魔女とネズミの冒険譚 ~魔法使いの少女と最強最弱のネズミが世界を滅ぼすまで~

ころべえ

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第1章

第37話 安息と暗躍

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リアは薄暗い部屋のベッドに腰を下ろしていた。
いつもの服装と変わっており、短い袖付きの白いワンピースの上から、青に染められたベストを羽織っている。
飾り気のない質素な服だが、それが逆にリア本来の美しさを際立たせていた。
また、湯浴みをしたことにより、彼女の白い肌は最高級のシルクにも劣らないほど滑らかだ。
夜の闇のように真っ黒な髪も本来の艶を取り戻しており、蝋燭の灯りを受けて黄金色に輝いている。
泥と血にまみれて旅を続けてきたリアは、見違える程に綺麗になっていた。
ベッドの横には靴まで用意されている。
清潔な服に靴、湯浴みに、食事。
リアがレナスの村を出てから抱き続けてきた願いの殆どは叶ったと言っていい。
しかし、その表情はどこか冴えなかった。

「浮かない顔してるな」

ネンコがいつの間にかリアの隣に座っていた。

「なんか村の人たちに悪い気がして……」

「そりゃあ、騙してるからな」

さらりと言われてリアは押し黙る。
当然、リアは記憶など失くしていない。
先程までの言動は全て演技で、内心いつばれないかと気が気でなかった。
特に薬師に顔を近づけられたときは、生きた心地がしなかった。
ネンコの立てた計画は、魔物に襲われて記憶を失くした哀れな少女を演じて同情を引くという単純なものだ。
自分が記憶を失っていることから着想を得たらしい。
概ね上手くいっているとネンコは考えているようだが、リアには不安が大きい。

「お前が魔物に襲われたってのは嘘ではないし、ひとりになったてのも事実だ。騙してるのは記憶喪失ってことだけだろ。違うか?」

ネンコに問われて、リアは今の自分の境遇を改めて考える。
家族を失い、魔物に襲われ、あてもなく彷徨う……全て自分が経験してきたことだ。

「しばらくはルークとマイって子たちがお前の世話をしてくれるみたいだぞ」

ネンコが集会所の話をリアに伝える。
リアはそれを聞いて少し安心する。
二人は非常に優しい人たちだった。
特にマイは自分のことを心から気遣ってくれて、良くしてくれている。
自分に姉がいたらあのような感じなのだろうかと一人っ子のリアは思う。
そして、そんな人たちを騙すのはやはり気が引ける。

「まあ、あれだ。どちらにしろそんなに長居はしない方がいいと思うぞ。どういうつもりかは知らないがあの薬師の婆さんは気づいてるっぽいしな」

「そうなの?」

リアの瞳に不安の色がよぎる。

「多分な」

そこまで言うとネンコは姿を消す。
しばらくすると部屋の外から複数の足音が聞こえてきた。
リアは緊張で身を固くする。
扉を叩く音がしたので返事をすると、マイとルークが部屋に入ってきた。

「具合はどう?」

マイが心配そうに声を掛けてくる。
その姿にリアは再び申し訳ない気持ちになるが、精一杯の笑顔で応える。

「大丈夫です。本当にありがとうございます」

「それは良かった。大きな怪我もないみたいだしね」

ルークは安心したように声を掛ける。
リアは彼に抱えられたことを思い出し、顔を赤くする。

「しばらくは私達があなたのお世話をすることになったの。でも、うちもルークの家も貧しいから、人ひとり余計に養っていくだけの余裕がないの。だから、あなたにも働いてもらわないといけないわ。記憶はともかく、体調が戻ってからいいんだけど……大丈夫かな?」

リアは頷く。
どのみちこの村へ恩を返さないといけないと思っていたので、この話はありがたかった。
どんな仕事も全力で頑張ろうと心に誓う。

「明日からでも大丈夫です」

「そう? 無理はしなくてもいいのだけど……じゃあ、お願いしちゃおっかな」

マイはそう言って屈託のない笑顔を浮かべた。
その表裏のない笑顔につられてリアも笑う。

「君のことなんて呼べばいいかな? 記憶は戻ってないかもしれないけど、名前がないと何かと不便だよね?」

思い出したかのようにルークが尋ねる。
マイもそれもそうねと呟くと腕組みをして難しい顔をする。
リアはそんな二人を見ながら悩む。
名前くらいは思い出したことにしていいのではないか。
偽名を語ってもいいが、あまり意味がないように思えるし、いずれボロが出てしまいそうだ。
何よりこれ以上、嘘を重ねることは躊躇われた。

「リア。リアって呼んでください」

リアが意を決して名前を告げると、マイとルークはギョッとしたようにリアを見る。

「記憶、戻ったの?」

「名前だけですが。多分、あたしはリアという名前だと思います」

「そっか、リアって言うんだ。いい名前だね。良かったね、名前だけでも思い出せて」

二人は素直に喜んでいるようだった。

「じゃあ、明日の朝にまた来るわね。今日はゆっくり休んで。おやすみー」

「おやすみ」

「おやすみなさい」

二人はリアと就寝の挨拶を交わすと、部屋を後にした。
リアは彼らを見送った後、すぐにネンコの名を呼んだ。
しかし、返事はない。
少し不安になったが、何か考えがあってのことだろうと気持ちを切り替えてベッドに仰向けに転がった。
普段とは違う柔らかい感触が彼女の全身を支える。
リアは痛みなく眠ることができる幸せを噛み締めながら、ぼんやりと天井を眺めていたが、急にこれまでの旅の疲れが押し寄たのか深い眠りに落ちていった。


その日の夜更け。
村長の家の一室に三人の人物の姿があった。
ひとりはこの村の村長。もうひとりは薬師の老婆。
そして、最後のひとりは灰色のフードを目深に被った背の低い小男だった。
三人は大きめのテーブルを囲むようにして木製の粗末な椅子に腰を下ろしていた。
テーブルの上には一枚の羊皮紙が広げられ、天井から吊るされたカンテラの灯りがその内容を照らしている。

「あんたの言ったとおりじゃったな」

フードの男に向かって薬師が話しかけた。
男は言葉を返さず、薄い笑みで応える。

「さて、儂らはこれからどうすればいいかの?」

村長が男に問いかける。

「例の娘を引き止めておく以外は何もしなくていいよ。いつも通りに振る舞ってて」

男は質問に答えると、羊皮紙を手に取る。
羊皮紙は今、世間を騒がせている魔女の手配書だった。
男は二日ほど前にこの手配書を持って村長と薬師のもとを訪れた。
そして、二人にこう告げたのだ。

『あと何日か後にひとりの少女がこの村を訪れる。彼女はひどく危険な魔女だが、上手く領主に引き渡せば多額の報奨金が手に入る』と。

更に彼は自分も魔女の捕獲を手伝うこと、報奨金は全て村長と薬師の二人に譲ることを約束したのだ。
自分のことを誰にも話さないことを条件として。
そのため彼の存在を村人たちは知らない。
村長と薬師の二人にとっても報奨金の取り分は多い方がいいので問題はなかった。
しかし、計画を秘密裏に進めるため、村長と薬師の二人は無理に自然を装う羽目になった。
薬師がリアを疑って見せたり、村長が集会を開いて村人たちの意見を求めたのはそのためだ。

「あと一週間くらいしたら、ヘルケン公の私兵が村に到着するはずさ。彼らは直接あんたたちに接触してくるから、後は娘の居場所を教えて報奨金を頂くだけだよ」

男は手配書を懐にしまい込むと、少し声色を変えて話を続ける。

「ただし、くれぐれも悟られないようにね。娘だけじゃなく、村人たちにも。いつどこで誰が聞き耳を立てているか分かったものじゃないからねえ」

彼はそう言って天井を見上げる。
村長たちも釣られて視線の先を追ったが、何も見つけることはできなかった。
男はしばらくの間そうしていたが、にやりと不気味な笑みを浮かべた後、目線を二人に戻して席を立つ。

「じゃあ、後はよろしく」

男は軽く挨拶した後、音もなく歩を進めて部屋から出ていった。
残された二人はお互い頷き合うと、吊るされたカンテラを取り外して一言も言葉を交わすことなくその場を後にした。


誰も居なくなった真っ暗な部屋の天井の梁にネンコが佇んでいた。
彼はリアと別れた後、薬師の後を追っていたのだ。
そして、この部屋に辿り着き、先程の会合を目撃した。
しかし、ネンコは三人が立ち去った後も、その場から動こうとしなかった。
すぐにでもリアに伝えなければならないような内容だったにも関わらずだ。
ネンコは少し首を横に傾けて唸る。
静かな夜に、その音だけがやたらと大きく響いた。


翌日、早朝から酒場で働くリアの姿があった。
酒場はマイが営んでいるものだ。
朝早くから夜遅くまで開いており、時間帯に合わせた食事や飲み物を提供している。
良心的な価格で旨い料理が食べられるということで、村では人気の場所だ。
酒場はそもそもマイの両親が始めたものだが、二人はすでに他界している。
そのため、マイは両親の店を受け継ぐことになった。
今はマイとルークの二人だけで切り盛りしている。
今日はそこにリアが加わった形だ。

「リアちゃん、ヤマメの塩焼き上がったよ」

「はーい」

リアはルークに呼ばれて、パタパタと急ぎ足で料理を受け取りに向かう。
厨房と繋がるカウンターの上には、ルークが腕によりをかけた料理が並んでいく。
それをマイとリアは分担して客のもとへと運んでいった。
正直なところ、マイとルークはリアをホールに立たせることについて最後まで迷っていた。
昨日のリアの現れ方があまりに衝撃的だったため、村人たちに余計な不安を与えはしないかと心配だったのだ。
しかし、しばらくリアが村に残るのであれば、早いうちにその不安を払拭する必要がある。
マイはそのためには村人たちに直に彼女と接してもらい、害がないことを知ってもらうことが近道だと考えた。
そのため、多少の不利益を被ることを覚悟の上で、リアをホールで使うことに決めたのだ。
案の定、訪れた客の何人かは店内にリアの姿を目にすると、背中を向けて引き返してしまった。
入店してきた客もリアに対して訝しむような視線を送っている。
しかし、そのような状況もすぐに変わるだろうとマイは確信していた。
実際にマイはほんの少しの時間を共にしたに過ぎないにも関わらず、彼女に対して親しみを感じている。
彼女にはそういう不思議な魅力があった。
誠実であり、謙虚であり、勤勉であり、美しく、愛くるしい。
年相応の子供らしさもあり、守ってあげたくなる。
そんな彼女が村人たちに馴染むのは時間の問題だろう。
マイはちらりと厨房の方を見る。
調理中のルークと目が合った。
ルークはマイに優しく微笑むと軽く頷く。
彼もリアのことを気にかけていたのだろう。
無言だがその表情は大丈夫だと告げていた。
マイは頷き返す。
マイは独りになることの苦しさを理解していた。
できることならば、目の前の少女にはそんな気持ちは味わってほしくないと思う。
マイは笑顔で働くリアを眺めながら、何か自分にできることはないかと考えるのだった。
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