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金蔓王国
8、新弟子は転生者だったよっ!
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新たな弟子となったレティシアさんと交流を深めるために、医務室でお茶を飲む。ベッドに座るレティシアさんは、頬を赤らめてまだ少し興奮しているようだ。
さすがバーグの子供、似ているわ…
くだらない事を考えているとふと気になることが出てきた。なぜ、彼女は創立記念パーティーでの出来事を事前に知っていたのか?ということ…私は、彼女に聞いてみる。
「でも、創立記念パーティーであの問題児が問題を起こすってよく知っていたわね?」
「えっ?あー、、、まぁ、やり込んだゲームでしたし?」
ゲームレティシアさん、貴方も転生者でしたか。ついでに、王子たちにへばりついていた子爵令嬢のえっと…ブリエス?さんも転生者でしたよ。
「げーむ?」
「えっと…驚かないで聞いてくれますか?」
「えぇ」
「私には、前世の記憶があって…その前世でやり込んだゲーム…本で知っていたんです。」
「では、婚約破棄されることも?」
「はい!でも、元々王太子殿下のことは嫌いだったので気にしていませんでしたっ!ただ、推しが……」
「おし…?」
レティシアさんは、恥ずかしそうに私の顔をチラチラと見ながら真っ赤な顔で教えてくれた。
「げ、ゲームでは学園長は男性で…その、、私の推しだったんですっ!」
「あら」
なんと!なら本来なら、私は男であるはずだったの?
その答えは否。私には双子の兄がいる。兄にも魔術の才能があり、この学園の関係者だ。
ん?なぜ、私が学園長をやってるの?…だって?毎回、戦いを挑んでくる兄の魔術士としてのプライドをズタズタに折っちゃったから☆だから、自分より才能がある私に学園長の座に着くことを強く望んだのよ。で、本人は私が仕事をしている間、魔術士の腕を磨いているわけ。
「ご、ごめんなさい!その…弟子入りしたいって思ってたのも、最初は近くで推しを愛でたかったからなんです…」
「そ、そうなのね。なら、弟子入りは辞退する?」
「いいえ!確かに推しはいませんでしたが、お父様のように強くなりたいのでっ!」
「あははは、ウン、ガンバロウネ…」
「はいっ!」
今はまだ気づいていないようだけど、レティシアさんの担任が幻惑を使った兄(レティシアさんの推し)と知った時、レティシアさんはどうなるんだろう。
まぁ、それはそれ、これはこれ。私に害がないならどうでもいいやぁ~。どうせだから兄の困る姿を拝むために、レティシアさんに幻惑解除の魔法を教えようかなぁ~。ん?べ、別に学園長を押し付けられた腹いせじゃないからねっ!!!
さすがバーグの子供、似ているわ…
くだらない事を考えているとふと気になることが出てきた。なぜ、彼女は創立記念パーティーでの出来事を事前に知っていたのか?ということ…私は、彼女に聞いてみる。
「でも、創立記念パーティーであの問題児が問題を起こすってよく知っていたわね?」
「えっ?あー、、、まぁ、やり込んだゲームでしたし?」
ゲームレティシアさん、貴方も転生者でしたか。ついでに、王子たちにへばりついていた子爵令嬢のえっと…ブリエス?さんも転生者でしたよ。
「げーむ?」
「えっと…驚かないで聞いてくれますか?」
「えぇ」
「私には、前世の記憶があって…その前世でやり込んだゲーム…本で知っていたんです。」
「では、婚約破棄されることも?」
「はい!でも、元々王太子殿下のことは嫌いだったので気にしていませんでしたっ!ただ、推しが……」
「おし…?」
レティシアさんは、恥ずかしそうに私の顔をチラチラと見ながら真っ赤な顔で教えてくれた。
「げ、ゲームでは学園長は男性で…その、、私の推しだったんですっ!」
「あら」
なんと!なら本来なら、私は男であるはずだったの?
その答えは否。私には双子の兄がいる。兄にも魔術の才能があり、この学園の関係者だ。
ん?なぜ、私が学園長をやってるの?…だって?毎回、戦いを挑んでくる兄の魔術士としてのプライドをズタズタに折っちゃったから☆だから、自分より才能がある私に学園長の座に着くことを強く望んだのよ。で、本人は私が仕事をしている間、魔術士の腕を磨いているわけ。
「ご、ごめんなさい!その…弟子入りしたいって思ってたのも、最初は近くで推しを愛でたかったからなんです…」
「そ、そうなのね。なら、弟子入りは辞退する?」
「いいえ!確かに推しはいませんでしたが、お父様のように強くなりたいのでっ!」
「あははは、ウン、ガンバロウネ…」
「はいっ!」
今はまだ気づいていないようだけど、レティシアさんの担任が幻惑を使った兄(レティシアさんの推し)と知った時、レティシアさんはどうなるんだろう。
まぁ、それはそれ、これはこれ。私に害がないならどうでもいいやぁ~。どうせだから兄の困る姿を拝むために、レティシアさんに幻惑解除の魔法を教えようかなぁ~。ん?べ、別に学園長を押し付けられた腹いせじゃないからねっ!!!
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