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噛み合わない怖いもの
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カラン、と涼し気なドアベルと共に
「てんちょうさん!パンケーキください!」
と幼い元気な声が響く。後ろから、こら、と優しく窘める柔らかな女性の声がして、郁は微笑みながら少し首を傾げた。
「この時間なの、珍しいですね。何かありました?」
よいしょ、とカウンター席によじ登った子供がニコニコと、違うよ、と答える。
「おとうさん、おそくなるから来たの!」
寛隆のすぐ近くに座ってしまった子供に、女性は申し訳なさそうにしながら小さく頭を下げた。寛隆も問題ないと伝える為に頭を下げ返しながら、その目は子供の手首に向いている。
その細い手首には色は違うけれど寛隆と同じ組み紐が巻いてあったからだ。
「その組み紐……」
瞬間、母親らしき女性の顔が僅かに強張った為、寛隆も時計に隠れて見えにくい自分の組み紐を見せた。途端にホッとしたような笑みを浮かべた母親は少し申し訳なさそうな顔で
「何度も作ってもらっているんですが、ヤンチャな盛りで……」
と息子の手首を見る。確かに汚れて擦り切れそうになったそれは、寛隆の突然切れてしまう状態とは違うようだ。
「今日は何色が良い?」
郁も慣れているのか、子供に色とりどりの組み紐を見せている。子供は精一杯の難しそうな顔を作ってから、
「ピンク!」
と元気よく答える。
「子供は色んな所に潜りこんでしまうから、すぐ汚して切ってしまうんですよね。申し訳なくて……。でも前みたいにお化けがいる、って暗い所を怖がるよりヤンチャ過ぎる方が安心します」
「お化けがいる……?」
「ええ、実は……」
※ ※ ※ ※
それは1年程前、郁が店の前を掃除している時に起こった。
店の近くにはバス停があって色々な人達がいる中で、珍しく今日は2つの影しかない日だったから起こったのかも知れない。女性のヒステリックな声がした。
「そんな物いないわよ!気持ち悪い事言わないでっていつも言ってるでしょう!!」
子供の手を振り払ってまで叫ぶその様子は尋常ではない。子供もわんわんと泣きながら、自分の服の裾を力一杯握り締め訴えている。
「嘘じゃないもん……!本当にいるんだもん……!!」
「そんなにお母さんを困らせて楽しい!?」
「いるもん……嘘じゃないもん……!!」
郁は一旦箒を置いて親子に近寄った。気が昂っているのだろう。母親に射殺されんばかりの視線を向けられたけれど、構わず泣き続ける子供の背に手を置いて宥める様にさする。
それから睨み続ける母親に微笑みかけた。
「見えないって怖いですよね」
私が悪いって言いたいの、と言わんばかりの母親から視線を逸らし、今度は子供に
「見えるのも、怖いよね」
と微笑みかける。続けた言葉に母親が息を飲んだのが分かった。
「そこにいるのは痛そうにしてるおじさんかな?」
今までの会話に子供が見ている幽霊の状態は一言もなかったから、母親も息子が毎日訴えていた言葉と一致していて驚いたのだろう。
「そうだよ!ずっと、いたい、いたい、って言ってるの!僕、うそついてないよ……!!」
大粒の涙を流す子供の丸い頬を服の袖で拭いてやりながら、
「俺にも見えるよ。痛そうにしてるね。毎日見えて怖かったね」
というと、信じてもらえた安心感からか子供はますます泣きじゃくり郁にしがみつく。驚いて固まったままの母親を振り返り、
「疑いたくないのに信じてあげられなかったのも、辛かったですね」
と微笑みかけると、今度は母親も顔をくしゃりと歪め泣き出してしまった。
きっとこの母親は息子を信じたかっただろう。しかし自分には何も見えない。
“見えない友達がいる”程度なら子供特有の物として受け入れられたかも知れないけれど、我が子は痛いと叫ぶ男性がいる、と言う。妙にリアルなそれは息子を信じたい気持ちと、見えないからこそそんな物はいないと否定したい気持ちで板挟みになってしまったのだ。
「すぐそこで喫茶店をしてるんです。良かったら来ませんか」
涙でぐちゃぐちゃになってしまった2人はこのまま外を歩けないと判断したのだろう。母親は何も言わずに付いてきた。
開店前に来た2人に憲太郎は少し驚いたようだったけれど、郁にしがみついて泣きじゃくる子供と懸命に涙を止めようとしながらも止められずにいる母親に何かを察したか、無言でおしぼりとお冷を差し出した。
母親は恐縮しながらもおしぼりで目元を押さえている。まだ郁にしがみついたままグスグスと鼻を鳴らしている子供に郁は何本か組み紐を取って見せた。
「この中でどの色が好き?」
「……黄色」
「ひまわりの色だね。きっと元気が出るよ」
そう言いながら一旦床に降ろし、手首に組み紐を巻く。子供はまだ鼻を鳴らしていたが、
「少しだけ勇気を出して外に行ってみようか」
と言われ顔を強張らせたまま出て行った。
残された母親は、どうして、と非難がましい顔をしていたが外に行った息子が驚いたような顔をした後満面の笑みになったのを見て驚いている。
「どういう事ですか……?」
仏頂面の憲太郎に少し怯えながらも詰め寄る母親に、憲太郎は外でキャッキャと笑い声を上げ始めた子供を一瞥してから答えた。
「郁兄さん……うちの店長の組み紐、お守りになるんすよ。見えなくなるだけでお祓いが出来るわけじゃないですけど、結構いるんすよね。見えて困ってる人」
それを聞きまた母親の顔がくしゃりと歪む。
「あの子、ずっといるって言ってたのに、私、酷い言葉をぶつけてしまって……!」
「その言葉が酷いと思ってるんなら、あんたが怖かったのは“見えない事”で息子さん自身じゃなかったって事でしょ。俺も見えないから見える人の恐怖はわかりませんからね。急に何かいるとか言われたらそりゃ怖いっすよ」
せっかく耐えていた涙がまたボロボロと流れて行く。憲太郎はそれ以上何も言わず、母親も何も言わない。嗚咽だけが響く店内に明るく笑う子供の声がドアベルと共に響いた。
「お母さん、見えなくなってた!すごいよ!てんちょうさん、見えなくしてくれた!」
母親はカウンター席から飛び降りてそんな息子の小さな体を力一杯抱き締める。
「ごめんね、怖かったね……!信じてあげられなくてごめんね……!!」
「お母さん泣いてるの?もうだいじょうぶだよ。こわいの、いなくなったから」
それでもごめんね、と言い続ける母親の肩を郁がそっと叩く。
「1人で抱えるのは辛かったでしょう。俺に出来る事は組み紐を作る事くらいですけど、またいつでも来てください」
「ありがとう、本当に、ありがとうございます……!」
まだ泣いている母親の腕の中からひょこ、っと顔を出した子供は泣き腫らした目で目ざとくパンケーキのイラストを見つけて
「てんちょうさん、パンケーキください!」
と元気に手を上げて、店内にはようやく明るい笑顔が戻った。
※ ※ ※ ※
「あの時店長さんに出会わなかったら、と思うとぞっとします。旦那にも言い過ぎだ、と心配されるくらいあの頃の私は追い詰められていたので……本当に店長さんには感謝しているんです」
「てんちょうさん、おばけ見えなくしてくれるから、好きー!」
子供の無邪気な一言に寛隆の心が一瞬揺れる。
(俺の郁さんへの感情は、この子と同じ――?)
パンケーキとどっちが好き?なんて冗談めかして子供に訊いている郁と不意に目が合って、思わず逸らしてしまった理由は寛隆自身にもわからない。
3人が帰って、相変わらず憲太郎の見守りのもとで家の鍵を閉めた郁はふぅ、と小さく息をついた。
(今日の寛隆君ちょっと変だったな)
あれは何だったんだろう。何か言いたそうな、でも違うような、あの感じは。
首を傾げつつ目に入ったカレンダーで「あ」と声が漏れる。
「そろそろか……。まあいつも通り酷くならないだろうけど」
冷蔵庫から取り出した抑制剤を水と共に流し込んだ。
「てんちょうさん!パンケーキください!」
と幼い元気な声が響く。後ろから、こら、と優しく窘める柔らかな女性の声がして、郁は微笑みながら少し首を傾げた。
「この時間なの、珍しいですね。何かありました?」
よいしょ、とカウンター席によじ登った子供がニコニコと、違うよ、と答える。
「おとうさん、おそくなるから来たの!」
寛隆のすぐ近くに座ってしまった子供に、女性は申し訳なさそうにしながら小さく頭を下げた。寛隆も問題ないと伝える為に頭を下げ返しながら、その目は子供の手首に向いている。
その細い手首には色は違うけれど寛隆と同じ組み紐が巻いてあったからだ。
「その組み紐……」
瞬間、母親らしき女性の顔が僅かに強張った為、寛隆も時計に隠れて見えにくい自分の組み紐を見せた。途端にホッとしたような笑みを浮かべた母親は少し申し訳なさそうな顔で
「何度も作ってもらっているんですが、ヤンチャな盛りで……」
と息子の手首を見る。確かに汚れて擦り切れそうになったそれは、寛隆の突然切れてしまう状態とは違うようだ。
「今日は何色が良い?」
郁も慣れているのか、子供に色とりどりの組み紐を見せている。子供は精一杯の難しそうな顔を作ってから、
「ピンク!」
と元気よく答える。
「子供は色んな所に潜りこんでしまうから、すぐ汚して切ってしまうんですよね。申し訳なくて……。でも前みたいにお化けがいる、って暗い所を怖がるよりヤンチャ過ぎる方が安心します」
「お化けがいる……?」
「ええ、実は……」
※ ※ ※ ※
それは1年程前、郁が店の前を掃除している時に起こった。
店の近くにはバス停があって色々な人達がいる中で、珍しく今日は2つの影しかない日だったから起こったのかも知れない。女性のヒステリックな声がした。
「そんな物いないわよ!気持ち悪い事言わないでっていつも言ってるでしょう!!」
子供の手を振り払ってまで叫ぶその様子は尋常ではない。子供もわんわんと泣きながら、自分の服の裾を力一杯握り締め訴えている。
「嘘じゃないもん……!本当にいるんだもん……!!」
「そんなにお母さんを困らせて楽しい!?」
「いるもん……嘘じゃないもん……!!」
郁は一旦箒を置いて親子に近寄った。気が昂っているのだろう。母親に射殺されんばかりの視線を向けられたけれど、構わず泣き続ける子供の背に手を置いて宥める様にさする。
それから睨み続ける母親に微笑みかけた。
「見えないって怖いですよね」
私が悪いって言いたいの、と言わんばかりの母親から視線を逸らし、今度は子供に
「見えるのも、怖いよね」
と微笑みかける。続けた言葉に母親が息を飲んだのが分かった。
「そこにいるのは痛そうにしてるおじさんかな?」
今までの会話に子供が見ている幽霊の状態は一言もなかったから、母親も息子が毎日訴えていた言葉と一致していて驚いたのだろう。
「そうだよ!ずっと、いたい、いたい、って言ってるの!僕、うそついてないよ……!!」
大粒の涙を流す子供の丸い頬を服の袖で拭いてやりながら、
「俺にも見えるよ。痛そうにしてるね。毎日見えて怖かったね」
というと、信じてもらえた安心感からか子供はますます泣きじゃくり郁にしがみつく。驚いて固まったままの母親を振り返り、
「疑いたくないのに信じてあげられなかったのも、辛かったですね」
と微笑みかけると、今度は母親も顔をくしゃりと歪め泣き出してしまった。
きっとこの母親は息子を信じたかっただろう。しかし自分には何も見えない。
“見えない友達がいる”程度なら子供特有の物として受け入れられたかも知れないけれど、我が子は痛いと叫ぶ男性がいる、と言う。妙にリアルなそれは息子を信じたい気持ちと、見えないからこそそんな物はいないと否定したい気持ちで板挟みになってしまったのだ。
「すぐそこで喫茶店をしてるんです。良かったら来ませんか」
涙でぐちゃぐちゃになってしまった2人はこのまま外を歩けないと判断したのだろう。母親は何も言わずに付いてきた。
開店前に来た2人に憲太郎は少し驚いたようだったけれど、郁にしがみついて泣きじゃくる子供と懸命に涙を止めようとしながらも止められずにいる母親に何かを察したか、無言でおしぼりとお冷を差し出した。
母親は恐縮しながらもおしぼりで目元を押さえている。まだ郁にしがみついたままグスグスと鼻を鳴らしている子供に郁は何本か組み紐を取って見せた。
「この中でどの色が好き?」
「……黄色」
「ひまわりの色だね。きっと元気が出るよ」
そう言いながら一旦床に降ろし、手首に組み紐を巻く。子供はまだ鼻を鳴らしていたが、
「少しだけ勇気を出して外に行ってみようか」
と言われ顔を強張らせたまま出て行った。
残された母親は、どうして、と非難がましい顔をしていたが外に行った息子が驚いたような顔をした後満面の笑みになったのを見て驚いている。
「どういう事ですか……?」
仏頂面の憲太郎に少し怯えながらも詰め寄る母親に、憲太郎は外でキャッキャと笑い声を上げ始めた子供を一瞥してから答えた。
「郁兄さん……うちの店長の組み紐、お守りになるんすよ。見えなくなるだけでお祓いが出来るわけじゃないですけど、結構いるんすよね。見えて困ってる人」
それを聞きまた母親の顔がくしゃりと歪む。
「あの子、ずっといるって言ってたのに、私、酷い言葉をぶつけてしまって……!」
「その言葉が酷いと思ってるんなら、あんたが怖かったのは“見えない事”で息子さん自身じゃなかったって事でしょ。俺も見えないから見える人の恐怖はわかりませんからね。急に何かいるとか言われたらそりゃ怖いっすよ」
せっかく耐えていた涙がまたボロボロと流れて行く。憲太郎はそれ以上何も言わず、母親も何も言わない。嗚咽だけが響く店内に明るく笑う子供の声がドアベルと共に響いた。
「お母さん、見えなくなってた!すごいよ!てんちょうさん、見えなくしてくれた!」
母親はカウンター席から飛び降りてそんな息子の小さな体を力一杯抱き締める。
「ごめんね、怖かったね……!信じてあげられなくてごめんね……!!」
「お母さん泣いてるの?もうだいじょうぶだよ。こわいの、いなくなったから」
それでもごめんね、と言い続ける母親の肩を郁がそっと叩く。
「1人で抱えるのは辛かったでしょう。俺に出来る事は組み紐を作る事くらいですけど、またいつでも来てください」
「ありがとう、本当に、ありがとうございます……!」
まだ泣いている母親の腕の中からひょこ、っと顔を出した子供は泣き腫らした目で目ざとくパンケーキのイラストを見つけて
「てんちょうさん、パンケーキください!」
と元気に手を上げて、店内にはようやく明るい笑顔が戻った。
※ ※ ※ ※
「あの時店長さんに出会わなかったら、と思うとぞっとします。旦那にも言い過ぎだ、と心配されるくらいあの頃の私は追い詰められていたので……本当に店長さんには感謝しているんです」
「てんちょうさん、おばけ見えなくしてくれるから、好きー!」
子供の無邪気な一言に寛隆の心が一瞬揺れる。
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3人が帰って、相変わらず憲太郎の見守りのもとで家の鍵を閉めた郁はふぅ、と小さく息をついた。
(今日の寛隆君ちょっと変だったな)
あれは何だったんだろう。何か言いたそうな、でも違うような、あの感じは。
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