21年の話をきいてくれ

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はじめまして。私という人間を知ってください。

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はじめまして。
現在21歳。職探し中の女、ももでござる。
私は今、友達を人がむっちゃくちゃ群がる駅で待っている。
友達なのか?とか聞かれると長い長い話になるからここでその友達についての概念…は答えるのは控えさせてもらいたいと思う。
先ほどもお伝えさせていただいたが、私は現在職探し中の身であります。そう。仕事、ないんです。21歳の大人のくせに。
いや、なんでそんなことになったかというと、私の腸より長い話になるんじゃないかと思うんですよね。そんなに、腸長いとか言われたことないんですけどね。
前の職場に「次が決まってるのでやめまぁっす!」なんて言ってやめてきたものの、未だに職は見つけられず…。
やめなければよかったのでは?なんてそんなヤブなこと言うでないよ。そうせざるを得ない状況だったの…さ⭐︎
実際、やめてやるぜ!ってなったときには案外心はかるくなったので、この選択肢は私の21年の人生の中で割とマシだったのではないのだろうか。
いつも間違いばかりを引いてしまう私の出来損ないの頭にしては、まずまずの選択ってとこだな。
何はともあれ、友達がこないのだよ。
あ、その待ってる人が友達かどうかというのは…うん。
待っている中で、あ、小説読もうかな~なんで思い出したのがことの始まりなわけさ。
聞いてくれよお兄さんお姉さん。
いやもう誰でもいいんだが。
そう。小説を読もうとしたのさ。駅の端っこで息をひそめてね。
そうしたらなんと、小説が読めなくなっていたんですよ。いやもう。は?って思うのが普通の人の反応なのだが、わたしからすれば、「ああ、やっぱりか」と言う感じなのだ。
その「やっぱり」の中にたくさんの思いが詰まってるんだ。
本来小説や映画、目に映る物語が大好きだったんだが、いや、今も好きなんだが。
それが見れない、読めない。いつのまにかそうなってしまった。薄々気づいてはいたのだが、まさか本当になるとはなぁっと言った感じだ。
なにが?と言いたいところであろう。ただおそらく、これを読んでいるごく僅かな人は「あるよね」とおもったかもしれない。
まぁ、病院に行っていないからなんとも言えないところではあるが、おそらく鬱病であると思う。
ただ、勘違いしないでいただきたいのだが、私は「鬱病だから」という理由が大嫌いだ。だから、小説から離れたくなかった。
そうして「じゃあ書けばいいんじゃね!?」になったわけだ。
とまぁ、今に至る話はそんなところ。
おそらく私のこれまでの話をする中で、賛否両論になるんだろうなと思う。
わたしも今生きてる中でたくさん後悔することがあるのだから、「いやこうしたらいいじゃないか」という意見はもっともだと思う。
少しでも誰かの心に残る。もしくは同じような体験をしている人は、1人でも仲間がいると言うことで何か変わるものがあるかもしれない。
そんな思いで、話を進めさせていただきたいと思う。ので、どうか聴いてほしい。
21年間の、わたしの話を。
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