アンタッチャブル・ツインズ ~転生したら双子の妹に魔力もってかれた~

歩楽 (ホラ)

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中等部・合宿編

18話 変わりゆく優等生。

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 かんなと夏目を止めようとする荒巻が
無駄な問答をしていると


 山道のからチラチラと、光が近づいてくる
その光に照らされるは3人の姿である
なにやら、楽しそうに3人で手を繋いで歩いて来るではないだろうか

姿を確認した荒巻が3人に近づこうとした瞬間
荒巻の横を、かんなが駆けていく

「みんなーどこいってたのー」

その言葉に、鈴・優美・桜が、目を合わせ
桜「リンがぁ~やまにぃ~しばかりぃ~
優「鈴が、川に洗濯に
鈴「3人で星空を見に展望台に」

3人同時ではあるが

・・・・びっくりする、鈴

鈴「裏切ったな!」

かんな「桃太郎かよ!」と、古い童謡をおもいだす

 鈴は2人を、睨むが
桜と優美は、ハイタッチをして、やってやったと!
そんな3人を笑う、かんなと夏目。

 そんな会話をしている2人の後ろから近づいてくる
怖い顔の先生達と風紀委員達がいる
彼らの姿を見た鈴と優美は
自分たちが襲われた事に気づいた先生達が人を集めて助けに来る途中だったと気づく
さすがに、バカな言い訳は、聞いてくれない雰囲気で近づいてくる・・・。

 そんな事は露知らず、夏目が切り出す

夏「桜、あっちで、えだっちがギター弾いてるから、歌いにいかない?」

桜「ほんとにぃ~~唄うぅ~~~♪どこぉ~~」

か「おぉ~」

桜・かんな・夏目が江田先生の元に移動しだすと
助け舟と思わんばかりの、夏目の提案に
鈴と優美は、すかさず先生達から逃げ出すように付いていくが

荒巻「四条優美さん」

優「はい・・・・」

呼び止めたのは、荒巻先生

逃げる事が出来なかったのは、優美

そして優美を置いて、逃げるように鈴と桜達は、その場を離れていく。

 荒巻は3人に、事情を聞きたかったが
今は3人とも無事なら、良いかと安堵はするが
それでも、事情を聞かないと警戒を解けないと言う事もあり
話が、きちんと出来そうな四条を呼び止めた
又、荒巻は襲われたのは、四条優美であり
三千風とティオーノは巻き込まれたと考えている
なので、四条が今の現状を一番理解出来ていると考える。

荒「四条さん、先程私のデバイスから
 貴方達が何者かに襲われてる映像が送られてきましたが
 どういう事か説明できるか?」

優「え~・・・と、全部消えました・・・・・・」

荒「消えた?」

 そう、事実消えたのだ
これ以上説明のしようがないのである
荒巻は困惑する、100体は居ただろう魔物が消えたと言われたのだ意味がわからない

荒「消えたとは、どういうことだ?きちんと説・・・」

 荒巻の言葉を、遮るように優美の携帯の着信音が鳴り響く
妨害電波が弱くなったのだろうか、携帯電話使えるようになったのだ

優「家からです、出てもいいですか?」

優美の問いに、頷くしかできない荒巻である
四条家にも、何らかの報告が上がっているのは明白である
それを遮ることは後々メンドくさい事になるからだ

「はい、優美です」

・・・・・・・・・

「無事です、はい」

電話中に、優美は、ふと荒巻先生達をみる、そして爆弾発言を

「荒巻先生が、いち早く事態に気付き
 生徒会と風紀の皆さんと助けに来てくれました
 無事に助けられ、誰も怪我もなく無事です
 詳しくは戻ってから伝えます」

荒巻は、びっくりする、俺が助けた?
いやこれから助けに行くはずだったが・・・・

「それでは失礼します」

 電話を切った優美に
荒巻は今の会話を、問いただそうとすると、今度は荒巻の携帯が鳴り響く
言葉を飲み込み冷や汗を拭う

「どうぞ、出てください
 助けに来ようとしていただき・・・・・・・・
 いえ、助けていただき、ありがとうございました
 今回の騒動は終わった物と思われます
 もう襲われる事はありません
 皆さんにもお伝えください
 それでは、これで失礼します」

「な!!!!」

 1年ほど前なら、絶対に取らない態度であったが
権力に対し、一歩も引かず「何それ?」と笑い飛ばす
非常識極まりない親友を得た事で
優美の性格は、少しずつ変わって来たのだが
それでも、多少のの罪悪感で後ろ冷たい気もしながら
言いたい事を言って、その場を離れる優美であった

 そんな中、荒巻の携帯は鳴り止まない
しぶしぶ、電話にでる荒巻
二ノ宮先生はとりあえず、優美達の後を追う
綾部先生他は、騒動が終わったことを、香月先生と生徒会のメンバーに連絡をしはじめる

「もしもし、荒巻です」

「はい、天童学園3-C担任、今回の課外合宿の責任者です、今回の事は・・・・・・」


 それは、予想どうり、四条家の関係する人間からだったのだ
荒巻は電話の対応しながら、すこし夜空を仰ぎ
左手で綾部先生と風紀のメンバーに、戻ってもいいよと、サインをおくり
電話をしながら誰も居ない森にむけて、何度もお辞儀をする。


 余談であるが
荒巻はこの日だけで、数キロ痩せたと言う
帰りのバスでは死んだように寝ていたとか?


 
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