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めり
31.青い髪の彼女の春
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白い息をはきながら。少し厚着をして二人が坂を登っている。空気は少しひんやりとしていて、とても寒い。
そんな中、笑いながらカバンを片手に走る女性がいる。彼女の名前は「みなぎ めり」
彼女は簡潔に言えば人では無い。太陽に輝いた薄い青色。そんな髪が風になびく。輝く。青色の髪、キラキラとした何かを思わせるものを持った彼女走る。そして彼女の首には人では無いことを再確認させる鱗。その全てが合わさったのが彼女である。
彼女は人間の学校に通い、人間と話す。遊ぶ、笑う。種族という隔てのない枠組みの中で彼女は友と呼べる人々と。
「はーやーくー!」
彼女は振り返って少し後ろにいる友達に問いかける。そして大きく手を上げて腕を振る。
彼女の後ろは高台になっていて、彼女が振り返ればいつも歩く街が、学校の窓から見る海が見える。彼女は地上に来てから全てのことが初めてで、毎日が楽しい様だった。
「あぁ綺麗・・・」
芝生に寝転んだ彼女とその友達は空を見上げる。海とはまた違った『青』を見せる。『青』以外にも白色が流れる。それを見ながら彼女はゆっくりと身体を起こす。薄い桃色の花びらが舞う。美しい色だった。
春がもうすぐそこまで来ている。
彼女にとって初めての春が。
そんな中、笑いながらカバンを片手に走る女性がいる。彼女の名前は「みなぎ めり」
彼女は簡潔に言えば人では無い。太陽に輝いた薄い青色。そんな髪が風になびく。輝く。青色の髪、キラキラとした何かを思わせるものを持った彼女走る。そして彼女の首には人では無いことを再確認させる鱗。その全てが合わさったのが彼女である。
彼女は人間の学校に通い、人間と話す。遊ぶ、笑う。種族という隔てのない枠組みの中で彼女は友と呼べる人々と。
「はーやーくー!」
彼女は振り返って少し後ろにいる友達に問いかける。そして大きく手を上げて腕を振る。
彼女の後ろは高台になっていて、彼女が振り返ればいつも歩く街が、学校の窓から見る海が見える。彼女は地上に来てから全てのことが初めてで、毎日が楽しい様だった。
「あぁ綺麗・・・」
芝生に寝転んだ彼女とその友達は空を見上げる。海とはまた違った『青』を見せる。『青』以外にも白色が流れる。それを見ながら彼女はゆっくりと身体を起こす。薄い桃色の花びらが舞う。美しい色だった。
春がもうすぐそこまで来ている。
彼女にとって初めての春が。
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