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はじまり20
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~書庫~
王室の書庫の一室で、ソウは、古い書物を読みふけっていました。
暗がりの中で、ランプのオレンジの光がちらちらと揺れます。
ここは、書庫でも古い書物や古文書、閲覧禁止となっている
本ばかりが収納されています。
読むための本というよりは、古い時代の遺産を保管しておくために
あるかのような場所でした。
家臣はソウが閲覧したい言った時、とても渋い顔をしましたが、
勉強熱心で真面目な気質を知っていましたので、
閲覧を許してくれました。
「丁寧に扱ってくださいよ」
「ありがとう」
鍵を手渡す家臣に礼を言って、そのままずっと書庫に
こもりっきりでした。
王家の古い時代、金の鳥が紋章として刻まれていた時、
王家は七つの宝を所持していました。
その七つは、白い鳥の時代の訪れとともに
どこかに眠っているという伝説がまことしやかに
伝えられています。
そのひとつに、とても古い宝とはいえないような
木の時計がありました。
最初は金の時計だったのですが、時代が流れるにつれて、
木の時計に変化したのだといいます。
金から木へ、それも金の鳥から白の鳥の時代へと
移り変わる時に、その時代の王様が手を加えたものでした。
つづく
王室の書庫の一室で、ソウは、古い書物を読みふけっていました。
暗がりの中で、ランプのオレンジの光がちらちらと揺れます。
ここは、書庫でも古い書物や古文書、閲覧禁止となっている
本ばかりが収納されています。
読むための本というよりは、古い時代の遺産を保管しておくために
あるかのような場所でした。
家臣はソウが閲覧したい言った時、とても渋い顔をしましたが、
勉強熱心で真面目な気質を知っていましたので、
閲覧を許してくれました。
「丁寧に扱ってくださいよ」
「ありがとう」
鍵を手渡す家臣に礼を言って、そのままずっと書庫に
こもりっきりでした。
王家の古い時代、金の鳥が紋章として刻まれていた時、
王家は七つの宝を所持していました。
その七つは、白い鳥の時代の訪れとともに
どこかに眠っているという伝説がまことしやかに
伝えられています。
そのひとつに、とても古い宝とはいえないような
木の時計がありました。
最初は金の時計だったのですが、時代が流れるにつれて、
木の時計に変化したのだといいます。
金から木へ、それも金の鳥から白の鳥の時代へと
移り変わる時に、その時代の王様が手を加えたものでした。
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