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第19章 好きという単語の定義域 ~夏に思った考えた~
90 俺は何を、作りたい?
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北之島から帰ったその夜。俺は久しぶりに、課題でも注文品でもない物の図面をCADで描いた。
最初は乗り込み型で大きい物を構想した。
しかし俺の求める自由さと相反する面があったので、思いきって小型に修正した。
推進装置は、空飛ぶシリーズ最終型の漁船と基本的に同じ。しかしある機能実現のために、重力制御の調整幅を重力を増す側にもつける。
MJ管による直接魔法制御も一応つけた。念のため安全装置は一応つけて、かつ二重構造にして全面100m防水くらいにきっちり仕上げる。
そしてCAD上で出来上がった形は、近いものとしては小型スクーター。タイヤが無かったり色々相違点もあるけれど。
そのままネットで必要部品の発注を済ませる。
次の日から、俺は工房へと籠もった。
久しぶりに好き勝手な図面を引いたので色々苦労する点はあった。
しかし経験値はこの3年で充分に積んでいる。そしてその久しぶりの苦労が楽しい。
生産性重視ならこういう曲線は引かないな、という場所も、あえてそのまま作る。
基準は俺が楽しいと感じるかどうか。効率とか生産性とか関係ない。
魚釣り大会の日だけ工房を休んだ他は、雨の日も含め工房へ皆勤。
ただ大雨の日以外は、香緒里ちゃんと詩織ちゃんも工房に来てくれた。
香緒里ちゃんはバネ作業と日本刀を作っていたようだ。詩織ちゃんの名刀レプリカシリーズに触発されたらしい。今までの炉を改良して色々試している。
詩織ちゃんはまだ砂鉄が足りないらしく、工房へ来てもすぐに姿を消す。今は空港裏の、以前に露天風呂をやった辺りの砂浜で砂鉄採取中らしい。
そして数日後。香緒里ちゃんは何本か目に満足の行く1本を無事打ち終えた。
詩織ちゃんは無事製鉄を終了し、今は刀の為に材料の鉄の成分を調整中だ。
「それにしても、やっぱり香緒里先輩刀上手いです。しかし村正ですか。えげつない刀を選ぶですね」
「詩織ちゃんの刀を見て、実用というか真に実戦的な刀を本気で作ってみたくなったんです。妖刀というからには斬れ味も確かなんだろうなと思って」
確かに今までこの工房で作った刀とは、明らかに違う存在感がある。
出来上がったばかりのレプリカの癖に、既に何人も斬ったような風格が。
そして俺も自分の作品を完成させた。
一見宅配なんかで使うような風防付きのスクーター。
ただ風防の形が変で、搭乗者の肩より上を横も後ろも全部ぐるりと覆っている。
そしてやっぱりタイヤは無い。
「修兄のもこれで完成ですか」
「見るからに怪しいSFな乗り物ですね」
この2人は作るのを横で見ていたり、色々魔法をかけてもらったりした。
だからこれが何かを知っている。
「まあ、何とか2回めの無人島バカンスに間に合った」
「速度はどれ位出るですか」
「10km/h程度だろ。抵抗が小さくて推進力が大きいから、空中なら100km/hは超えると思うけれど」
「一度全速でぶっ飛ばしたいですね」
血の繋がりはない癖に、どこぞの親父と同じ発想をしてやがる。
「去年お前の親父がそれをやって、自衛隊から学校に苦情が来た。それにこいつの真価は空中じゃない」
「楽しみですね、明後日のバカンス」
香緒里ちゃんがそう言ってくれる。
「ああ」
真の試運転はバカンス中、北之島にてやる予定だ。
◇◇◇
そして今度のバカンスでは、船の運転は香緒里ちゃんにお願いした。
そして俺は例のスクーターもどきで後を追う。
肩より上の空気があまり動かないので、夏空の下では結構暑い。
帰ったらクーラーをつけようと思いつつ飛行する。
香緒里ちゃんの船の操縦は俺より上手い位だ。魔力の違いもあって速度も速い。
そういう訳で問題なく、いつもの砂浜に到着する。
「それにしても修、その怪しい乗り物は何なんだ。空飛ぶだけならわざわざこの島には持ってこないだろ」
「怪しげな漫画の乗り物みたいれすね」
香緒里ちゃんも詩織ちゃんも誰にも言っていないようだ。
「じゃあちょっと試運転をしてきます」
「あれ、今空を飛んでいたのは運転ではないのでしょうか」
風遊美さんの言う事ももっともだが、これの真価は空中じゃない。
「あれはあくまで目的地までの移動手段。これの本来の用途は簡易潜水艇です」
そう、これは潜水艇。ダイビング免許なしで水中散歩が出来る。
肩の上からは空気を充填しているので、呼吸も問題ない。
二酸化炭素を分離する装置と、足りなくなった酸素を海水から分解して補充する装置をつけている。
動力も魔力駆動なので、魔力がある限り無限に水中散歩が可能。
魔力の消費も大したことはない。俺でも3時間は充分に運転できるくらいだ。
突如魔力が切れた場合に備え、脱出浮上装置も付けてある。
俺は潜水艇を空中に浮上させ、ある程度深そうな海上へ移動。若干の波を気にせず潜行を開始する。
波でキャノピー部分に海水が入ったが、すぐに空気が充填された。
ガラス越しに海中もかなりよく見える。
呼吸も問題ない。暑い空中よりむしろ快適だ。
小魚の群れが流れていくように前を横切ったり、時折でっかいギンガメアジの類が泳いでいったり。
海中だと速度は10km/h位だが、それでも結構速く感じる。
なかなか楽しいが、試運転だし周りが心配すると行けないのでそろそろ浮上。一気に海上へ出て旋回し、そのまま砂浜へ。
戻るとあっという間に皆に取り囲まれた。
一通りの説明の後、乗る順番を決めるじゃんけん大会が開催される。
じゃんけんも強い奈津希さんが真っ先に乗り込み、遥か先までかっ飛んで行った。
ジェットスキーみたいな水上滑走もやった後、おもむろに海中に消える。
一応頑丈には作ってあるし壊れないとは思うけど、大丈夫だよな……
最初は乗り込み型で大きい物を構想した。
しかし俺の求める自由さと相反する面があったので、思いきって小型に修正した。
推進装置は、空飛ぶシリーズ最終型の漁船と基本的に同じ。しかしある機能実現のために、重力制御の調整幅を重力を増す側にもつける。
MJ管による直接魔法制御も一応つけた。念のため安全装置は一応つけて、かつ二重構造にして全面100m防水くらいにきっちり仕上げる。
そしてCAD上で出来上がった形は、近いものとしては小型スクーター。タイヤが無かったり色々相違点もあるけれど。
そのままネットで必要部品の発注を済ませる。
次の日から、俺は工房へと籠もった。
久しぶりに好き勝手な図面を引いたので色々苦労する点はあった。
しかし経験値はこの3年で充分に積んでいる。そしてその久しぶりの苦労が楽しい。
生産性重視ならこういう曲線は引かないな、という場所も、あえてそのまま作る。
基準は俺が楽しいと感じるかどうか。効率とか生産性とか関係ない。
魚釣り大会の日だけ工房を休んだ他は、雨の日も含め工房へ皆勤。
ただ大雨の日以外は、香緒里ちゃんと詩織ちゃんも工房に来てくれた。
香緒里ちゃんはバネ作業と日本刀を作っていたようだ。詩織ちゃんの名刀レプリカシリーズに触発されたらしい。今までの炉を改良して色々試している。
詩織ちゃんはまだ砂鉄が足りないらしく、工房へ来てもすぐに姿を消す。今は空港裏の、以前に露天風呂をやった辺りの砂浜で砂鉄採取中らしい。
そして数日後。香緒里ちゃんは何本か目に満足の行く1本を無事打ち終えた。
詩織ちゃんは無事製鉄を終了し、今は刀の為に材料の鉄の成分を調整中だ。
「それにしても、やっぱり香緒里先輩刀上手いです。しかし村正ですか。えげつない刀を選ぶですね」
「詩織ちゃんの刀を見て、実用というか真に実戦的な刀を本気で作ってみたくなったんです。妖刀というからには斬れ味も確かなんだろうなと思って」
確かに今までこの工房で作った刀とは、明らかに違う存在感がある。
出来上がったばかりのレプリカの癖に、既に何人も斬ったような風格が。
そして俺も自分の作品を完成させた。
一見宅配なんかで使うような風防付きのスクーター。
ただ風防の形が変で、搭乗者の肩より上を横も後ろも全部ぐるりと覆っている。
そしてやっぱりタイヤは無い。
「修兄のもこれで完成ですか」
「見るからに怪しいSFな乗り物ですね」
この2人は作るのを横で見ていたり、色々魔法をかけてもらったりした。
だからこれが何かを知っている。
「まあ、何とか2回めの無人島バカンスに間に合った」
「速度はどれ位出るですか」
「10km/h程度だろ。抵抗が小さくて推進力が大きいから、空中なら100km/hは超えると思うけれど」
「一度全速でぶっ飛ばしたいですね」
血の繋がりはない癖に、どこぞの親父と同じ発想をしてやがる。
「去年お前の親父がそれをやって、自衛隊から学校に苦情が来た。それにこいつの真価は空中じゃない」
「楽しみですね、明後日のバカンス」
香緒里ちゃんがそう言ってくれる。
「ああ」
真の試運転はバカンス中、北之島にてやる予定だ。
◇◇◇
そして今度のバカンスでは、船の運転は香緒里ちゃんにお願いした。
そして俺は例のスクーターもどきで後を追う。
肩より上の空気があまり動かないので、夏空の下では結構暑い。
帰ったらクーラーをつけようと思いつつ飛行する。
香緒里ちゃんの船の操縦は俺より上手い位だ。魔力の違いもあって速度も速い。
そういう訳で問題なく、いつもの砂浜に到着する。
「それにしても修、その怪しい乗り物は何なんだ。空飛ぶだけならわざわざこの島には持ってこないだろ」
「怪しげな漫画の乗り物みたいれすね」
香緒里ちゃんも詩織ちゃんも誰にも言っていないようだ。
「じゃあちょっと試運転をしてきます」
「あれ、今空を飛んでいたのは運転ではないのでしょうか」
風遊美さんの言う事ももっともだが、これの真価は空中じゃない。
「あれはあくまで目的地までの移動手段。これの本来の用途は簡易潜水艇です」
そう、これは潜水艇。ダイビング免許なしで水中散歩が出来る。
肩の上からは空気を充填しているので、呼吸も問題ない。
二酸化炭素を分離する装置と、足りなくなった酸素を海水から分解して補充する装置をつけている。
動力も魔力駆動なので、魔力がある限り無限に水中散歩が可能。
魔力の消費も大したことはない。俺でも3時間は充分に運転できるくらいだ。
突如魔力が切れた場合に備え、脱出浮上装置も付けてある。
俺は潜水艇を空中に浮上させ、ある程度深そうな海上へ移動。若干の波を気にせず潜行を開始する。
波でキャノピー部分に海水が入ったが、すぐに空気が充填された。
ガラス越しに海中もかなりよく見える。
呼吸も問題ない。暑い空中よりむしろ快適だ。
小魚の群れが流れていくように前を横切ったり、時折でっかいギンガメアジの類が泳いでいったり。
海中だと速度は10km/h位だが、それでも結構速く感じる。
なかなか楽しいが、試運転だし周りが心配すると行けないのでそろそろ浮上。一気に海上へ出て旋回し、そのまま砂浜へ。
戻るとあっという間に皆に取り囲まれた。
一通りの説明の後、乗る順番を決めるじゃんけん大会が開催される。
じゃんけんも強い奈津希さんが真っ先に乗り込み、遥か先までかっ飛んで行った。
ジェットスキーみたいな水上滑走もやった後、おもむろに海中に消える。
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