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第三部幸福のひと7
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~嵐の後~
ルエラは、嵐のなかで激しい頭痛にうめいていました。
薬を飲んだものの頭痛はおさまらず、毛布をきつく掴んでいました。
「ルエラ、ルエラ」
頭痛で眠れないとは思っていましたが、いつのまにか眠っていたようです。
リクに肩を揺さぶれて目を覚ましました。
「大丈夫?」
心配そうな顔をしているリクに、嵐はどうなったのかと聞きます。
リクはルエラの隣に腰かけて、無事抜けたことを伝えました。
ほっとしたように、ルエラはリクに寄りかかります。
「怖かったわ」
安心した途端、するりと本音がでました。まだ鈍く頭が痛むせいでしょうか。
涙がこぼれ落ちました。
リクの肩に顔を埋め、声を押し殺して泣きます。
「そばにいてやれなくて、すまなかった」
よく頑張ってくれたとルエラを抱きしめました。
すると不思議なことに、頭痛がやわらいでいきます。
そのままリクの肩にもたれて、ぐっすり眠ってしまいました。
リクもリクで、すっかり疲れてしまっていたので、ルエラを抱きしめたまま一緒に眠ってしまいました。
船室の窓からは、朝の光がさしこんできます。
雲は徐々に晴れ、次第に青空が広がっていきます。
どうやら、今日は良いお天気のようです。
つづく
ルエラは、嵐のなかで激しい頭痛にうめいていました。
薬を飲んだものの頭痛はおさまらず、毛布をきつく掴んでいました。
「ルエラ、ルエラ」
頭痛で眠れないとは思っていましたが、いつのまにか眠っていたようです。
リクに肩を揺さぶれて目を覚ましました。
「大丈夫?」
心配そうな顔をしているリクに、嵐はどうなったのかと聞きます。
リクはルエラの隣に腰かけて、無事抜けたことを伝えました。
ほっとしたように、ルエラはリクに寄りかかります。
「怖かったわ」
安心した途端、するりと本音がでました。まだ鈍く頭が痛むせいでしょうか。
涙がこぼれ落ちました。
リクの肩に顔を埋め、声を押し殺して泣きます。
「そばにいてやれなくて、すまなかった」
よく頑張ってくれたとルエラを抱きしめました。
すると不思議なことに、頭痛がやわらいでいきます。
そのままリクの肩にもたれて、ぐっすり眠ってしまいました。
リクもリクで、すっかり疲れてしまっていたので、ルエラを抱きしめたまま一緒に眠ってしまいました。
船室の窓からは、朝の光がさしこんできます。
雲は徐々に晴れ、次第に青空が広がっていきます。
どうやら、今日は良いお天気のようです。
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