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第7話・願いごとのもちぐされ
【般若(おに)の恋・その2】
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時は10月8日の夕方6時頃だったと思う。
ところ変わって、尾鷲市天満浦天満(てんまうらてんま)にある特大サイズの和風建築の家にて…
家は、イワマツのメンバー・たつろうさんの実家である。
実家の家族は、たつろうさんのご両親と3組の兄夫婦の家族とシングルの弟妹の4・5世帯の半農半漁の大家族である。
ゆりことカレは、川から引き上げられたあとたつろうさんの実家に運ばれた。
家の8畳の大広間には、葬祭の祭壇とゆりことカレが入っているダビ(かんおけ)2つが安置されている。
そのとなりの16畳の大広間には、地区の消防団のオッチャンたち40人がいて、酒をのんでいる。
オッチャンたちは、大きな口をあけてゲラゲラ笑いながらくだらんおしゃべりをしている。
たつろうさんの父・六郎(農業兼漁師)と3人の兄・みつろうとたけろう(2人とも農業)と逸郎(漁師)との4人も、オッチャンたちに交じって酒をのんでいた。
台所では、母・政子と優香(みつろうの妻・41歳)と由芽(ゆめ・たけろうの妻・37歳)とさよこ(逸郎の妻・35歳)とシングルの妹・和子(28歳)の5人がお酒のアテを作っている。
そこへ、家のお手伝いさんが台所にいる政子たちにお客さまが来たことを伝えた。
「奥さま。」
「お手伝いさん。」
「玄関に30近くのスーツ姿の男性がお越しになっていますが…」
「アタシが行きます。」
この時、優香がお客さまの応対をするために台所を出て玄関へ向かった。
玄関にて…
玄関のあがり口にダークグレーのスーツ姿で紫の大きな風呂敷包みを持ったけんちゃんがいる。
「お待たせしました。」
優香が応対に出た。
けんちゃんは、やや泣きそうな声で優香に言うた。
「あの~」
「はい。」
「こちら、多賀てつろうさんのおたくでございますか?」
「多賀はうちでございますが…おたくはどちらさまでしょうか?」
「あの~…私…おたくのご子息さまの婚約者の…鳥居ゆりこさまのご友人の布師田と申します…あ、あ、あ、あ…あの~…お、お、お、お、おわびに…う、う、う、うかがい…ました。」
けんちゃんは、どもり声で優香におわびに来たことを伝えた。
優香は、コンワクした声でけんちゃんに言うた。
「あの~…おたくは、どう言うことをわびたいのですか?」
優香の問いに対して、けんちゃんは泣きながらわけを話した。
「ぼく…取り返しのつかないあやまちを犯しました…鳥居ゆりこさまに…性的暴行を加えて…妊娠させました…すみませんでした…うううううううううううううううう…」
優香は、コンワク気味の表情でけんちゃんになにかを言おうとした。
けんちゃんは『これ、おわびに置いて行きます…』と言うたあと、泣きながら家から出て行った。
優香は、けんちゃんのあとを追って家から出た。
その直後であった。
祭壇とダビが安置されている大広間にて…
「うーん…」
(ゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴト…)
この時、下着姿のゆりこが入っているダビでゆりこの声が聞こえた。
同時に、ダビのふたが開いた。
ダビの中から、貝殻の形のブラジャーショーツ姿のゆりこが出てきた。
「あれ?ここどこなん…」
寝ぼけ顔のゆりこは、ダビから出たあとオッチャンたちと六郎とみつろうとたけろうと逸郎がいる大広間へ行った。
そしたら…
「ドヒャー!!」
「で、で、で、でたあ~」
「ヒエー!!」
オッチャンたちは、ユーレーが出たと言うて叫んでいた。
ゆりこは奇跡的に生還することができたが、カレは大量の海水をのんで死亡した。
今回の一件が原因で、ゆりこは多賀家からきつい批判を受けたことは言うまでもない。
ところ変わって、尾鷲市天満浦天満(てんまうらてんま)にある特大サイズの和風建築の家にて…
家は、イワマツのメンバー・たつろうさんの実家である。
実家の家族は、たつろうさんのご両親と3組の兄夫婦の家族とシングルの弟妹の4・5世帯の半農半漁の大家族である。
ゆりことカレは、川から引き上げられたあとたつろうさんの実家に運ばれた。
家の8畳の大広間には、葬祭の祭壇とゆりことカレが入っているダビ(かんおけ)2つが安置されている。
そのとなりの16畳の大広間には、地区の消防団のオッチャンたち40人がいて、酒をのんでいる。
オッチャンたちは、大きな口をあけてゲラゲラ笑いながらくだらんおしゃべりをしている。
たつろうさんの父・六郎(農業兼漁師)と3人の兄・みつろうとたけろう(2人とも農業)と逸郎(漁師)との4人も、オッチャンたちに交じって酒をのんでいた。
台所では、母・政子と優香(みつろうの妻・41歳)と由芽(ゆめ・たけろうの妻・37歳)とさよこ(逸郎の妻・35歳)とシングルの妹・和子(28歳)の5人がお酒のアテを作っている。
そこへ、家のお手伝いさんが台所にいる政子たちにお客さまが来たことを伝えた。
「奥さま。」
「お手伝いさん。」
「玄関に30近くのスーツ姿の男性がお越しになっていますが…」
「アタシが行きます。」
この時、優香がお客さまの応対をするために台所を出て玄関へ向かった。
玄関にて…
玄関のあがり口にダークグレーのスーツ姿で紫の大きな風呂敷包みを持ったけんちゃんがいる。
「お待たせしました。」
優香が応対に出た。
けんちゃんは、やや泣きそうな声で優香に言うた。
「あの~」
「はい。」
「こちら、多賀てつろうさんのおたくでございますか?」
「多賀はうちでございますが…おたくはどちらさまでしょうか?」
「あの~…私…おたくのご子息さまの婚約者の…鳥居ゆりこさまのご友人の布師田と申します…あ、あ、あ、あ…あの~…お、お、お、お、おわびに…う、う、う、うかがい…ました。」
けんちゃんは、どもり声で優香におわびに来たことを伝えた。
優香は、コンワクした声でけんちゃんに言うた。
「あの~…おたくは、どう言うことをわびたいのですか?」
優香の問いに対して、けんちゃんは泣きながらわけを話した。
「ぼく…取り返しのつかないあやまちを犯しました…鳥居ゆりこさまに…性的暴行を加えて…妊娠させました…すみませんでした…うううううううううううううううう…」
優香は、コンワク気味の表情でけんちゃんになにかを言おうとした。
けんちゃんは『これ、おわびに置いて行きます…』と言うたあと、泣きながら家から出て行った。
優香は、けんちゃんのあとを追って家から出た。
その直後であった。
祭壇とダビが安置されている大広間にて…
「うーん…」
(ゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴトゴト…)
この時、下着姿のゆりこが入っているダビでゆりこの声が聞こえた。
同時に、ダビのふたが開いた。
ダビの中から、貝殻の形のブラジャーショーツ姿のゆりこが出てきた。
「あれ?ここどこなん…」
寝ぼけ顔のゆりこは、ダビから出たあとオッチャンたちと六郎とみつろうとたけろうと逸郎がいる大広間へ行った。
そしたら…
「ドヒャー!!」
「で、で、で、でたあ~」
「ヒエー!!」
オッチャンたちは、ユーレーが出たと言うて叫んでいた。
ゆりこは奇跡的に生還することができたが、カレは大量の海水をのんで死亡した。
今回の一件が原因で、ゆりこは多賀家からきつい批判を受けたことは言うまでもない。
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