友泉とたっくん3

佐伯達男

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母の日デートはドキドキがいっぱい

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時は、5月の第2日曜日のことであった…

アタシ・友泉は、夕方4時からエミフルマサキでたっくんと母の日デートを楽しむので、4番のグリーンゲートのエントランスホールでたっくんを待っていた。

たっくんは、午後3時にお仕事が終わった後、松山市駅からいよてつ電車に乗って、エミフルマサキの最寄りの古泉駅まで向かっていた…

たっくんは、駅で電車を降りたあと、歩いて4番のグリーンゲートへ向かっていた…

その頃アタシは、グリーンゲートのエントランスホールでたっくんを待っていた…

今日のデート着は、ピンクのキャミソールの上から白のブラウスをはおって、下はピンクのペイズリー柄のシフォンスカートを着て、麦わらぼうしを頭にかぶって、白のトートバッグを持って、ベージュのサンダルをはいた姿である。

入念におしゃれをして、ファッションをコーディネートをした…

あとは、たっくんが来るのを待つだけ…

アタシは『たっくん、早く来て…』と思っていたので気持ちがソワソワとしていた…

たっくん…

早く来てよ…

友泉…

待てない…

ねえたっくん…

午後3時25分頃、たっくんはアタシの元にやって来た。

「たっくん…こっちこっち…」
「かあさーん、お待たせ。」

アタシとたっくんが出会ったあと、腕を組んでエミフルのSCモール内をのんびりと歩いていた…

明日はふたりともお仕事がお休みなので、たっくんとアタシはうれしい表情でデートを楽しんでいる…

アタシとたっくんは、途中のSCモール内にあるファッションの店に立ち寄った…

アタシは、たっくんを待たせた状態で夏のファッションの品定めをしていた…

「ねえたっくん…たっくんは友泉にどんな服を着てほしいかな…」
「そうだね…」
「わぁ…このワンピ模様がかわいいわ…」

たっくんは、アタシの問いかけに『そうだね…』と言いながらも『かあさん…恥ずかしいよ…』と言う表情になっていた…

夕方6時25分頃、アタシとたっくんは2階のフードコートにいた。

アタシとたっくんは、マクドで買ったビッグマックのセットで晩ごはんを食べながら、こんなお話をしていた。

「ねえたっくん…」
「なあに、かあさん。」
「たっくん…今日は何の日か分かっているよね。」
「今日は何の日…」
「たっくん…今日は…母の日なのよ…友泉…たっくんからのプレゼントを待っているの…」
「あっ…そうだった…プレゼントの用意はできているよ…家に帰った時のお楽しみだよ…」
「あら、もう用意できているのね…友泉…楽しみにしているわ…」

アタシは、たっくんから『母の日プレゼントは家に帰った時にとっておきのプレゼントが待っているよ…』と聞いていたので、家に帰るまでまちきれなくなっていた…

アタシとたっくんは、夜9時頃に余戸の家に帰ってきた…

家に帰ってきた時、たっくんはアタシに『準備をしているから待っていてね。』と言うて、寝室と浴室の準備をしていた…

アタシは、一階の居間のソファーに座って、準備できる時を待っていた。

「かあさん…用意できたよ…」

アタシは、たっくんに呼ばれて寝室に行った…

寝室に入った時であった。

寝室は、ピンク色の灯りが灯っていて、オルゴールのCDが流れていた。

部屋の中には、カーネーションの香水の香りがただよういやしの空間になっていた…

「たっくん…ねえ…母の日のプレゼントはどこにあるの?」
「母の日のプレゼントは…夜のひとときだよ…さあ…友泉…」

たっくんは、アタシにこう言った後アタシをお姫さま抱っこをして、ベッドにつれて行った…

「ねえたっくん…たっくん…友泉のプレゼントはどこにあるの…たっくん…」

たっくんは、アタシをベッドに寝かせた後、アタシの身体をギュッと押さえつけていた…

たっくんは、ドキドキしながらおびえているアタシの表情を見つめたあと、ピンク色のペイズリー柄のシフォンスカートをくしゃくしゃにしながらまくり上げていた…

そして、アタシの右のくびすじにかぶっとかみつこうとしていた…

「イヤ…やめて…」

アタシは怖くなったので、たっくんをはねのけてしまった…

「かあさん…どうして…つきとばされないといけないのだよ…」

アタシにつきとばされてしまったたっくんは、悲しい表情でアタシに言うたあと、泣きそうになっていた…

「たっくん…」

たっくんはアタシに『母の日のプレゼントはいやしの空間に包まれた寝室にて夜のひとときだを過ごせるようにいろいろと工夫をしたのに…ひどい…あんまりだよ…』と言うて泣いていた…

ところ変わって、お風呂場にて…

たっくんを悲しませてしまったアタシは、ひとりぼっちでお風呂に入っていた…

浴槽に入っているお湯はカーネーションの香りの入浴剤で、まわりにカーネーションの花びらがたくさん浮かんでいた…

アタシは、湯船の中でくすんくすんと泣いていた…

たっくん…

友泉のために…

とっておきのプレゼントを用意していると聞いていたので…

デパート特選のギフトとばかり思っていた…

なのに…

たっくんの心尽くしのプレゼントだと言うことに気がつかずに…

たっくんの気持ちを傷つけてしまった…

ごめんね…

たっくん…

ごめんね…

そんな時であった…

「かあさん。」

たっくんが、浴槽に入っているアタシに声をかけてきた…

「たっくん…」
「かあさん…」

アタシは、浴槽から出たあと、はだかのたっくんの胸に抱きついて泣いていた…

「たっくん…ごめんね…ごめんね…たっくん…」
「かあさん…」
「たっくん…友泉…たっくんのことが…好きなの…たっくん…」
「かあさん…」

たっくんは、アタシをギュッと抱きしめたあと、アタシの髪の毛をくしゃくしゃになでながらアタシに想いを伝えていた…

「かあさんが喜ぶだろうと思って…寝室と浴室を…カーネーションの香りでアレンジしたのだよ…」
「たっくん…ありがとう…好きよ…たっくん…愛している…」

たっくんは、アタシのくちびるにキスをしながら端にある温水シャワーのコックをひねっていた…

(ジャアアアアア…)

温水シャワーが勢いよく出ている中で、たっくんはアタシの身体をキスでむさぼっていた…

「友泉…友泉…」
「たっくん…たっくん…恥ずかしいわよ…」
「友泉と一緒カーネーションの香りのお風呂で濡れていたい…」
「ああ、たっくん…」

その後、アタシとたっくんはカーネーションの香りの入浴剤でカーネーションの花びらが浮かんでいるお風呂に入って、キスをしながら抱き合っていた…

時には、大ゲンカになってしまう時もあるけれど…

友泉…

たっくんのこと…

大好きよ…
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