アンタッチャブル・ツインズ ~転生したら双子の妹に魔力もってかれた~

歩楽 (ホラ)

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きぐるみ幼女編

50話 早食い、消化に悪い、コレ常識

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カチャ・・・



それは、四条優美が、お昼ご飯を食べ終え

箸箱に箸をしまう音であった



「そんなに、急いで食べて?消化に悪いよ?」



それは、教室の中で机を合わせ

一緒に食べていた優美の友人達の1人である、三千風鈴が

いつもなら、ゆっくり食べる優美が

急いで食べたことに驚き発した言葉だった



そして、一緒に食べていた、小早川夏目も

優美の行動に驚き



「何か用事でもあるのですか?」



「先の休み時間に、旧校舎の場所を確認しましたので

 今日こそ、紫音君を捕まえに、いえ、話を聞きに行こうかと

 私も土曜日に、一緒に買い物に行けたなら

 その場で、紫音君を捕まえれたはずなのに・・・

 いえいえ、それは過ぎたことですから

 今日こそは!」



「わわっあ!! (わかった!!)

 わわひもふひひく (わたしもいく)」



「かんな、食べながら話さない」



ごっくん



夏目に怒られ

急いで口の中の物を飲み込む、山代かんな

そして、口元を緩め



「大切な事だから、もう一度言うよ

 私も行く!!当然、夏目も、りんも、桜もね!」



「え?皆さんも行くのですか?」



「当然です!そんな面白そうなこと」



何を?今更と、夏目は笑いながら答えるのだった

その陰で、小さく口ずさむ鈴



「・・・行たくない・・・・・」



「見てください、鈴も、こんなに、嬉しそうではないですか!」



「だから、行たくない」



とても、イヤそうな顔で

目を細くして笑う夏目に、再度意思表示をする鈴



「照れ隠しですか?でも鈴に拒否権は無いのですよ

 私達に、紫音君との接点は殆ど無いから

 鈴が居ないと困るの、これも優美ちゃんと

 私の為だと思って、きてね

 ついでに、宮守君に昨日のお礼もしなければなりませんし」



可愛い顔で、鈴に微笑む、夏目であったが



みんなの為?どうせ、面白そうだから、連れて行きたいだけでしょ

大体、学校での、カッコ悪い紫音に、会いたくない・・・

でも、多分連れて行かれる・・・

そして、てっちゃんは、ついでなのね



大きくため息と共に諦め、夏目の申し出に

首を小さく縦に振る鈴であった



そして、口いっぱいに、昼ご飯を貯め

ほっぺたを膨らました、桜・C・ティオーノは

自分も行くと、言葉無く

椅子に座ったまま、全身を前後に揺らし、頷いていた



そして、5人全員が、お昼ご飯を終え

今、紫音の待つ、クズクラス・・2-Jクラスへ向かうのだった



*****



中等部校舎を抜け、学科等に入り

そこをも抜けると、築100年以上は経とうと言う建物が見えてくる

建ってから100年以上は時を刻んだ校舎だが

その、昔ながらの、校舎風の建物は

半ドーム状の中等部校舎より、頑丈な作りであり

その建物は、各所に魔法陣が組み込まれており

建物全体が、大きく魔法耐性と物理耐性を有しており

100年にも及ぶ

クズクラスと呼ばれる、Jクラスの、騒ぎに耐えれるほどであった



そして、古い建物であるがため、教室の向きが逆である

そう、学科棟から、旧校舎に入ると、廊下に対し

左手に教室があり、教室の前後に出入り口がある

本当なら、学科棟に近い方が、教室の前となるはずが

後ろとなっていた





*****





そして学科等を抜けると

桜が、リズムを取りながら、一足先に旧校舎に入っていく

桜にしてみれば、何度も来たことのある旧校舎でもある

鈴の静止も聞かず、楽しそうに行ってしまうのだ



桜の向かった場所は、3ーJのクラスであった

旧校舎に入り、3年の教室の後ろの扉から顔をだす桜だった



「こんにちわぁ~~おにいちゃんいるぅ~~?」



「桜か?行き違いだったな、蓮さっきでていったぞ」



「お!さくらちゃん、今日はどうした?」



「蓮か?食堂に行ってるぞ」



そう、廊下から、3-Jのクラスに顔を覗き込んだ桜に

数人の蓮の友人達が、桜の問に答えるのだった

ちょくちょく、遊びに来る桜は、すでに蓮の友人達にとって

かわいい妹でもあったのだが



丁度その時

桜の居るドアに背をむけて友人と話していた少女がいた

その少女は、クラスメイトの【桜】の言葉に反応する

そして勢いよく振り向くと

大きな声で、桜の名前を呼びながら

そのセミロングの茶髪を揺らし

桜に駆け寄り、飛びつくのだった

そして桜の胸に飛びついた少女は

桜の大きな胸に顔を埋めるのだ

桜にしろ、少女にしろ、2人にしてみれば

いつものスキンシップなのだが



それを、初めて見た、3-Jのクラスメイトや

丁度、旧校舎に入ってきて、桜に飛びつく少女を目の辺りにした

優美・かんな・夏目は、その光景に驚くのだった



そう、それは

可愛らしい少女に

可愛らしい少女が

可愛く胸に飛び込んで

愛らしく、ハグする



とか!?



そんな可愛いものではなかったのだった
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