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二章
物理的な精霊は強い
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先程のかーくんエアーシールド事件により、カティアさんにこってり絞られました。
実はカティアさんにはかーくん達の姿は見えておらず、俺が何かにむしゃくしゃしてバカでかいエアーシールドを作成したと思われたようです。
しかしながら、迷惑をかけた事に違いはなく、自身に非があると理解しているのできちんと反省しつつも訓練場で呼吸法のトレーニング中な俺です。
目を閉じて呼吸に含まれる魔素に集中し、
カキーン、カキーン!
魔素を回収。出来るだけ長い時間をかけて
カキーン、カキーン、キーン!
呼吸を行うトレーニング中です。
キーン、キンキンキン!
魔素を魔力器官に蓄えるトレーニングも兼ねているよ。
あ、途中に挟まった効果音? まぁ気になるよね。なんというか、はい。けんさんとたてさんの乱取りというか、ものすごい勢いでけんさんが手に持つ剣を振り下ろし、たてさんが持つ盾でそれを防いでおります。お互いに手に持つ剣と盾は小さい体に比例した武器サイズなのだが、小気味の良い衝突音、金属音を出しておりますよ。
薄目でそのやり取りを見ていますが、俺のしっかりと行った呼吸法後の剣筋よりけんさんの剣筋が鋭いです。さすがは剣の精霊ですね。そして、それを防ぐたてさんも凄いです。
更に言うとけんさんの一撃をたてさんは構えた盾を使って見事に弾いています。
ちなみにかーくんとみーちゃんは俺の肩の上で寛いでます。よく見えませんがその姿はとても可愛らしいはずです。
ふぅ、呼吸法を意識するのも慣れてきたし、そろそろ次の段階かな?
そう、個人的に少し考えてた呼吸法がありまして、その内容というのが魔素を肺に巡らせ、魔力でコーティング。そして、いつもより多く息を···ゲホゲホ。あー、これは駄目だ。肺に魔力を巡らせられるが、コーティングが上手くできない。
そしたら、次は···口の中に魔素を8、空気を2で通すようなフィルタをイメージする。これが上手くいけば魔素を効率よく集めれ···ってこれも駄目だ。エアーのスキル不足からかそんな都合の良いフィルターがまだ作れないようだ。そして、どっちも結果的に苦しくなっちゃうなー。
「よっ、ツキシマ、やってるなー!」
ワタナベと数日ぶりに会う。
「ああ、賞金首モンスターだっけ? 今の目標として戦力強化の試行錯誤中だよ。」
「そうかそうか。つーか、ツキシマは精霊と契約したのか? やるじゃん!」
とワタナベに素直に褒められ、少し照れくさい。
「あぁ、なんか魔法使いの美女に会って契約を教えて貰ったよ。」
と言うと、ワタナベが精霊を見て考え込んでいる。
「ん? ワタナベ? って、けんさんその剣は?」
けんさんとたてさんの乱取りを改めて見ると、いつの間にかけんさんは水色の剣を。たてさんはエアーシールドを持ち、鎬を削っている。
「なぁ、ワタナベ。やっぱりみーちゃんは、あー、水色の精霊ね。水の精霊だよな?」
「そうだな。しかも、あれはアイスソードかな。つーか、美女の魔法使いに会うとかズルイぞ。」
「名前はあれでも、有名なだけあってやっぱり強い武器なのか? 一種の魔法剣だよな?」
美女の魔法使いが露出狂とばれると面倒くさいので、そこはスルーしちゃいましょう。
「ああ。確かに有名だし、強いぞ。氷属性かつ、魔法剣だからな。武器の耐久値や切れ味が魔力依存な所がヤバイ。つーか、盾の精霊もやばくないか? あのいなし方は、シールドマスタリーか? いや、ジャストガード? あれ? ジャストディフェンスだったか?」
「ん? 前半はなんとかわかったが、後半の盾スキルか? たくさん種類あるんだなー。」
「ああ。シールドマスタリーで盾の性能を最大限にして、ジャストタイミングで防いだり捌いたりする、スキルというよりテクニックかな? うぉ。ガードキャンセルまでしてる! ツキシマの精霊はめちゃくちゃテクニカルじゃねーか?」
「は? そうなの? ガードキャンセルは聞いた事あるけど、ワタナベ、この世界は格ゲーも混ざってるの?」
「格ゲー要素以前に、ファンタジーといえばアクションだろ! リアルな話、実践の戦闘なんだ、どうしてもテクニックは生まれるし、技術が高い方が強いのは当然だ。それに上級技術にはボーナスが付く。」
「いやいや、俺の場合は勝手に縛られたんだが? もしかして、その上級テクニックは俺も練習必要? 攻撃力至上主義はダメ?」
「あー、そうだっけ? ツキシマ、死にたくないなら練習おすすめ。レベル上がらないのに攻撃力至上主義はアホな子だぞ。」
「マジかー。そういう意味では手本となる精霊様がいると良いな。」
「そうだな! つうかさ、剣の精霊も凄くね? さっきからジャストインパクト連発してないか? アイスソードが盾に当たる度に青く光ってるだろ? あれもめちゃくちゃ難しいんだぜ?」
「つーか、ワタナベ。ジャストインパクトって何よ? ジャストなテクニックばっかりじゃねーかー。」
「ツキシマ。強い攻撃や防御にはジャストが必須!」
ワタナベがジャスト信者過ぎてこの世界の戦闘は常に気が抜けない事が確定した。
実はカティアさんにはかーくん達の姿は見えておらず、俺が何かにむしゃくしゃしてバカでかいエアーシールドを作成したと思われたようです。
しかしながら、迷惑をかけた事に違いはなく、自身に非があると理解しているのできちんと反省しつつも訓練場で呼吸法のトレーニング中な俺です。
目を閉じて呼吸に含まれる魔素に集中し、
カキーン、カキーン!
魔素を回収。出来るだけ長い時間をかけて
カキーン、カキーン、キーン!
呼吸を行うトレーニング中です。
キーン、キンキンキン!
魔素を魔力器官に蓄えるトレーニングも兼ねているよ。
あ、途中に挟まった効果音? まぁ気になるよね。なんというか、はい。けんさんとたてさんの乱取りというか、ものすごい勢いでけんさんが手に持つ剣を振り下ろし、たてさんが持つ盾でそれを防いでおります。お互いに手に持つ剣と盾は小さい体に比例した武器サイズなのだが、小気味の良い衝突音、金属音を出しておりますよ。
薄目でそのやり取りを見ていますが、俺のしっかりと行った呼吸法後の剣筋よりけんさんの剣筋が鋭いです。さすがは剣の精霊ですね。そして、それを防ぐたてさんも凄いです。
更に言うとけんさんの一撃をたてさんは構えた盾を使って見事に弾いています。
ちなみにかーくんとみーちゃんは俺の肩の上で寛いでます。よく見えませんがその姿はとても可愛らしいはずです。
ふぅ、呼吸法を意識するのも慣れてきたし、そろそろ次の段階かな?
そう、個人的に少し考えてた呼吸法がありまして、その内容というのが魔素を肺に巡らせ、魔力でコーティング。そして、いつもより多く息を···ゲホゲホ。あー、これは駄目だ。肺に魔力を巡らせられるが、コーティングが上手くできない。
そしたら、次は···口の中に魔素を8、空気を2で通すようなフィルタをイメージする。これが上手くいけば魔素を効率よく集めれ···ってこれも駄目だ。エアーのスキル不足からかそんな都合の良いフィルターがまだ作れないようだ。そして、どっちも結果的に苦しくなっちゃうなー。
「よっ、ツキシマ、やってるなー!」
ワタナベと数日ぶりに会う。
「ああ、賞金首モンスターだっけ? 今の目標として戦力強化の試行錯誤中だよ。」
「そうかそうか。つーか、ツキシマは精霊と契約したのか? やるじゃん!」
とワタナベに素直に褒められ、少し照れくさい。
「あぁ、なんか魔法使いの美女に会って契約を教えて貰ったよ。」
と言うと、ワタナベが精霊を見て考え込んでいる。
「ん? ワタナベ? って、けんさんその剣は?」
けんさんとたてさんの乱取りを改めて見ると、いつの間にかけんさんは水色の剣を。たてさんはエアーシールドを持ち、鎬を削っている。
「なぁ、ワタナベ。やっぱりみーちゃんは、あー、水色の精霊ね。水の精霊だよな?」
「そうだな。しかも、あれはアイスソードかな。つーか、美女の魔法使いに会うとかズルイぞ。」
「名前はあれでも、有名なだけあってやっぱり強い武器なのか? 一種の魔法剣だよな?」
美女の魔法使いが露出狂とばれると面倒くさいので、そこはスルーしちゃいましょう。
「ああ。確かに有名だし、強いぞ。氷属性かつ、魔法剣だからな。武器の耐久値や切れ味が魔力依存な所がヤバイ。つーか、盾の精霊もやばくないか? あのいなし方は、シールドマスタリーか? いや、ジャストガード? あれ? ジャストディフェンスだったか?」
「ん? 前半はなんとかわかったが、後半の盾スキルか? たくさん種類あるんだなー。」
「ああ。シールドマスタリーで盾の性能を最大限にして、ジャストタイミングで防いだり捌いたりする、スキルというよりテクニックかな? うぉ。ガードキャンセルまでしてる! ツキシマの精霊はめちゃくちゃテクニカルじゃねーか?」
「は? そうなの? ガードキャンセルは聞いた事あるけど、ワタナベ、この世界は格ゲーも混ざってるの?」
「格ゲー要素以前に、ファンタジーといえばアクションだろ! リアルな話、実践の戦闘なんだ、どうしてもテクニックは生まれるし、技術が高い方が強いのは当然だ。それに上級技術にはボーナスが付く。」
「いやいや、俺の場合は勝手に縛られたんだが? もしかして、その上級テクニックは俺も練習必要? 攻撃力至上主義はダメ?」
「あー、そうだっけ? ツキシマ、死にたくないなら練習おすすめ。レベル上がらないのに攻撃力至上主義はアホな子だぞ。」
「マジかー。そういう意味では手本となる精霊様がいると良いな。」
「そうだな! つうかさ、剣の精霊も凄くね? さっきからジャストインパクト連発してないか? アイスソードが盾に当たる度に青く光ってるだろ? あれもめちゃくちゃ難しいんだぜ?」
「つーか、ワタナベ。ジャストインパクトって何よ? ジャストなテクニックばっかりじゃねーかー。」
「ツキシマ。強い攻撃や防御にはジャストが必須!」
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