アンタッチャブル・ツインズ ~転生したら双子の妹に魔力もってかれた~

歩楽 (ホラ)

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きぐるみ幼女編

26話 学園、部活動

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5月の連休も終わり

半日授業である、土曜日の午前中の授業も終わり

中等部本校舎、2-Bクラスで、その瞳に熱い決意を固めた少女がいた



そう、その少女は、右手の拳を固く握り思うのだった



(来週こそは、三千風紫音君を捕まえる)と・・・・



そして、そんな決意を、無視するかのように

友人達に、急かされる四条優美

そして急いで、帰り支度を行うのだった



優美の周りには、4人の友人達がいた

背の低い少女、鈴

その鈴に、抱きつき愛 (め)でる、かんな

その2人を、にこやかに見守る、夏目

体を左右に揺すりながら、その場でクルクル回る、桜



そんな友人を、嬉しく思う優美

5人は、午後から遊ぶ予定もない

一緒に帰るにも、5人は校門で別れるのだ

優美は御迎えの車が来ているし

かんなと夏目は、同じバスだが

鈴も桜も別々のバスなのだ

それなのに、校門まで一緒に行こうと待っていてくれるのだ

中等部に上がる、小等部での6年間、友人と言う友人が居なかった優美

クラスでも浮き、必要以上クラスメイトとも話すことはない

ただ、いつも1人だった、それを辛い寂しいと思ったことはない

それが、十士族・四条家に生まれた者のとして

逃れれない宿命と教えられた

そして、四条家の長女として覚悟していた



だが、今はそんな覚悟も

嘘だったかのような景色が目の前に広がる

ただただ、その光景が嬉しかった



手を止める優美に、再度友人達が、笑いながら帰り支度を急かすのだが

そんな些細な事すら嬉しい優美は、微笑みながら支度するのだった



「うわ!怒られて、ニヤついてる・・・優美ちゃんが壊れた・・」

「心配しなくても、かんなはすでに壊れてるから」

「壊れてない、りんが、かわいすぎるのが悪いんだ!」



鈴に後ろから覆いかぶさり、鈴は私のものと言わないばかりに抱きしめるのだった

そんな事、何時もの事だと、夏目は桜に声をかけた



「そういえば、桜?さっき、貴乃 (たかの)と話してたけど?」

「あぁ~~・・・・女子テニス部がぁぁ

 試合近いからぁ主将のぉ練習相手ぇ~たのまれたぁぁぁぁのぉぉぉ~」

「なら、今日は、テニス部にいくの?」

「うん~後で遊びにいってくる~」





******





部活動

基本、文化部と運動部と分かれるが

自由な校風で、個人の能力や、やる気を認めている学園では

部活動の掛け持ちを許されている



文化部に関しては、その部活によるが

人によって5個以上の文化部を掛け持つ生徒もいる



運動部は、運動部で、2種類に分類される

通常運動部、これは、魔法を使用しない部活動となる

魔法運動部、魔法を駆使し競技を行う部活動である



通常運動部に置いては、基本は魔法不可である

デバイスの持ち込みは、不可であり

魔法は、反則であり厳しく罰せられる



魔法監視システム、その名を、【ジャジメントシステム】

デバイス使用や外部からの魔法使用を見つけるもので

通常の監視カメラにも、搭載されているシステムである

試合会場等では、常に数台のカメラが魔法の有無を確認しているのだ

また、大きな大会では【ADS (アンチ・デバイス・システム)】が

備わっており、デバイスの起動が制限されている

また、国の機関や、役所・銀行と、このADSは広く配置されている



そして、このジャジメントシステムに見つかると

悪質であれば、即失格、数年に及ぶ出場停止

またその個人において、他の競技、部活にても出場停止と

かなり重い罰がくだされるのだ



魔法を使えば、100メートルを9秒を切る人間はたくさん居るのだ

そんな魔法を使わせないための、ジャジメントシステムでありADSなのだ





その反面、魔法運動部、魔法使用を目的とした競技もいくつもある

有名な所だと、魔法格闘部や、ポイントショット (狙撃)部、等だ

変わり種だと、フリーランニング部

魔法のみで戦う魔法戦術 (オールフリー)部などだ



だが、個人で、一流を目指す人間や

団体競技にいたっては、国体、インターハイを目指す人間に

そう幾つもの部活を掛け持ち出来る訳もなく

大概は、掛け持ちしても、2個が限度である



だが世の中には規格外と思わせる人間もいる、それは桜である

小等部から、学園に通う桜の運動神経は、運動部では有名である

そして、ものによるが、個人競技に置いて

桜は全国レベルでも通用出来る腕前であるが

その当の本人である桜は、帰宅部である



そして、中学全国トップレベルの、女子テニス部主将と

渡り合えるのは、中等部において、桜だけである

幾度か、勧誘されたが、桜は断っていた

テニスにいたっては、得点の計算が理解できないらしい

また、数多くの運動部からの勧誘も全て断っていた

断る理由は「日曜は遊びたい」と言って誤魔化すが

実際は、他人や友達がどれほど、桜が強いと、すごいとを褒めようが

家に帰れば、桜は一番弱いのだ



父は、拳聖と讃えられた人物の子供であり

母は、海外の、ある古流武術の流派を受け継ぐ人間である

兄は、兄で、無駄に上を目指す、格闘バカであるのだ

桜は、桜で、一歩でも、家族に追いつきたいと

自身の事で精一杯で、部活に時間を裂くことはないのだ



だが、今回の様に、頼まれれば、練習に付き合うし

時間があれば、練習試合や紅白戦でも参加するのだ



お分かりだと、思うが、鈴と優美も帰宅部である

かんなは、科学部や、デバイスシステム制作部と、趣味に携わる部活を数個行き来している

夏目にいたっては、いくつか所属しているが、その全貌は、いたって謎である
 
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