自給自足だけで生きていけた頃はそもそも商売は必要なかった。雑貨屋の主が生まれたのはそういう時代ではなかった。多くの者が町に働きに出たが、安定した仕事に就けずに物乞いになる者もたくさんいた。
雑貨屋の主は生きるために必死で商売を覚えた。元手の金はなかったが、ゴミの中から使えそうな物を見つけ、修理して売って稼いだ。大天災地変(だいてんさいちへん)で世界が壊れた後も、そうやって暮らして来た。
ガラクタを使える物に変えることを、雑貨屋の主はある種の錬金術だと思っていた。プライドを持ってやっていた。なのに……。
実の息子は母の仕事を毛嫌いしていた。
「ゴミを漁って生きるなんて、物乞いと変わらない」
酷いことも言われた。
「もっとまともで人間らしい生活を送るべきだ。中央に行こう、母さん」
息子はこれまで生きた土地を、無整備地区を捨てろという。なんて酷い子どもだろうか。
「私の子どもはあの子だけだよ」
雑貨屋の主はガラクタで出来た人形のことを思った。人形はすでに彼女の中では人間だった。
【かあさん。かあさん】
小さな声がゲルに響いた。
「私を呼んでいるのか」
【そうだよかあさん。僕たちを産んでよ。かあさん】
雑貨屋の主は耳をそばだてた。声はガラクタの方から聞こえて来る。
【捨てられた僕たちをかあさんは拾ってくれた。今度はあたらしい僕たちにしてよ】
「ああ、わかったよ」
雑貨屋の主は物入れを改めた。そこには使い慣れた道具が入っている。
刷毛でガラクタの汚れを丁寧に取り除いて行く。
【きもちいいよ、かあさん】
「そうかい」
雑貨屋の主は優し気に目を細めた。
ゴミを修理し始めたのは生活のためだった。けれどいつしか、彼女の中でもっと大きな意味を持つようになって行った。年を取って出来ないことが増えるほどにその意味は大きさを増した。息子が自分を捨てて中央都市に行ってしまってからは、ゴミの修理はかけがえのない営みとなった。
「お前たちはまだ役に立てるんだよ」
綺麗にしたガラクタを雑貨屋の主は修理して行った。不思議と若い頃のように体がよく動いた。ガラクタはみるみるうちに生まれ変わった。
座り心地のよさそうな椅子、小さくて可愛らしい宝物入れ、丈夫そうな棚。魔法みたいに次々と出来て行く。
「こんにちは。素敵なお店はここかしら」
ゲルの外で少女の声がした。
「私、素敵な物を買いに来たの。ここなら売ってくれるって聞いたわ」
「お嬢ちゃんは何が欲しい?」
「オルゴールよ。可愛い葦毛のお馬さんのお人形がついていると嬉しいわ。曲はね、『草原の子守歌』がいいわ」
その曲は、雑貨屋の主の故郷で最もポピュラーな子守歌だった。
「残念だけどオルゴールはないよ」
「絶対にあるわ。よく探してよ」
雑貨屋の主はガラクタが積み上げられているところを再び見た。壊れたオルゴールが無造作に置かれていた。さっきはなかったはずだ。この世界では不思議なことばかり起きる。
「……少し時間を頂くよ」
「いつまでも待っているわ」
雑貨屋の主はすぐにオルゴールの修理に取り掛かった。主要部品を分解し、汚れを取り除いて行く。金属部分はよく磨くと驚くほど綺麗になった。ペイントの禿げたところは塗り直した。ネジはいくつか駄目になっていたから、似たようなネジで代用した。
「そのオルゴールね。昔、お婆ちゃんがくれたの」
少女はふいに呟いた。
「そうかい」
「私はお婆ちゃんが大好きなの」
「それはいいことだ」
「だけどお婆ちゃんはお父さんと喧嘩しちゃったから、もう一緒に暮せないの。私は二人に仲直りをして欲しい」
雑貨屋の主は「そうかい」と答えることができなかった。少女の正体に気づいたからだ。
「お前さんがそう願ったところで、壊れた関係は簡単には直らないもんだ」
「お婆ちゃんは壊れたものをなんでも直して来たのに?」
雑貨屋の主の手がぴたりと止まった。
「お父さんはお婆ちゃんにもっといい生活をして欲しいと思っていた。だから中央で暮らそうって言ったのよ」
「……私にとって一番いいのは今の生活だよ」
雑貨屋の主はオルゴールの修理を再開した。綺麗にした部品を組み直し、ネジをしっかりと閉める。
「お父さん、昔言ってた。お婆ちゃんは過去ばかり見てるって。もっと未来も見て欲しいって」
「だからって、過去を捨て去るような生き方はごめんだ。価値観が違うんだ。お前達とはもう一緒に暮らせない」
オルゴールが動くか確認するためにネジを巻いた。
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懐かしいメロディーが響き渡った。愛しい我が子が心地よく眠るために歌われる曲。かつては何度も息子に聞かせ、孫にも聞かせた。息子のことは愛していた。彼の嫁も、可愛い孫も愛していた。……確かに今も。
「ううん。直してみせるわ。私はお婆ちゃんの孫だもの」
かつて自分の両手に収まる程小さかった孫は、きっぱりとそう言ってのけるまでに成長していた。対して自分はどうだろうか。変化を嫌い、いつの間にかさび付いていた。打ち捨てられ、もう二度と日の目を見ることはないといじけているガラクタたちのように。
【かあさん、かあさん】
ガラクタたちがまた雑貨屋の主を呼んだ。
【直して、直して。あたらしくして】
その声に、一瞬でも弱気になったのがおかしくなった。自分はこれまで何度も錬金術にも劣らない手業でガラクタを蘇らせて来たというのに。
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「お婆ちゃん……!」
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「いつまでも待っているわ」
少女はオルゴールに合わせて歌った。雑貨屋の主もつられて歌っていた。ゲルの外と中で歌が重なる。懐かしい心地よさだった。
雑貨屋の主は妄想から覚めると、開口一番に言った。
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雑貨屋の顔には「お前たちの魂胆などすべてお見通しだ」と書いていた。
「うちの孫が世話になったようだ」
「何のことかな」
「ふふ、まぁいい。タダでこれだけして貰ったんだ。文句はない」
「で、どうする。このまま買うかい?」
雑貨屋の主は首を横に振った。
「息子の心はしばらく必要なくなった。あの子の兄をまずは何とかしなくちゃいけなくなったんだ」
「そうかい。妄想が必要になったらいつでもあたしに頼みな」
パラノイアはディナラたちが隠れている方に視線を向けた。会話が聞こえていたのか、ディナラは嬉しそうに微笑んだ。
次の日。パラノイアは店を休むことにした。
【いきなりどうしたんだヨ】
「久しぶりに婆さんの墓参りでも行こうかと思ってさ」
【ディナラたちに感化されたのカァ? 影響されやすい奴!】
「そんなんじゃないよ。あんまり行かないと婆さんが不機嫌になると思っただけさ」
リビドーは挑発的にふふんと笑うと、相棒の肩に乗った。
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