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きぐるみ幼女編
37話 わがままを、金と、権力で叶える女
しおりを挟むあいつらぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・
「ん?柊君、あの声は、草壁君では?」
「そのようですね、校長先生」
この部屋まで届く、声の主を聞かれ
クスクスと笑うように答える
ザ・お嬢様の雰囲気をか持ち出す、柊君とよばれた女性
それは、間違いなく、生徒会長の、柊朱莉だった
そして、今、朱莉の目の前に座っている人物
中等部の校長、一見50代であろう大人の渋みを漂わすが
よく見れば、お腹がぽっこり出た、おっさん
それは、元イケメンだったであろう男性である
ここは、本堂2階にある、中等部校長室
そして、今、部屋に設置してある
応接用の高級テーブルを挟むように、ソファーに座る2人
そして、この部屋には、もう一人
朱莉の座る、ソファーの横に、静かに立っている男性
生徒会手記である【城戸 (しろと)あきら】
立っている事で、その線の細い身体が引き立つ
ムースで綺麗にセットされた髪型
そして、誰が見ても、チャライと思わす、改造制服であるが
渋みを漂わす、元イケメンの校長は
昔は俺もそんな格好をしていたなと思うが
態度にはださす、無関心を貫いていた
「おっと、話がそれたな、それで?」
「では、あきら、あれを」
「はいはい」
城戸は、手に持つ、ノートPCを使い
高級であろうテーブルの上、30cmほどの空間に
幾つもの画面を映し出し、ある情報を出す
「コレは、過去10年間に行われた、中等部模擬戦の情報です」
「それで」
「観客の入り数や、VIPの来客数も、過去2年が上位であり
去年に関しては、トップとなりますが
まぁ、コレは、柊財閥の私と、十士族、四条優美が居る事による
宣伝効果、および、その視察によるものが大きいでしょう
ですが、去年の観客が模擬戦に対する期待値や、興奮度は最低です
これも、去年、2年模擬戦において、不名誉な事が起こったからです
校長も覚えていると思います、2年模擬戦、準決勝における、不戦勝
そう、私率いる2-Aに勝てないと判断を下した、2-Cが
3位決定戦に向けて、試合を辞退したことを
戦略的に考えれば、それも、正しい判断ですが
この大会は、学園の存在、その生徒の実力を披露する場であり
戦略敵、撤退など、有ってはならない事です
そう、過去に置いて、試合を辞退したクラスなど、存在しません
コレは、学園の生徒として、恥らう行為だと
そして、決勝戦でも、勝てないと踏むや、すぐさま白旗をあげるなど
有ってはならない事です
そして、優美が参加した、1年が行う、3人PTでの、シミュレーション戦闘でも
優美が、後衛に配置されるという、意味不明な戦い
後に映像を、見させて貰いましたが、たいして連携も何もなく
無理やり組まされた様なPT、そして結局上位に入れないという不始末
このままでは、今年の中等部模擬戦も、去年と同じように成りかねません
事実、3年は私のクラス、3-Aが優勝候補であり、確実に優勝するでしょう
そう、私のクラスと、試合クラスは、その本気を出さないでしょう
まったくもって、適当に戦ってるだけ
観客にとって、それは、面白くもなんともないでしょう
そんな事で、良いとお想いでしょうか?」
「・・・・・・柊君の言おうとする事は理解できる・・・が
ルールを変え、試合の辞退は回避できても、生徒のやる気までは・・な
事実、3-Aの強さは、他のクラスと比較するまでもなく、郡を抜いている
それに対して、負けるだろうが本気で戦えとは言えんよ」
柊財閥は、学園に多大な寄付を行っている
そのため、学年の進級に置いて、朱莉は自身のクラスの人選びまで手を回していた
その為、3-Aクラスには、草壁大樹を始め、風紀の宮崎心と
3年において、主要な人物を選び、同じクラスとしていた
コレは、中等部3年における、暗黙の事柄であり
そんなクラスに勝てるわけもなく
いや、彼等は柊朱莉に睨まれないためにも、勝っては成らないのだ
だからこそ、校長も、目の前に座る、女性には強くでれないし頭が上がらないのだ
学園理事長なら、柊財閥の御息女だろうが、文句は言えるだろうが
校長と呼ばれるが、彼も学園に雇われた、立場の低い、いち職員なのだから
逆らえば、降格ないし、首を切られかねないのだ
「そこでです、アメを用意すれば、いいと思いまして」
「アメ?模擬戦は学校行事であり、優勝しようが、懸賞も何もでない
3年の優勝は、柊君のクラスで決定なのだから、意味は成さないのでは?」
「ですから、3年に対しては、優勝、準優勝に対してになりますが
まぁ、その他にも色々と・・・・
そして、その懸賞は、私が、柊家で、ご用意させていただきますので
学園側には、負担はお掛けしません
すでに電話にて、天童学園理事長には、話を通しております
後は、校長、学園長の許可が降りれば
すぐに勧められる用に段取りはできております
あきら、あれを」
「はいっす」
城戸は、用意していた、書類を、校長の前に差し出した
それを、手に持ち、内容を確認していく、渋みをきかした男は
その書類を捲る度に、その目を丸くし、表情を変えていくのだった・・・・。
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