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02話 修行!この世界を生き抜く為に死にかける
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ユリアンロッドについて行き彼女の家に行くまでの間、この世界の事を色々と聞いた。
この世界にはかつて魔王と呼ばれ、他種族を滅ぼさんとする存在がいた。
しかし今から5年前、人間・獣人・エルフは自分達種族の生存の為、盟約を誓い力を合わせ魔族の王を倒した。
その後も、力を合わせ共に戦った3種族は友好関係であり、共存し恋愛や結婚する事もあるという。
魔族の生き残りは存在し、魔王無き今も魔王の意思を引き継ぎ、他種族へ攻撃し続けてはいるが大きな被害にはなっていないようだ。
獣人は格闘に優れ、エルフは魔法に優れている。
人間は少し特殊で、他との連携能力が高いのだが、男は魔法を使える者はとても少なく武器を持って戦う、女は魔法の素質が高い。
もちろん傾向の話で、絶対そうという訳ではないが。
俺も男なのだから魔法の素質はないのでは?と聞いたが、自分が教えるのだから問題無いと言われた。
ほんとに何者なのだろう⋯⋯
「着いたぞ。ここがわしの住み場じゃ。まぁ今の所はだがの」
━━随分森の奥深くに住んでるんだなぁ
「入れ。適当に座ってよいぞ。」
中にはテーブルとイスとベッド。必要最低限って感じだ。イスに座るとユリアンロッドはライの向かいに座り、じっと見つめてきた。
「えっ何⋯⋯?」
「ふぅむ。かなり潜在魔力値が多い。思ったより素質あるの。召喚の際に、わしの魔力が流れ込んだか? ふむふむこれなら⋯⋯2年じゃな!」
「2年でユリアンロッドみたいに、魔法が使えるようになるのですか?」
「⋯⋯」
返事がない。ただの━━いや、これは⋯⋯
「2年で"お師匠"みたいに、魔法が使えるようになるのですか?」
ユリアンロッドはうんうんと頷く。
「まぁわしのようにとまではいかんがなっ!! あとただの魔法ではなく、闇!魔法じゃ」
どうやら、お師匠と呼ぶのは必須事項のようだ。
「どう違うんです?」
「強くて凄い。あとかっこいい」
「⋯⋯それならば、普通の魔法は必要ないのでは?」
「いやな? 闇魔法はそのかっこよさゆえ膨大な魔力を消費するのじゃ。まぁ主なら大丈夫じゃろ」
━━威力ゆえだろ。
「それにそもそも使えるのはわししかおらん。わしが作りそう名付けたのじゃ」
━━大丈夫だろうか。この人。
「よし! ではさっそく修行を始めるぞ!?!?」
そう言ってユリアンロッドは立ち上がる。
「はい。よろしくお願いします」
俺も立ち上がる。ユリアンロッドは座る。
「⋯⋯よし! ではさっそく修行を始めるぞ!?!?」
「はい!! よろしくお願いします!! お師匠!!!!」
2人は立ち上がった。そして俺の地獄のような修行が始まる。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「うわあああああああああ!!!!!」
俺は、黒い炎の玉に追いかけられていた。
「こら! ちゃんとその身で受けんか! 身体で覚えるのじゃ! 闇を!!」
━━冗談じゃない。つか、闇を覚えるって何だよ!?
この黒い炎の玉は、当たった瞬間とてつもない勢いで相手の身体を包み、焼き付くす。
そして決して消えない。当たった者を燃やし尽くすまで。さっき当たったから知っていた。
「ええい埒があかん! もう1発じゃ! ダァァクダァァーック!!」
あと名前がださい。
「ぎゃあああああああああ!!!!!」
2発ともなると、避けきれず当たってしまった。黒い炎が全身を包んで焼き付くしていく。
「さっきは10秒だったからの。次は20秒くらいにしとくかの。大丈夫じゃ! 最悪もし死んだら、また何処かの世界に召喚してやるわい。まぁそのあとの事は知らんがの! はっ!! すまん数えるのを忘れておった。今からじゃの? い~ち、に~い、さ~ん」
「あががががぎぎぎぎ」
生き抜く為の修行のはずが、俺は既に死にそうだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「にーじゅ!」
数を数え終えると、ユリアンロッドは右手をライの方へかざして黒い炎を消す。続けて左手をかざし、黒こげとなったライの傷を治した。
「生きとるかの? おお! 生きとるの! さすがは我が魔力が流れ込んだ愛弟子じゃ!」
「⋯⋯お師匠」
「ん? 何だ? 我が愛弟子よ」
「何秒くらい耐えられるようになれば、今の魔法は使えるようになりますか⋯⋯?」
「おお! いい質問じゃの! そうじゃなー。ま、30分くらいかの?」
「⋯⋯」
「他にも教える闇魔法はあるからの。楽しみに待っておれ?」
この世界にはかつて魔王と呼ばれ、他種族を滅ぼさんとする存在がいた。
しかし今から5年前、人間・獣人・エルフは自分達種族の生存の為、盟約を誓い力を合わせ魔族の王を倒した。
その後も、力を合わせ共に戦った3種族は友好関係であり、共存し恋愛や結婚する事もあるという。
魔族の生き残りは存在し、魔王無き今も魔王の意思を引き継ぎ、他種族へ攻撃し続けてはいるが大きな被害にはなっていないようだ。
獣人は格闘に優れ、エルフは魔法に優れている。
人間は少し特殊で、他との連携能力が高いのだが、男は魔法を使える者はとても少なく武器を持って戦う、女は魔法の素質が高い。
もちろん傾向の話で、絶対そうという訳ではないが。
俺も男なのだから魔法の素質はないのでは?と聞いたが、自分が教えるのだから問題無いと言われた。
ほんとに何者なのだろう⋯⋯
「着いたぞ。ここがわしの住み場じゃ。まぁ今の所はだがの」
━━随分森の奥深くに住んでるんだなぁ
「入れ。適当に座ってよいぞ。」
中にはテーブルとイスとベッド。必要最低限って感じだ。イスに座るとユリアンロッドはライの向かいに座り、じっと見つめてきた。
「えっ何⋯⋯?」
「ふぅむ。かなり潜在魔力値が多い。思ったより素質あるの。召喚の際に、わしの魔力が流れ込んだか? ふむふむこれなら⋯⋯2年じゃな!」
「2年でユリアンロッドみたいに、魔法が使えるようになるのですか?」
「⋯⋯」
返事がない。ただの━━いや、これは⋯⋯
「2年で"お師匠"みたいに、魔法が使えるようになるのですか?」
ユリアンロッドはうんうんと頷く。
「まぁわしのようにとまではいかんがなっ!! あとただの魔法ではなく、闇!魔法じゃ」
どうやら、お師匠と呼ぶのは必須事項のようだ。
「どう違うんです?」
「強くて凄い。あとかっこいい」
「⋯⋯それならば、普通の魔法は必要ないのでは?」
「いやな? 闇魔法はそのかっこよさゆえ膨大な魔力を消費するのじゃ。まぁ主なら大丈夫じゃろ」
━━威力ゆえだろ。
「それにそもそも使えるのはわししかおらん。わしが作りそう名付けたのじゃ」
━━大丈夫だろうか。この人。
「よし! ではさっそく修行を始めるぞ!?!?」
そう言ってユリアンロッドは立ち上がる。
「はい。よろしくお願いします」
俺も立ち上がる。ユリアンロッドは座る。
「⋯⋯よし! ではさっそく修行を始めるぞ!?!?」
「はい!! よろしくお願いします!! お師匠!!!!」
2人は立ち上がった。そして俺の地獄のような修行が始まる。
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「うわあああああああああ!!!!!」
俺は、黒い炎の玉に追いかけられていた。
「こら! ちゃんとその身で受けんか! 身体で覚えるのじゃ! 闇を!!」
━━冗談じゃない。つか、闇を覚えるって何だよ!?
この黒い炎の玉は、当たった瞬間とてつもない勢いで相手の身体を包み、焼き付くす。
そして決して消えない。当たった者を燃やし尽くすまで。さっき当たったから知っていた。
「ええい埒があかん! もう1発じゃ! ダァァクダァァーック!!」
あと名前がださい。
「ぎゃあああああああああ!!!!!」
2発ともなると、避けきれず当たってしまった。黒い炎が全身を包んで焼き付くしていく。
「さっきは10秒だったからの。次は20秒くらいにしとくかの。大丈夫じゃ! 最悪もし死んだら、また何処かの世界に召喚してやるわい。まぁそのあとの事は知らんがの! はっ!! すまん数えるのを忘れておった。今からじゃの? い~ち、に~い、さ~ん」
「あががががぎぎぎぎ」
生き抜く為の修行のはずが、俺は既に死にそうだった。
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「にーじゅ!」
数を数え終えると、ユリアンロッドは右手をライの方へかざして黒い炎を消す。続けて左手をかざし、黒こげとなったライの傷を治した。
「生きとるかの? おお! 生きとるの! さすがは我が魔力が流れ込んだ愛弟子じゃ!」
「⋯⋯お師匠」
「ん? 何だ? 我が愛弟子よ」
「何秒くらい耐えられるようになれば、今の魔法は使えるようになりますか⋯⋯?」
「おお! いい質問じゃの! そうじゃなー。ま、30分くらいかの?」
「⋯⋯」
「他にも教える闇魔法はあるからの。楽しみに待っておれ?」
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