Rainbow〜幸せの国編〜そらの大冒険

Wisteria

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Rainbow〜幸せの国編〜そらの大冒険⑪

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鳥達の美しい声を聞きつけて、今度は、大きなボール位の大きさの真っ白な蜘蛛がやってきた。

『僕はスパイス。僕にも色を塗って貰うことは出来るの?』

『君は噛み付いたりしないかい?』

僕は見たことも無い大きな蜘蛛に怖々と尋ねた。

『勿論、そんな事しないさ』

『どんな色がいいんだい?』

『お任せするよ』

すると、ミッシェルが

『スパイスは、本当は恥ずかしがり屋で無口なの。』

『だから、派手に塗ってあげなよ。』

フォルターも面白そうに言う。

『勿論、僕らも手伝うよ!』

ジャックもウインクして筆を握った。

『ありがとう!じゃあ皆で塗ろう!』

僕は、オレンジと黄色と緑の絵の具ををパレット出した。皆で手分けして塗ってみた。オレンジと黄色と緑、そして地面に触れる脚とお腹は白くなるので、色は塗らないでおいた。見る者がハッピーな気持ちになるように、おまけで◡̈スマイルマークを背中に描いた。出来上がった自分の姿を見て

『なんて楽しい気分なんだ!僕はこんな気分初めてだ!外見が怖そうだからいつも皆に怖がられるんだけど、これなら僕は話しかけて貰えるかな?ありがとう!』

そう言って、スパイスは笑った。そして、綺麗な虹色の糸をシュルシュルとおしりから出した。

『お礼だよ』

そう言うと、ミッシェルのボトルに虹色の糸を巻き付け、決して開かないように雁字搦めにきつく縛ってくれた。「幸せの国」が段々暖かくなっていたので、「悪魔の香り」のボトルの氷が溶けて、外に香りが漏れ出さないかと内心僕は心配だったので、とても嬉しかったし、安心した。特に、ミッシェルはとても喜んでスパイスに何度も何度もお礼を言った。気を良くしたのか、スパイスは皆にお礼として虹色のリボンをくれた。

『リボンは「縁」や「絆」を結ぶ物だよ。どうか君達に良いご縁がきて、皆の絆がもっと深まりますように』

そう言うと、森の中に消えていった。
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