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第1章
夏
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令和元年、狂乱の夏が始まった。
気温は連日40度を超え、汗がとめどなくダラダラと流れおちる。
出勤するだけでYシャツはぐっしょり濡れる。不快だ。
朝7:30 まだ誰もいないオフィスは静まりかえり、どこか落ち着かない。
ここでYシャツを着替えるのが最近の日課となっている。
そこそこの細マッチョなカラダを鏡に映して、肩甲骨、上腕二頭筋をチェックする。
筋トレを長く続けているので、わりと自慢なカラダなのだ。
朝8:00 社内自販機で30円のコーヒーを買う。
ゆっくりと飲みながら、しばし物思いにふける...
実のところ俺は悩んでいた。
この半年、部下のひとりがやたらと反抗的な態度をとるのだ。
入社して3年、熱心に手とり足とり指導してきたのに...なぜ?
俺は自他共に認めるストイック。そしてナイーブでもある。
部長の仮面をつければ仕事モードで割り切れるが、
ふと仮面を外した時、そこにいる俺は思い悩みいつももがいていた。
そして今日も心のざわめきを押し殺し、部長の仮面をつけドヤ顔で働くのだ。
気温は連日40度を超え、汗がとめどなくダラダラと流れおちる。
出勤するだけでYシャツはぐっしょり濡れる。不快だ。
朝7:30 まだ誰もいないオフィスは静まりかえり、どこか落ち着かない。
ここでYシャツを着替えるのが最近の日課となっている。
そこそこの細マッチョなカラダを鏡に映して、肩甲骨、上腕二頭筋をチェックする。
筋トレを長く続けているので、わりと自慢なカラダなのだ。
朝8:00 社内自販機で30円のコーヒーを買う。
ゆっくりと飲みながら、しばし物思いにふける...
実のところ俺は悩んでいた。
この半年、部下のひとりがやたらと反抗的な態度をとるのだ。
入社して3年、熱心に手とり足とり指導してきたのに...なぜ?
俺は自他共に認めるストイック。そしてナイーブでもある。
部長の仮面をつければ仕事モードで割り切れるが、
ふと仮面を外した時、そこにいる俺は思い悩みいつももがいていた。
そして今日も心のざわめきを押し殺し、部長の仮面をつけドヤ顔で働くのだ。
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