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In 横浜10
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綾月さん最近のスケジュールは、アトマイザー回収計画の際に調べ済みだ。
予定変更さえなければ、今日は都内のミュージアムカフェで雑誌の撮影をしているはず。
私たちは、無事にアトマイザーを取り返せたこと、そして、回収同意書にサインをもらうべく、綾月さんの仕事場へと向かった。
◇
目的のカフェは、庭園美術館の敷地内にあった。
夏の日の午後は日差しが厳しく、庭園内を歩いて回るのは大変だが、秋の頃にはモミジやイチョウが見頃だろう。
今日は美術館の休館日だが、庭園のみは解放されている。
カフェも同じく休みのはずだが、大きな機材を持った人々が中に居る所を見ると、やはり撮影は行われているのだろう。
カフェは庭園側がガラス張りになっており、中にいる人々から、こちら側は丸見えだ。
綾月さんらしい女性の姿も見え、こちら側に気が付いたように、軽く手を上げている。
「やっぱり、この時間帯は暑いな」
インドアなユーリは、夏の日差しがやはり苦手なようだ。
◇
綾月さんのマネージャーさんらしき女性が現れ、私たちをカフェの中へと案内してくれた。
カフェ内は白のテーブルと椅子で統一され、高い天井まで届く窓ガラスと黒色の柱が、無機質ながらも品の良さを漂わせる空間だった。
私とユーリはどう説明されたのか、突然来たにも関わらず、丁重に奥の席へと通された。
植木とパーテーションで囲われて、周りからの視線は気にならないように、配慮された場所だ。
スタッフ用に用意されていたのか、冷たい飲み物が運ばれてくる。
しばらく待ってくれ、という事でもあるのだろう。
私とユーリは、ほとんど会話も無いままに、しばらくその場でガラスの向こう側、木々の緑の葉に照りつける眩しい夏の日差しを見て、のんびりとしていた。
◇
「お待たせして悪かったわ。ちゃんと言った通りに来てくれたのね!」
化粧品の香りを漂わせながら、完璧に整えられた姿の綾月さんが現れた。
雑誌撮影のせいか、来ている服は秋冬物で、夏の日差しには重たいダークな色合いに、厚みのある素材を重ねて着ている。
冷房が効いているとはいえ暑いだろうに、そう感じさせない笑顔がすごい。
「昨日はこちらの事情に巻き込む形になってしまい、申し訳ありませんでした。綾月様からお預かりしたアトマイザーは、無事に回収が出来ましたので、改めてこちらの書類にサインをいただけたらと」
ユーリが仕事用の鞄から書類を取り出し、テーブルに静かに置く。
綾月さんは書類をじっと見た後、ユーリが差し出したペンを受け取った。
「もし、私がここで同意をしなかったらどうなるの?同意するまで追われる事にでもなるのかしら?」
「何度かお願いに上がる事にはなると思います。ですが、既にアトマイザーはこちらにありますので、権利の主張をなさったとしても無駄になるかと思いますよ」
「そうよね。これにサインして、これでお終いにするのが筋よね」
綾月さんは頷くと、流れるように書類にサインを書き入れた。
サインをした後の綾月さんは、どこか力尽きたような、惚けたような様子になった。
ずっと頑張り続けて来たことを終えたように。
「カイルさんにお伝えすることは、昨日、伺った内容で宜しいですか?『アトマイザーは役に立ちました』と」
いつもの凛とした表情は、今の綾月さんからは抜け落ちている。
伏せ目がちで、どこか少女のようだ。
「もし、迷惑でなければ、カイルにこう伝えてくれないかしら。『私は女優を選んだんじゃない、女優も、選びたかっただけ。別れ際にこんな物を置いて行くなんて当て付けにも程がある!あんたみたいな性悪男と離れられて、本当に良かった』ってね」
儚げな風貌に見えた綾月さんから出てきた言葉は、驚くほどに毒だらけだった。
だが、彼女の今の表情は、見違えるほどにスッキリとしていて美しかった。
あの、アトマイザーを使った後のように。
「これで、本当に任務完了だな」
ユーリがホッとしたように微笑んだ。
「確かに、美しい綾月さんには必要の無い魔導具ですよね。こんな物を贈るなんて失礼しちゃいますよね」
私も女性の一員として、彼女に賛同してみる。
「カイルは私が女優になる事や、綺麗な姿でいる事が1番だと勘違いしてたわ。よりによって最後に渡すものがこれ?私の何を見ていたのよっ!」
綾月さんからは、今まで堰き止められていた思いが溢れ出している。
彼女の怒りは、今までの悲しみの反動だろう。
さっきから、綾月さんの後ろでマネージャーさんがそわそわしている。
綾月さんがもし泣き出す事でもあろうものなら、続きの撮影が難しくなるので、先程から、度々パーテーションの陰から顔を覗かせて様子を伺っていたのだ。
「撮影のお邪魔をしては申し訳ありませんので、私共はこれで失礼しますね。カイルさんには、今の言葉をお伝えします」
「そう、ありがとう。よろしくお願いするわね」
真夏の太陽のような眩しい笑顔で、綾月さんは撮影の場に戻って行った。
◇
まだ日も高く、明るい庭園を歩きながらユーリに尋ねる。
「あのさ、綾月さんはカイルさんの事が好きだったけど別れたっ、て事で合ってる?やっぱりイシュタニア人と、ましてや日本で暮らす女優さんじゃ、結ばれようなかったって事なのかな?」
「まあな。色んな意味で暮らす世界が違ったのだろう。でも、まあ、綾月さんはそれでも2人の関係を貫きたかったんだろうが、男の方が頭が硬いというか、逃げ腰だったのではないか?人の事をよく知らずにあれこれ言うのはよくない。これ以上の詮索は無しだな」
「はーい。了解、ユーリ先生」
「それにしてもだな、綾月さんは2年前に映画監督と結婚してるんだ。だからこそ、回収指示が出ていたのだったのだが‥。女性って、分からんな。綾月さんだから、全て演技だったのかもしれないがな」
「えーっ!!」
私には人の心、ましてや男女の恋愛なんて、まだまだ分からない事だらけだ。
予定変更さえなければ、今日は都内のミュージアムカフェで雑誌の撮影をしているはず。
私たちは、無事にアトマイザーを取り返せたこと、そして、回収同意書にサインをもらうべく、綾月さんの仕事場へと向かった。
◇
目的のカフェは、庭園美術館の敷地内にあった。
夏の日の午後は日差しが厳しく、庭園内を歩いて回るのは大変だが、秋の頃にはモミジやイチョウが見頃だろう。
今日は美術館の休館日だが、庭園のみは解放されている。
カフェも同じく休みのはずだが、大きな機材を持った人々が中に居る所を見ると、やはり撮影は行われているのだろう。
カフェは庭園側がガラス張りになっており、中にいる人々から、こちら側は丸見えだ。
綾月さんらしい女性の姿も見え、こちら側に気が付いたように、軽く手を上げている。
「やっぱり、この時間帯は暑いな」
インドアなユーリは、夏の日差しがやはり苦手なようだ。
◇
綾月さんのマネージャーさんらしき女性が現れ、私たちをカフェの中へと案内してくれた。
カフェ内は白のテーブルと椅子で統一され、高い天井まで届く窓ガラスと黒色の柱が、無機質ながらも品の良さを漂わせる空間だった。
私とユーリはどう説明されたのか、突然来たにも関わらず、丁重に奥の席へと通された。
植木とパーテーションで囲われて、周りからの視線は気にならないように、配慮された場所だ。
スタッフ用に用意されていたのか、冷たい飲み物が運ばれてくる。
しばらく待ってくれ、という事でもあるのだろう。
私とユーリは、ほとんど会話も無いままに、しばらくその場でガラスの向こう側、木々の緑の葉に照りつける眩しい夏の日差しを見て、のんびりとしていた。
◇
「お待たせして悪かったわ。ちゃんと言った通りに来てくれたのね!」
化粧品の香りを漂わせながら、完璧に整えられた姿の綾月さんが現れた。
雑誌撮影のせいか、来ている服は秋冬物で、夏の日差しには重たいダークな色合いに、厚みのある素材を重ねて着ている。
冷房が効いているとはいえ暑いだろうに、そう感じさせない笑顔がすごい。
「昨日はこちらの事情に巻き込む形になってしまい、申し訳ありませんでした。綾月様からお預かりしたアトマイザーは、無事に回収が出来ましたので、改めてこちらの書類にサインをいただけたらと」
ユーリが仕事用の鞄から書類を取り出し、テーブルに静かに置く。
綾月さんは書類をじっと見た後、ユーリが差し出したペンを受け取った。
「もし、私がここで同意をしなかったらどうなるの?同意するまで追われる事にでもなるのかしら?」
「何度かお願いに上がる事にはなると思います。ですが、既にアトマイザーはこちらにありますので、権利の主張をなさったとしても無駄になるかと思いますよ」
「そうよね。これにサインして、これでお終いにするのが筋よね」
綾月さんは頷くと、流れるように書類にサインを書き入れた。
サインをした後の綾月さんは、どこか力尽きたような、惚けたような様子になった。
ずっと頑張り続けて来たことを終えたように。
「カイルさんにお伝えすることは、昨日、伺った内容で宜しいですか?『アトマイザーは役に立ちました』と」
いつもの凛とした表情は、今の綾月さんからは抜け落ちている。
伏せ目がちで、どこか少女のようだ。
「もし、迷惑でなければ、カイルにこう伝えてくれないかしら。『私は女優を選んだんじゃない、女優も、選びたかっただけ。別れ際にこんな物を置いて行くなんて当て付けにも程がある!あんたみたいな性悪男と離れられて、本当に良かった』ってね」
儚げな風貌に見えた綾月さんから出てきた言葉は、驚くほどに毒だらけだった。
だが、彼女の今の表情は、見違えるほどにスッキリとしていて美しかった。
あの、アトマイザーを使った後のように。
「これで、本当に任務完了だな」
ユーリがホッとしたように微笑んだ。
「確かに、美しい綾月さんには必要の無い魔導具ですよね。こんな物を贈るなんて失礼しちゃいますよね」
私も女性の一員として、彼女に賛同してみる。
「カイルは私が女優になる事や、綺麗な姿でいる事が1番だと勘違いしてたわ。よりによって最後に渡すものがこれ?私の何を見ていたのよっ!」
綾月さんからは、今まで堰き止められていた思いが溢れ出している。
彼女の怒りは、今までの悲しみの反動だろう。
さっきから、綾月さんの後ろでマネージャーさんがそわそわしている。
綾月さんがもし泣き出す事でもあろうものなら、続きの撮影が難しくなるので、先程から、度々パーテーションの陰から顔を覗かせて様子を伺っていたのだ。
「撮影のお邪魔をしては申し訳ありませんので、私共はこれで失礼しますね。カイルさんには、今の言葉をお伝えします」
「そう、ありがとう。よろしくお願いするわね」
真夏の太陽のような眩しい笑顔で、綾月さんは撮影の場に戻って行った。
◇
まだ日も高く、明るい庭園を歩きながらユーリに尋ねる。
「あのさ、綾月さんはカイルさんの事が好きだったけど別れたっ、て事で合ってる?やっぱりイシュタニア人と、ましてや日本で暮らす女優さんじゃ、結ばれようなかったって事なのかな?」
「まあな。色んな意味で暮らす世界が違ったのだろう。でも、まあ、綾月さんはそれでも2人の関係を貫きたかったんだろうが、男の方が頭が硬いというか、逃げ腰だったのではないか?人の事をよく知らずにあれこれ言うのはよくない。これ以上の詮索は無しだな」
「はーい。了解、ユーリ先生」
「それにしてもだな、綾月さんは2年前に映画監督と結婚してるんだ。だからこそ、回収指示が出ていたのだったのだが‥。女性って、分からんな。綾月さんだから、全て演技だったのかもしれないがな」
「えーっ!!」
私には人の心、ましてや男女の恋愛なんて、まだまだ分からない事だらけだ。
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