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第1章 少女とアクマ

序章

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 私はアクマとケイヤクした。

 何故したのかって?
 そんなの、知りたかったからだよ。

 私は知りたかった。
 あと日のことを。

 誰もが私を捨てて置いてけぼりにしたあの日のことを。

 知りたかった。

 ただそれだけ。
 それだけのために私はアクマとケイヤクした。
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