アンタッチャブル・ツインズ ~転生したら双子の妹に魔力もってかれた~

歩楽 (ホラ)

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きぐるみ幼女編

2話 天童学園・自由な制服

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鈴や鉄雄達は、バスに揺られ学園に着き
正面入口近くのバス停で降りた

そこには、すでに多くの生徒達が歩いていた

この学園、小等部・中等部・高等部で、制服を変えることで区別してはいるのだが
その着こなし、改造を、許可しているのだ
その理由はデバイスにある、1人が使用するデバイスは少なくても
メイン(親)デバイス1個、子デバイス等を合わして
少なくても10個以上持ち歩いているのだ
そのデバイスの形状や、身に付ける場所は、人それぞれである
その為、制服には、かなりの自由が許されている

服装やその格好に規制は余りないが
昔、顔に108つのピアスを付けた大学生がいて、実技の訓練で、大怪我をしたそうだ
それ以降、ピアスは禁止されている、イヤリングはOKである
あと、怪我をする様な物はダメである
むき出しの刃とか、尖った角とかであるが、当たり前である


それでも、オーダーメイドするにも、お金もかかり
7割近い生徒は、そのまま着ている
それで女性は、多少のオシャレに
ミニスカートにしたり、ロングスカートにしたりと
自分なりに、オシャレを楽しむくらいである

その為か、学園には、古くから裁縫部と言う部活があり、人気でもある
ちなみに、中等部以上は、学園と生徒会の許可を取って
収支報告をすれば商売として成り立つ為、小遣い稼ぎとしても人気である

そして、同じく、デバイス研究部も
その技術によって、デバイス改造を受持ち、小遣い稼ぎをしている
そして、ある一部の園内の実力者が頻繁にこの部活で改造を行うため
このデバイス研究部は、学園で大きな人脈を持つ

そして、のこり2割は、一部の金持ちの人種であり
上位クラスの、独自の特殊デバイスを持つ面々で
自身の専属のブランドで、制服の改造や
お家お抱えの、デバイス技師の、作品で自身を着飾っていた
四条優美・柊朱莉、等である

そして最後の1割以下の生徒は、各学年の最下位クラス
ぞくに言う、クズクラスの問題児生徒である
紫音・鉄雄、でもある
これは、デバイス云々ではなく、かっこよさや、趣味、によるものであった

ちなみに、紫音・鉄雄・鈴・蓮の制服は紫音によって手が加えられている

そして、多くの者は、制服はそのままでも
その上に羽織るアウターや帽子、小物で
自身の、アンデンティティーを主張していた





何時もの用に、バスを降りた鈴は
胡桃と手を繋ぎ、登校する生徒に混じり
校門を抜け学校に入る
身長は、少し胡桃の方が高いため
どちらが年上か分からないが
制服から、年上なのは鈴だと分かるだろう
そしてまた、その身長と容姿から鈴は有名人でもあった

校門を潜り抜け、花壇で区切られた小等部に続く通路まで胡桃を送ると
胡桃は鈴に、小さく手を振り
そして、鈴の背後の人物達に
頬を桜色に染め照れながら小さく会釈し反転しると
自分の学び舎へ向けて歩き出した

それを確認した鈴は、背後にいる人物達に向き直ると
そこには、胡桃に向けて手を振る
クラスメイトの、小早川夏目と山代かんな、である
2人は、何時もの用にバスで数分先に着くと
鈴と胡桃が来るのを待ち、少し離れたとこ度で
鈴が胡桃を見送るまで待っていたのだ

以前に、夏目と、かんなの2人が、胡桃に話かけたところ
胡桃は緊張と人見知りで、自分より背の低い鈴の後ろに隠れ黙り込んだのだ
さすがの、コミニケーション能力の高い、かんなも、コミニケーションとれず
鈴の後ろに隠れてしまった胡桃に、夏目も手がだせなかった
未だに、2人が話しかけると、胡桃は緊張で、鈴の後ろに隠れるのだ
その為、胡桃に気を使わせないため
鈴と胡桃が別れるまで、声をかけず待っていたのだ

それでも、鈴に言わせれば、胡桃は2人の事を、とても気に入っているらしい
話したいけど、照れて言葉がでないそうだ
そうでなければ、会釈などしないと



鈴は、軽く右手を上げて2人に挨拶した

鈴「おはよー」
か「おはー」
夏「おはよう鈴」

挨拶かわす3人だが、そんな中
かんなは、カバンを持っていない左手を腰にあてて
通路を歩く胡桃の後ろ姿を、じっと眺めていた

か「それにしても、くるみちゃんは、歩き方が綺麗だね
 鈴と同じように歩くね、真似してるのかな?」

夏「言われてみれば、鈴も綺麗な歩き方をしますよね」

2人の指摘通り、鈴も胡桃も、綺麗な歩き方をする
それは、人目を引く、モデル歩きや
目がつい追ってしまう、優美の様な気品を漂わす歩き方ではない
それは自然体で、足の運びや、姿勢、体重移動が、とても綺麗なのだ
自然体であるがため、注目して良く見ないと気づかないが
気づく者は、その洗礼された歩き方に気が付くだろう

鈴「あぁーーなんて言うか、同じ人間から歩き方を叩き込まれているからね
 それに、そんなに歩き方綺麗かな?」

鈴は、少し考えるよに、そう言いながら
胡桃の後ろ姿を見、自分の足元に視線をやり

鈴「どうなのかな~・・・私も、くるみちゃんも
 未だに、よく姿勢が悪いって怒られるし」

夏「え?歩き方?怒る?」

かんなは、「ふ~ん へ~~」と、話を振りながら余り興味なさそうだが
予想以上に、びっくりしていたのは、夏目である

夏「叩き込まれたって誰に、胡桃ちゃん、怒られても大丈夫なの?」

胡桃は、おとなしく、人見知りで人前に出て来ようとしないと、思っていた夏目
そんな胡桃を、怒ったり出来る人物がいるのか?泣かないのか?と疑問に思ったのだ

鈴「ん?くーちゃん、ああ見えて根性あるよ?
 それに自分から、教えてって言ってきたからね」

かんなと夏目は、すでに見えなくなった胡桃を脳裏に浮かべる

そして鈴は、ある事を誤魔化し、2人をクラスに行くように促した

そして3人の話は、連休に行われた合宿の話に変わり
中等部の校舎に向けて歩いてゆくのだった。


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