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カナイ
36.冥界の休日
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絶え間なく亡者達が現世から連れてこられる場所、『冥界』。そこで働く案内人にも休日はあるものだ。
「さぁ!今日は休みだから仕事なんて忘れて遊ぼ~う!」
南の冥界の案内人、光来カナイも同じである。今日はそんな彼女と少し現世に出かけている。
「この前は色々服とか買ったから・・・少し食べ歩き?ってのをしてみようか!」
彼女はこちらを向いてそう言う。彼女はこちらの手を握ると出店が出ている所へと走る。
「あれ美味しそうじゃない?!」
彼女が指を指したのはそふとくりーむという白い物だった。とても冷たくて美味しかったが、彼女は食べるのが少し遅かったのか口の周りに少し溶けた物が付いていた。それはいつも仕事をこなす彼女とは思えなかった。
「? どうしたの?」
口周りについている事を彼女に伝えると彼女は恥ずかしそうにそれを拭き取った。
いつもとは違い、少し顔が赤くなっていた彼女はとても可愛らしかった。
「さぁ!今日は休みだから仕事なんて忘れて遊ぼ~う!」
南の冥界の案内人、光来カナイも同じである。今日はそんな彼女と少し現世に出かけている。
「この前は色々服とか買ったから・・・少し食べ歩き?ってのをしてみようか!」
彼女はこちらを向いてそう言う。彼女はこちらの手を握ると出店が出ている所へと走る。
「あれ美味しそうじゃない?!」
彼女が指を指したのはそふとくりーむという白い物だった。とても冷たくて美味しかったが、彼女は食べるのが少し遅かったのか口の周りに少し溶けた物が付いていた。それはいつも仕事をこなす彼女とは思えなかった。
「? どうしたの?」
口周りについている事を彼女に伝えると彼女は恥ずかしそうにそれを拭き取った。
いつもとは違い、少し顔が赤くなっていた彼女はとても可愛らしかった。
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