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洋服店
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その日。少し汗ばむ位の温度の6月。
珍しく雨も降らずの休日。
今日は、一段とお客様が多い。
ここは、お世辞にも安いとは言えない店。
ここまで来るのはかなり珍しい。
その中で、一際記憶に残る男女がいた。
その辺にいる気持ち悪いカップルではない。
男は口を閉じ、女は目を閉じていた。開ける様子は無い。
そして、手を繋いでいた。相手を見る訳でも、話す訳でもない。
ただ、2人で1人の様な感じだ。
服は男の方が選んでいた。
かなりいいセンスをしている。
女の方が、あまり派手なモノは似合わないのを分かっていた。
単色のワンピースだったり、淡い青のロングスカート。
本当に女に似合っているものばかり選ぶ。
相手の事を全て分かっている様に。
しばらくその2人を見ていた。
そして2人は会計をすまし、帰っていった。
本当に愛しあうっていう事は素晴らしい。
珍しく雨も降らずの休日。
今日は、一段とお客様が多い。
ここは、お世辞にも安いとは言えない店。
ここまで来るのはかなり珍しい。
その中で、一際記憶に残る男女がいた。
その辺にいる気持ち悪いカップルではない。
男は口を閉じ、女は目を閉じていた。開ける様子は無い。
そして、手を繋いでいた。相手を見る訳でも、話す訳でもない。
ただ、2人で1人の様な感じだ。
服は男の方が選んでいた。
かなりいいセンスをしている。
女の方が、あまり派手なモノは似合わないのを分かっていた。
単色のワンピースだったり、淡い青のロングスカート。
本当に女に似合っているものばかり選ぶ。
相手の事を全て分かっている様に。
しばらくその2人を見ていた。
そして2人は会計をすまし、帰っていった。
本当に愛しあうっていう事は素晴らしい。
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