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僕の秘密
しおりを挟む引き出しを開ける。
そこには女が詰まってたんだ。
とある小説でそんな話があった。
箱の中の少女は生きていて話をしたという小説。
でも、僕の目の前の女は喋らない。
いや、喋れない。
うるさいから僕が口を縫い付けたんだ。
女は黙ってこちらを見てる。
男は女を、名前を付けて保存。
引き出しに?
そう僕は彼女を保存した。
僕の秘密の引き出しに。
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