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きぐるみ幼女編
35話 2人の生徒会役員
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生徒会室を駆け足で出て行った、草壁大樹 (くさかべだいき)に
に電話を掛けた人物・・・
彼女は中等部2-Bの教室に居た
土曜日で、半日授業の今日、午後から生徒会での集まりがあるため
その準備をしていたのだが
同じ教室であり、彼女と同じく生徒会役員である友人に
一緒に行こうと声を掛けようと、彼女の方向を振り向いた
そこには、5月の優しい風に、薄い水色の長い髪を揺らし
彼女は静かに椅子に座り佇んでいた、まるで一枚の絵画の様に・・・
その美しい絵画に割って入って来た女性は
椅子に座る彼女の肩を揺すり
「古都 (こと)!起きなさい、生徒会に行くわよ」
静かに目を覚ました女性、細い目をあけると、無表情のまま
「愛樹 (あき)・・・・私眠いんで・・休みで」
愛樹と呼ばれた女性は、赤紫色のオシャレな眼鏡の縁を触りながら
「ダメに決まってるでしょ、急いで用意して」
そんな愛樹の言葉に古都は無表情な表情で
「ほんとにダメ?」
「ダメです」
このやりとりは、2人が2年に進級し同じクラスに成ってから
幾度となく繰り広げた、会話である
古都と呼ばれた女性
生徒会会計【和泉古都 (いずみこと)】
ロングの水色の髪に透き通るほどの白い肌
そして、残念なほどの無表情で
細く切れ長の瞳で見つめられたなら
背筋に冷たい物が走るだろう
そしてその表情からは読み取れる事は少ない
そして、愛樹と呼ばれた女性
2年にして、生徒会副会長【白梅愛樹 (しらうめあき)】
濃い茶色のセミロングに、似合う眼鏡を掛ける
実は子供っぽい童顔を隠すためのダテメガネである
言葉少なめだが、冷静沈着な、その思考、行動には
同じく副会長の草壁も、一目おき
草壁も名前の1字に【樹】の文字を持つ愛樹の事を
常に気にし目をかけていた
そして、眠たそうに生徒会室に行くの準備を行う古都を
静かに待つ愛樹、いや、愛樹以外
古都が眠たそうにしている事など分かりもしない
愛樹すら最近やっと、古都の眠たそうな表情が分かってきのだ
他の人間が、古都の表情を読む事など出来はしなかった
そして、2人より、先に教室から出て行く、5人グループがいた
それは、小学生だと思わせる、背の低い少女、鈴を入れた5人である
愛樹は基本言葉少なめであり、あまり無駄話はしない
そして、古都も、暇さえ有れば寝ているのだ
2人と鈴達5人、彼女達は、クラスメイトとして仲はよかったが
学園の外で一緒に遊ぶほどの仲ではなかったし
愛樹と古都は、十士族である、四条優美に対して
どうしても一線を引いてしまうのは、仕方のないことでもあった
そして、古都の準備が終わるのを待つわけでもなく
廊下では騒ぎが起こる
すでに、廊下に面する窓には、教室に残っていた生徒が
野次馬となり集まりだしていた
それに気づいた愛樹は、すかさず確認をする
そこに見たのは、鈴達5人と、それを囲む3年
そこには、見覚えのある人物達、柊朱莉の親衛隊だ
そして、前に出て話しているのは、児玉先輩
幾度となく、問題を起こしている親衛隊の面々であった
その場を見た、愛樹は、この現状の全てを理解した
そう、コレは、児玉先輩が、合宿の集合でのあの事件の事で
鈴に対し、何かの攻撃をしかけたと
それはそうだ、今日朝から噂されていた内容を考えれば
朱莉親衛隊である、彼等が動かない訳がなかったのである
その事に今更気がついた愛樹は、自身の配慮が足りなかったと
鈴に申し訳がたたなかった
そして愛樹自身、この現状を打破できる力は無かった
愛樹はすぐさま判断する、自身が打破できないなら
打破出来る人物を呼ぼうと、自身の最も信頼できる人間を
その人間に好意を持ってる訳でない、そう、尊敬しているだけなのよ、と
頭の中で、誰でもない、自分自身に言い訳をしながら
携帯を取り出し、もう1人の生徒会副会長の草壁に連絡を取るのだった
そう、事と次第を聞いた
学園本堂の生徒会室にいた草壁は
眉間に力を込めて、生徒会室を後にした
そして、愛樹との電話を切ると
ある人間に電話をかけるのだったが
それは、通じることはない
「くそ、宮崎の奴出ないか・・・
土曜の午後か、取締に校門にでも出払ったか・・
仕方がない、一人でどうにかなるか・・・」
廊下を走りながら、ブツブツと独り言を言うのだった
草壁が電話した相手、風紀委員長【宮崎心 (みやざきしん)】
朱莉の親衛隊がいるなら、大人数の乱闘となれば
草壁1人では収集できない可能性から
風紀委員の力を借りようと電話したのであったが
彼が電話に出ることは無かった
本堂から、中等部校舎に行くには、3箇所ある1階の渡り廊下を通るしかない
そして、生徒会室は、本堂の3階に位置していた
草壁は、3階の廊下を走り
3階から、1階に続く階段を数段飛ばしで一気に駆け下りる
1階では、何事かと、驚く先生達や
廊下を走る草壁を注意する先生を無視し
渡り廊下を走り抜けた
中等部校舎に入り、2階に上がると、すでに人だかりがあり
すでにデュエルは始まっており
野次馬の声
何かを打ち付ける音
そして、おおきく叫ぶ、見知った声、そう、児玉の声だ
野次馬の人だかりで、前に出れない草壁
数歩下がると、自身に肉体強化魔法を数個掛け
廊下を蹴り、その勢いで、野次馬の頭の上を飛び越え、壁を走る
そして、一気に、姿が見えた、児玉の前に降り立った
それは
硬化魔法を得意とし、その性格から超攻撃的な児玉と
そして、兄譲りの戦闘狂である桜
そんな2人が、今まさに衝突する瞬間であった。
に電話を掛けた人物・・・
彼女は中等部2-Bの教室に居た
土曜日で、半日授業の今日、午後から生徒会での集まりがあるため
その準備をしていたのだが
同じ教室であり、彼女と同じく生徒会役員である友人に
一緒に行こうと声を掛けようと、彼女の方向を振り向いた
そこには、5月の優しい風に、薄い水色の長い髪を揺らし
彼女は静かに椅子に座り佇んでいた、まるで一枚の絵画の様に・・・
その美しい絵画に割って入って来た女性は
椅子に座る彼女の肩を揺すり
「古都 (こと)!起きなさい、生徒会に行くわよ」
静かに目を覚ました女性、細い目をあけると、無表情のまま
「愛樹 (あき)・・・・私眠いんで・・休みで」
愛樹と呼ばれた女性は、赤紫色のオシャレな眼鏡の縁を触りながら
「ダメに決まってるでしょ、急いで用意して」
そんな愛樹の言葉に古都は無表情な表情で
「ほんとにダメ?」
「ダメです」
このやりとりは、2人が2年に進級し同じクラスに成ってから
幾度となく繰り広げた、会話である
古都と呼ばれた女性
生徒会会計【和泉古都 (いずみこと)】
ロングの水色の髪に透き通るほどの白い肌
そして、残念なほどの無表情で
細く切れ長の瞳で見つめられたなら
背筋に冷たい物が走るだろう
そしてその表情からは読み取れる事は少ない
そして、愛樹と呼ばれた女性
2年にして、生徒会副会長【白梅愛樹 (しらうめあき)】
濃い茶色のセミロングに、似合う眼鏡を掛ける
実は子供っぽい童顔を隠すためのダテメガネである
言葉少なめだが、冷静沈着な、その思考、行動には
同じく副会長の草壁も、一目おき
草壁も名前の1字に【樹】の文字を持つ愛樹の事を
常に気にし目をかけていた
そして、眠たそうに生徒会室に行くの準備を行う古都を
静かに待つ愛樹、いや、愛樹以外
古都が眠たそうにしている事など分かりもしない
愛樹すら最近やっと、古都の眠たそうな表情が分かってきのだ
他の人間が、古都の表情を読む事など出来はしなかった
そして、2人より、先に教室から出て行く、5人グループがいた
それは、小学生だと思わせる、背の低い少女、鈴を入れた5人である
愛樹は基本言葉少なめであり、あまり無駄話はしない
そして、古都も、暇さえ有れば寝ているのだ
2人と鈴達5人、彼女達は、クラスメイトとして仲はよかったが
学園の外で一緒に遊ぶほどの仲ではなかったし
愛樹と古都は、十士族である、四条優美に対して
どうしても一線を引いてしまうのは、仕方のないことでもあった
そして、古都の準備が終わるのを待つわけでもなく
廊下では騒ぎが起こる
すでに、廊下に面する窓には、教室に残っていた生徒が
野次馬となり集まりだしていた
それに気づいた愛樹は、すかさず確認をする
そこに見たのは、鈴達5人と、それを囲む3年
そこには、見覚えのある人物達、柊朱莉の親衛隊だ
そして、前に出て話しているのは、児玉先輩
幾度となく、問題を起こしている親衛隊の面々であった
その場を見た、愛樹は、この現状の全てを理解した
そう、コレは、児玉先輩が、合宿の集合でのあの事件の事で
鈴に対し、何かの攻撃をしかけたと
それはそうだ、今日朝から噂されていた内容を考えれば
朱莉親衛隊である、彼等が動かない訳がなかったのである
その事に今更気がついた愛樹は、自身の配慮が足りなかったと
鈴に申し訳がたたなかった
そして愛樹自身、この現状を打破できる力は無かった
愛樹はすぐさま判断する、自身が打破できないなら
打破出来る人物を呼ぼうと、自身の最も信頼できる人間を
その人間に好意を持ってる訳でない、そう、尊敬しているだけなのよ、と
頭の中で、誰でもない、自分自身に言い訳をしながら
携帯を取り出し、もう1人の生徒会副会長の草壁に連絡を取るのだった
そう、事と次第を聞いた
学園本堂の生徒会室にいた草壁は
眉間に力を込めて、生徒会室を後にした
そして、愛樹との電話を切ると
ある人間に電話をかけるのだったが
それは、通じることはない
「くそ、宮崎の奴出ないか・・・
土曜の午後か、取締に校門にでも出払ったか・・
仕方がない、一人でどうにかなるか・・・」
廊下を走りながら、ブツブツと独り言を言うのだった
草壁が電話した相手、風紀委員長【宮崎心 (みやざきしん)】
朱莉の親衛隊がいるなら、大人数の乱闘となれば
草壁1人では収集できない可能性から
風紀委員の力を借りようと電話したのであったが
彼が電話に出ることは無かった
本堂から、中等部校舎に行くには、3箇所ある1階の渡り廊下を通るしかない
そして、生徒会室は、本堂の3階に位置していた
草壁は、3階の廊下を走り
3階から、1階に続く階段を数段飛ばしで一気に駆け下りる
1階では、何事かと、驚く先生達や
廊下を走る草壁を注意する先生を無視し
渡り廊下を走り抜けた
中等部校舎に入り、2階に上がると、すでに人だかりがあり
すでにデュエルは始まっており
野次馬の声
何かを打ち付ける音
そして、おおきく叫ぶ、見知った声、そう、児玉の声だ
野次馬の人だかりで、前に出れない草壁
数歩下がると、自身に肉体強化魔法を数個掛け
廊下を蹴り、その勢いで、野次馬の頭の上を飛び越え、壁を走る
そして、一気に、姿が見えた、児玉の前に降り立った
それは
硬化魔法を得意とし、その性格から超攻撃的な児玉と
そして、兄譲りの戦闘狂である桜
そんな2人が、今まさに衝突する瞬間であった。
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