アンタッチャブル・ツインズ ~転生したら双子の妹に魔力もってかれた~

歩楽 (ホラ)

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中等部・合宿編

24話 風呂は災いの元

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 抱きしめたフォーの吐息が安定する頃には
身体の力も抜け、俺の息子は無罪放免となっていた。


 初めての経験を体験したフォーは
照れくさそうに紫音の唇に唇をかさね
火照った身体を
紫音に寄り添うように押し付けたまま
その温もりを感じ無言で幸せを味わうのだった。

そして下半身に授かった初めてを迎えた優しい痛みも愛だと感じ
唇を離し視線を紫音に向け
照れくさそうに視線をはずすのだった・・・。

 紫音は
フォーの頭を優しく撫でると
太ももの上に居座る、フォーの身体を
ゆっくりと椅子に戻すと

フォーの火照った身体に着いた、汗と、泡

そして、2人の混じりあった証とも言える結晶とも呼べる汚れを

丁寧に洗い流し終えると

「そっちに、お湯溜めてるから入って暖まれ」

フォーは湯船を見て、首をかしげる

「これに入るのかえ?」

「あぁ
 (ダーク)エルフは湯船に浸かる風習がないのか?
 とりあえず入って肩まで浸かってみれ」

そういわれ、フォーは、恐る恐る湯船に浸かる

「おおお!
 これは気持ちいいでありんす
 我らは、沐浴が基本でありんすから
 お湯に浸かるのは始めてじゃ」

「そうか、気に入ってくれたらそれいい」

そう言い、紫音は椅子に座り自分の髪を洗い出す

「わ、、我が洗ってさしあげようかえ?
 シ・・・シオン」

 尻つぼみに声が小さくなっていく
そんなに俺の名前を言うのが恥ずかしいのかと、少し笑って

「今度な、今はそこで、体の芯から暖まればいい
 まぁこっちの世界きて
 わからんこと沢山あろうが
 少しずつなれていけばいいよ」

「そうでありんすね
 この湯のでる魔法も調べたい事の一つでありやんすから」

「ははは、さっきも言ったと思うが、それは科学だよ」

「カガクとな?」

「向こうの世界では水は水だったろう?」

「あたりまえでありやんす、水は水」

「この世界では、水は H2Оといって
 目に見えない水の粒子まで、見ることが出来るんだ
 水に電気を流せば、水は燃えるし、爆発もする
 そういうことを化学でやるんだ
 これは魔法、魔術にも応用できてな
 この世界では、科学魔法いうんだ」

「ありえぬ
 水が燃え、爆発するなど・・・
 だが科学魔法とな・・・
 我の知らぬ知識がまだまだあるという事でありんすか・・・」

 そんな話をしながら
紫音は軽く、コンデショナーとトリートメントして
シャワーで洗い流し、フォーが入っている浴槽を見る
さっきまで、俺に心も体も開いていた
フォーが湯船の中でタオルで胸と大事な所を隠している
その視線は俺の背後を指している
そして俺は、額に冷たい汗をかき
背後に存在するだろう殺気に、振り返ると

空中に浮いている、リルの姿があるのだ

わすれてた!!!!

「40分たっても・・・連絡がなかったので
 御向いに参りました
 いったい何をなされてますか?」

「あ、いや・・・汚れてたんで
 お風呂であらおうかなぁ~と」

「そうですか、なぜ、そちらの女がおられるのですか?」

「いや、リルが、風呂の使い方教えず
 風呂場に置いていったんだろ?」

「・・・・・すいません・・・
 当然、使えると当たり前に思っていました
 (ッチ・・・無能ですか、この女・・・)」

「(なんか漏れてんぞ!)
 だろ、だから使い方おしえてたんだよ」

「【だから?】そんな事を言って
 なぜ?一緒に入っているのですか?」

「それは・・・・あれだ・・・うん、あれだ
 よし出るぞ、そろそろ行かないとな」

「シオン様
 私は、どういう事かと聞いているのです
 私は長いあいだ一緒にお風呂に入ることすら禁止されているのに
 それが今日ポットでの【モブ女】とお風呂に入るとは
 どういうことかと!!
 シオン様に、聞いているのです!!」

 そういえば、あの事件から、禁止してたんだった
そりゃ怒るか、仕方がない・・・

「わかった、リル、明日一緒に風呂入ってやるから許してくれ」

「ゆるします」

 さっきまで鬼の形相で殺気立っていた、リルが笑顔で答えた
だが、納得いかないのは、フォーである

フ「どういうことかえ?
 そんな小さな小動物と風呂に入っても仕方がないと思うでありんすが?」

リ「このモブは
 すこし胸が大きいからといって、何をいっているのですか
 なろうと思えば、人間サイズにもなれますよ
 だいたい、シオン様は
 すこし控えめな胸が好みですから!」

 フォーはリルを小動物といいきった
俺でさえ躊躇しそううな鬼の形相の、リルをだ
そんな、リルは攻撃対象を、俺からフォーに移す
それにしても、控えめな胸が好みと、言った覚えはない

フ「何を言うのかえ?
 先程、我の胸を、こう嬉しそうに揉んでおったのじゃよ」

リ「な・・・シ・シオン様
 私に言ってもらえば、何時でも喜んで揉んでもらいますのに」

フ「そんな、ちんちくりんの胸をもんでも
 何が嬉しのものか?
 楽しくもありやせんでしょう
 それに我は、明日は主シオンの頭を洗うと決めてるのじゃ」

紫「今度なとは言ったが、明日とはいってないぞ」

リ「言ったのですか!?
 それは、又この、モブ女と、お風呂にはいると言ったのですか?」

フ「言ったのでありんす、我と風呂に入ると」

リ「どういう事ですか?シオン様」

フ「主シオンは我との約束を破るのでありやんすか?」

紫「わかった! わかった!
 明日はリルと入るから、明後日はフォーでいいか?」

 フォーは一瞬、顔が引きつったが
所詮、小動物、主と風呂に入ろうと何も出来はしないと
明後日には、また愛を重ねれると勝ち誇った顔をした
だが、それを見逃さないリルである

リ「し・・・明々後日は、私とですね
 モブと2回入るなら、私は10回は入りませんと、釣合いません」

フォーの眉毛がピクっと反応する

フ「ちんちくりんが、何回入ろうと
 主様に奉仕が出来るとは思えませんでありんす
 明日から毎日、主様は私とお風呂に入るでありんす!」

リルの形相が・・・・ヤバイ事に・・・
それに、キリがない堂々巡りに入り込んでいく

紫「まて!時間ないんだろ、そこまでだ!とりあえず移動するぞ」

リ「くっ」

フ「主シオンの赴くままに」

悔しそうな、リルに比べ、勝ち誇ったように従うフォー
まぁ、リルは、平気で俺に歯向かうしな

紫「そうだ、リル」

リ「はい」

紫「この女性は、フォー
 取り敢えず、トイレの使い方教えてやってくれ」

リ「なんで私が!」

紫「そうか
 なら俺が使い方おしえるし
 それも、親切丁寧に
 又の開きからまでもな!!」

リ「私が教えます!」

紫「フォー服は取り敢えず、俺のジャージでも着てくれ
 後で女物借りるから、リルついでに、服だしてやってくれ
 じゃぁ先に上がって準備するわ」

 逃げるように洗面所に出て
バスタオルを手に取ると
体についた水気を吹きながら
2階の自分の部屋に移動する。

 服を着て時計を見るとすでに
午前1時を軽く過ぎていた
そんな中、俺の黒色のジャージを着たフォーがリルと一緒にはいってきた

フ「ここが、主様の部屋かえ?」

紫「ああ、オタク丸出しの部屋だから、あんまり見るなよ~~
 恥ずかしいじゃんかぁ~~~。」

フ「オタクとは、何かえ?」

紫「(ネタが通じねぇ・・)
 これだから、異世界の人間は・・・」


俺は、ラノベ・漫画・アニメが好きで
壁の本棚には、ラノベ・漫画がズラリと並んでいる
緻密に隠しているR18の薄い本は内緒だ!!

紫「フォー空間転移はできるか?
 あと人数制限あるか?」

フ「あらかじめ、ポイントをロックしておれば、できるでありんす
 人数は・・・我と主様2人のみ
 付け加えるとロック出来るポイントは9箇所でありんす
 ただ、異世界には移動できんでありんす・・・ね。」

紫「・・・・。
 それじゃぁ、この部屋ロックしておいて
 とりあえず後は、あっちいってからな、リル頼む」

リ「はい、では移動します」


 俺は、リルとフォーと共に
あの自称【魔王】と名乗る、赤頭の居る場所に転移するのだった。


 
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