9 / 165
ここね
9.桃色の髪が風になびく
しおりを挟む
元旦、僕は神社へと来ていた。お参りなどを一通り終わらせ甘酒を貰い、人通りの少ない階段で空を見上げていた時のことである。
「貴方様は何をしているのだ?」
女性の声が聞こえた、下を見ると桃色の髪をした女性が居た。一番に目を引くのはやはり耳だろう。狐のような耳が生えている。
「何を・・・空を見上げて居たかな?」
「そうか。空を見上げるのは妾も好きだ。」
彼女の言葉にはなにか悲観のような、何か辛さのような声だった。僕はそれを聞かずには居られなかった。僕は彼女に聞いた。
「何かあったのかい?」
「何故そう思う?」
質問返しされた。何かを隠しているような気がした僕は違和感を伝えた。
「そうか。妾もまだまだじゃな。」
そういうと彼女は話してくれた。
彼女の最愛の男性がこの世から旅立ったこと、彼女が見える人は数少ない事、そんな事により、彼女は悲しみに暮れていたとの事だ。彼女は自分が見える人には何かがあると言っていた。彼女は涙を浮かべながら、こう言った。
「また妾は一人になるのだな・・・こんな事ならこんな・・・神になどなりたく無かった。」
彼女はその頬を涙で濡らす。僕はそんな彼女をほっとけ無かった。しかし、すぐ会った男に言い寄られても気が悪いだけだろう。そんな僕はある事を思いついた。
「君の血を僕にくれないだろうか?」
「知っておるのか・・・」
僕がお参りに行く神社の伝説には、神に一目惚れした人間が神の血を飲み、神と同等の存在となり、神と婚約した。という伝説がある。それが本当なら僕も神になれるはずだ。
「しかし、お主にも同じ辛さを・・・」
「話し相手が欲しいんでしょ?僕がなろう。最愛にはなれないだろから、僕は永遠とも思える時間を君と話していたい。」
「そうか・・・」
後に、そこで神社に来ていた人の話によると、いきなり神社の桜が全て満開になったという事だ。それは誰かの祝福のように。
「貴方様は何をしているのだ?」
女性の声が聞こえた、下を見ると桃色の髪をした女性が居た。一番に目を引くのはやはり耳だろう。狐のような耳が生えている。
「何を・・・空を見上げて居たかな?」
「そうか。空を見上げるのは妾も好きだ。」
彼女の言葉にはなにか悲観のような、何か辛さのような声だった。僕はそれを聞かずには居られなかった。僕は彼女に聞いた。
「何かあったのかい?」
「何故そう思う?」
質問返しされた。何かを隠しているような気がした僕は違和感を伝えた。
「そうか。妾もまだまだじゃな。」
そういうと彼女は話してくれた。
彼女の最愛の男性がこの世から旅立ったこと、彼女が見える人は数少ない事、そんな事により、彼女は悲しみに暮れていたとの事だ。彼女は自分が見える人には何かがあると言っていた。彼女は涙を浮かべながら、こう言った。
「また妾は一人になるのだな・・・こんな事ならこんな・・・神になどなりたく無かった。」
彼女はその頬を涙で濡らす。僕はそんな彼女をほっとけ無かった。しかし、すぐ会った男に言い寄られても気が悪いだけだろう。そんな僕はある事を思いついた。
「君の血を僕にくれないだろうか?」
「知っておるのか・・・」
僕がお参りに行く神社の伝説には、神に一目惚れした人間が神の血を飲み、神と同等の存在となり、神と婚約した。という伝説がある。それが本当なら僕も神になれるはずだ。
「しかし、お主にも同じ辛さを・・・」
「話し相手が欲しいんでしょ?僕がなろう。最愛にはなれないだろから、僕は永遠とも思える時間を君と話していたい。」
「そうか・・・」
後に、そこで神社に来ていた人の話によると、いきなり神社の桜が全て満開になったという事だ。それは誰かの祝福のように。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる