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第28話・群青
【銀河伝説】
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9月17日以降も、イワマツグループの全メンバーたちは日本以外の世界各地で活動を継続した。
尾鷲市の実家は、大規模土砂災害のリスクに加えて実姉のムコはんのおひとよしが原因で売り家になった。
それに伴い、和子は伊豆半島にある温泉旅館で仲居さんで住み込みで働くことが決まった。
ゆりこも家を出ることが決まったけれど、住む場所が他にないのでものすごく困っていた。
その一方で、ジョーくんの一家が3月頃に嫁はんの実家へ移り住んだ。
なんぞ深刻な理由があるみたいだ。
9月21日…
日本のうんと南の海域に停滞中の熱帯低気圧が台風24号に変わった。
このあと、カテゴリー5に相当する凶暴な台風に発達する見込みだ。
その頃、イワマツグループのB班のメンバーたちはプリンスエドワード島、CとDの2班のメンバーたちはヨーロッパで活動を続けていた。
A班のメンバーたちは、トルコのカッパドキアの関連会社のオフィスビルで仕事をしていた。
B・C・Dの3班は、スケジュール帳通りの日程を順調にこなしている。
A班は、非常事態が発生した時は予定変更があるので、予定通りにスケジュールをこなせるかどうか分からない…
また非常事態にソウグウするかもしれない…
そんなことばかりが、私の頭の中をかけめぐった。
9月28日に、私が恐れていた非常事態が発生した。
台風24号が猛威をふるいながら日本列島に接近する恐れが出た。
予想される中心付近の気圧は900ヘクトパスカル…
予想される最大風速は120ノット(60メートル)…
場合によっては、140ノット(70メートル)になる場合もある。
西日本~東日本の太平洋側で記録的な暴風になる他、雷を伴って1時間に100ミリ超の豪雨になる…
進路の右側のエリアで特別警報が発令される可能性がきわめて大きい…
気象庁の防災担当の人が記者会見で『紀伊半島以東で伊勢湾台風クラスのジンダイな被害が生じる恐れがある…特別警報を発令するかもしれない…』と怒った声で発言した。
29日に沖縄・奄美・西日本(主に九州南部)に接近…
30日に西日本~東日本の太平洋側(主に四国~首都圏)に接近する…
30日夜に、紀伊半島以東で特別警報発令…
たいへんだ!!
日本列島一帯が壊滅するかもしれない…
7月の西日本豪雨の時以上の水圧でぺちゃんこにつぶされる…
対応にクリョしている時に、非常事態が発生した。
トルコ東部・マルディン郊外の難民キャンプで黒死病が発生した。
難民キャンプは、シリアと国境から30キロ先にある。
内戦下のシリアから逃れた人たちは、劣悪な環境のもとで不自由な暮らしを強いられている。
その上に、恐ろしいパンデミックが発生した。
たいへんだ!!
台風に加えて、難民キャンプでパンデミックが発生した。
どないしたらええねん…
A班のメンバーたちで、アメリカ合衆国の医師免許を保有しているのは私とミンジュンさんとウェンビンさんの3人である。
現地の医療スタッフさんが一刻を争う事態だから早くこいと言うてる。
3人は、すぐに現地へ向かうことにした。
大番頭はんたち7人は、情報収集のためにカッパドキアに残る。
(パタパタパタパタパタパタパタパタ…)
私とミンジュンさんとウェンビンさんは、特大輸送ヘリコプターの中で防護服と防護マスクを装備して、準備を整える。
問題の難民キャンプがある場所は、危険度4・渡航禁止エリア内にある。
シリア・イラクで発生した内戦やテロによって、住む場所をなくした人たちが困っている…
その時に恐ろしいパンデミックが発生した…
急いで助けに行かなきゃ…
カッパドキアを出発してから80分後に、特大輸送ヘリコプターが現地のヘリポートに着いた。
ヘリから降りた3人は、重装備の状態で現地の医療スタッフさんたち100人と救護活動を開始した。
3日以内に、救援部隊が到着する予定である。
それまでの間、3人は感染とゲリラ攻撃のふたつのリスクを抱えた状態で救護活動に取り組む。
日本時間9月29日午後4時頃であった。
(ドザー!!ドザー!!ドザー!!ゴロゴロドスーン!!ゴーーーーーッ!!)
この時、台風24号は沖縄奄美を暴風域に巻き込んで北西へ進んだ。
その後、進路を東寄りに変えて西日本の太平洋側へ向かった。
そんな中であった。
ところ変わって、三重県尾鷲市のたつろうさんの実家にて…
家には、志津香一彦夫婦と和子とゆりこがいた。
この時、不動産屋さんが家を購入する予定の家族を連れて内覧に来ていた。
志津香は、ものすごく怒った表情を浮かべている。
一彦は、ものすごくソワソワしていた。
和子は、怒った表情で家を出てゆく準備をしている。
ゆりこは、ひとりでしょぼくれていた。
台風24号は、30日明け方に九州南部に接近したあと四国・紀伊半島から東海道メガロポリスを進む可能性が高まった。
最大風速120ノットを維持した状態で西日本に接近する…
この時、人々は覚悟を決めていたようだ。
夕方4時20分頃であった。
ジョーくんの妻と娘さんたち3人とお孫さんが危険回避のために避難してきた。
避難所へ向かう道が危なくなったから、一時的な避難をするためにここへ来た。
家の中にいたゆりこが、ジョーくんの家族の応対に出た。
「ジョーくんの奥さまと娘さんたちとお孫さんよね。」
「ゆりこさん…公民館まで行く道が危なくなったから…避難させて…」
「あっ、入って…だけど、ジョーくんはどうしたのよ!?」
「ダンナは、東京へ仕事を探しに行くと言うて家を出たまま行方不明になったの…」
「そんな…」
「(長女)のダンナは、人助けに行くと言うて行方不明になったの…」
「そんな…」
その時に、地区の人たちが次々と売り家になった家に避難してきた。
不動産屋さんがものすごく困った表情でまわりをみていた。
この時、地区はきわめてヤバイ状態におちいった。
そして9月30日朝6時…
私が恐れていた非常事態が発生した。
台風の中心が大隅半島沖の日向灘に到達した。
中心付近の気圧は900ヘクトパスカル…
中心付近の最大風速が140ノットまで上がった!!
朝8時頃、台風の中心が四国沖北部に到達した。
九州・中国四国・近畿一帯が風速50ノット(25メートル)以上の暴風域に入った。
(グオーーーー!!)
この時、ものすごく恐ろしい風音が域内に響いた。
今治市もきわめて危なくなった。
波止浜の母子保護施設に、施設で暮らしていた男の子の家族たちと女の子たち(シングルマザーとおひとりさま)が避難してきた。
しかし、波止浜地区に避難勧告が出たので大型バスに乗って中心地にある今治国際ホテルに避難した。
この時、今治市中心部に避難に関する情報は出ていなかった。
枝堀町で暮らしているかーくんの家族は、まだ避難していなかった。
その近くを流れる蒼社川が少しずつ危なくなったようだ…
かーくん…
はよ避難せえよ。
その頃、私・イワマツはミンジュンさんとウェンビンさんと3人でトルコ東部の難民キャンプで苦戦を強いられていた。
水質汚染による不衛生が原因で、重症患者さんが増えてゆく…
応援部隊が到着するまでの間、持ち場を離れることができない…
どないしょー…
このままでは、私とミンジュンさんとウェンビンさんがぶっ倒れてしまう…
はよ来てくれぇ…
頼むねん…
尾鷲市の実家は、大規模土砂災害のリスクに加えて実姉のムコはんのおひとよしが原因で売り家になった。
それに伴い、和子は伊豆半島にある温泉旅館で仲居さんで住み込みで働くことが決まった。
ゆりこも家を出ることが決まったけれど、住む場所が他にないのでものすごく困っていた。
その一方で、ジョーくんの一家が3月頃に嫁はんの実家へ移り住んだ。
なんぞ深刻な理由があるみたいだ。
9月21日…
日本のうんと南の海域に停滞中の熱帯低気圧が台風24号に変わった。
このあと、カテゴリー5に相当する凶暴な台風に発達する見込みだ。
その頃、イワマツグループのB班のメンバーたちはプリンスエドワード島、CとDの2班のメンバーたちはヨーロッパで活動を続けていた。
A班のメンバーたちは、トルコのカッパドキアの関連会社のオフィスビルで仕事をしていた。
B・C・Dの3班は、スケジュール帳通りの日程を順調にこなしている。
A班は、非常事態が発生した時は予定変更があるので、予定通りにスケジュールをこなせるかどうか分からない…
また非常事態にソウグウするかもしれない…
そんなことばかりが、私の頭の中をかけめぐった。
9月28日に、私が恐れていた非常事態が発生した。
台風24号が猛威をふるいながら日本列島に接近する恐れが出た。
予想される中心付近の気圧は900ヘクトパスカル…
予想される最大風速は120ノット(60メートル)…
場合によっては、140ノット(70メートル)になる場合もある。
西日本~東日本の太平洋側で記録的な暴風になる他、雷を伴って1時間に100ミリ超の豪雨になる…
進路の右側のエリアで特別警報が発令される可能性がきわめて大きい…
気象庁の防災担当の人が記者会見で『紀伊半島以東で伊勢湾台風クラスのジンダイな被害が生じる恐れがある…特別警報を発令するかもしれない…』と怒った声で発言した。
29日に沖縄・奄美・西日本(主に九州南部)に接近…
30日に西日本~東日本の太平洋側(主に四国~首都圏)に接近する…
30日夜に、紀伊半島以東で特別警報発令…
たいへんだ!!
日本列島一帯が壊滅するかもしれない…
7月の西日本豪雨の時以上の水圧でぺちゃんこにつぶされる…
対応にクリョしている時に、非常事態が発生した。
トルコ東部・マルディン郊外の難民キャンプで黒死病が発生した。
難民キャンプは、シリアと国境から30キロ先にある。
内戦下のシリアから逃れた人たちは、劣悪な環境のもとで不自由な暮らしを強いられている。
その上に、恐ろしいパンデミックが発生した。
たいへんだ!!
台風に加えて、難民キャンプでパンデミックが発生した。
どないしたらええねん…
A班のメンバーたちで、アメリカ合衆国の医師免許を保有しているのは私とミンジュンさんとウェンビンさんの3人である。
現地の医療スタッフさんが一刻を争う事態だから早くこいと言うてる。
3人は、すぐに現地へ向かうことにした。
大番頭はんたち7人は、情報収集のためにカッパドキアに残る。
(パタパタパタパタパタパタパタパタ…)
私とミンジュンさんとウェンビンさんは、特大輸送ヘリコプターの中で防護服と防護マスクを装備して、準備を整える。
問題の難民キャンプがある場所は、危険度4・渡航禁止エリア内にある。
シリア・イラクで発生した内戦やテロによって、住む場所をなくした人たちが困っている…
その時に恐ろしいパンデミックが発生した…
急いで助けに行かなきゃ…
カッパドキアを出発してから80分後に、特大輸送ヘリコプターが現地のヘリポートに着いた。
ヘリから降りた3人は、重装備の状態で現地の医療スタッフさんたち100人と救護活動を開始した。
3日以内に、救援部隊が到着する予定である。
それまでの間、3人は感染とゲリラ攻撃のふたつのリスクを抱えた状態で救護活動に取り組む。
日本時間9月29日午後4時頃であった。
(ドザー!!ドザー!!ドザー!!ゴロゴロドスーン!!ゴーーーーーッ!!)
この時、台風24号は沖縄奄美を暴風域に巻き込んで北西へ進んだ。
その後、進路を東寄りに変えて西日本の太平洋側へ向かった。
そんな中であった。
ところ変わって、三重県尾鷲市のたつろうさんの実家にて…
家には、志津香一彦夫婦と和子とゆりこがいた。
この時、不動産屋さんが家を購入する予定の家族を連れて内覧に来ていた。
志津香は、ものすごく怒った表情を浮かべている。
一彦は、ものすごくソワソワしていた。
和子は、怒った表情で家を出てゆく準備をしている。
ゆりこは、ひとりでしょぼくれていた。
台風24号は、30日明け方に九州南部に接近したあと四国・紀伊半島から東海道メガロポリスを進む可能性が高まった。
最大風速120ノットを維持した状態で西日本に接近する…
この時、人々は覚悟を決めていたようだ。
夕方4時20分頃であった。
ジョーくんの妻と娘さんたち3人とお孫さんが危険回避のために避難してきた。
避難所へ向かう道が危なくなったから、一時的な避難をするためにここへ来た。
家の中にいたゆりこが、ジョーくんの家族の応対に出た。
「ジョーくんの奥さまと娘さんたちとお孫さんよね。」
「ゆりこさん…公民館まで行く道が危なくなったから…避難させて…」
「あっ、入って…だけど、ジョーくんはどうしたのよ!?」
「ダンナは、東京へ仕事を探しに行くと言うて家を出たまま行方不明になったの…」
「そんな…」
「(長女)のダンナは、人助けに行くと言うて行方不明になったの…」
「そんな…」
その時に、地区の人たちが次々と売り家になった家に避難してきた。
不動産屋さんがものすごく困った表情でまわりをみていた。
この時、地区はきわめてヤバイ状態におちいった。
そして9月30日朝6時…
私が恐れていた非常事態が発生した。
台風の中心が大隅半島沖の日向灘に到達した。
中心付近の気圧は900ヘクトパスカル…
中心付近の最大風速が140ノットまで上がった!!
朝8時頃、台風の中心が四国沖北部に到達した。
九州・中国四国・近畿一帯が風速50ノット(25メートル)以上の暴風域に入った。
(グオーーーー!!)
この時、ものすごく恐ろしい風音が域内に響いた。
今治市もきわめて危なくなった。
波止浜の母子保護施設に、施設で暮らしていた男の子の家族たちと女の子たち(シングルマザーとおひとりさま)が避難してきた。
しかし、波止浜地区に避難勧告が出たので大型バスに乗って中心地にある今治国際ホテルに避難した。
この時、今治市中心部に避難に関する情報は出ていなかった。
枝堀町で暮らしているかーくんの家族は、まだ避難していなかった。
その近くを流れる蒼社川が少しずつ危なくなったようだ…
かーくん…
はよ避難せえよ。
その頃、私・イワマツはミンジュンさんとウェンビンさんと3人でトルコ東部の難民キャンプで苦戦を強いられていた。
水質汚染による不衛生が原因で、重症患者さんが増えてゆく…
応援部隊が到着するまでの間、持ち場を離れることができない…
どないしょー…
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