マリーと青色のドラゴン

ナッツ高美

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第4話 ジェンオール

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ジェンオール「 王様、本日もご機嫌麗しく。」






ジェ「私は この秋の収穫祭にむけて フェスティバルの準備をしておりました、招待状の作成や 花火師との打ち合わせ、料理に関しましても、いやはや 食材の調達から街一番の腕利きシェフを 見つけ出し、忙しく..汗  お呼びがかかりましたので 参上 致しました」





王「御苦労である。  ジェンオール よく周りを見渡してみて、なにか変化があると思わないか?」



ジェ「王妃様 ご機嫌麗しく」

いまさっき 王妃が庭園の散歩から帰ってきたようだ。

王妃「ジェンオール様、収穫祭のご準備、お疲れになるかと思います。お休みを取りながら、お進めになってくださいね。」


ジェ「はい、ありがとうございます」



そして次に
ジェンオールが内藤くんとほのかの方をみる







ジェ「.....これはこれは.. ang様によく似ておられるお方が、、 本当にang様でいらっしゃるのですが?!」




内藤くん「はい、お久しぶりです」



ジェ「ang様 どうしてここに?」



王「わしが呼び戻したのじゃ」





ほのかが、床に寝そべってゴロゴロしている
多分ジェンオールの視界には入っている






ジェ「王様、 あの件ですね、妖魔が蔓延り始めていると。 姿は妖艶でどの男も忽ちにして虜にしてしまう。陶器のような滑らかな血の通っていない様な青白い肌 唇はふくよかに形が整っていて朱く、胸元はふんわりと白百合のように美しく花開いている様子。満月の夜にその女と目を合わせると 元々の精神も肉体も破壊され、全てを妖魔に支配されてしまうとの事。」




ジェンオールが 何かに取り憑かれているかのように しゃべります




王「ジェンオールよ 大丈夫か、、?その妖魔の話をし出すと おまえも 少し気がおかしくなる様にみえて心配になる.. おまえがいつかあの妖魔の支配下になるのではないかと..」




王「その妖魔がこの国の民を騙し、わしを王の座から降ろし、自分がこの国の王となり、征服しようと企んでいる。それで ang達の力が必要となり、呼んだのじゃ」





ang「ang達?  オイラとほのか以外にも呼び戻された人がいるってことですか?
呼び戻された、、、、??オイラたち、、前にここにいたことがあるってことなのか、、??」



ほのかが今度は 「ひっろいな~」と言いながら、手を広げ部屋の端から端まで、ダッシュしてみている。





王「(うなずく) そうじゃ R.B、エンジン、それにMR.Gが この王国のどこかにもういるはずじゃ。今、ベビドラとヒーラーとラヴァに探させている。じきにここに来るだろう」





内藤くん(R.B....エンジン....MR.G.....。確か本に出てくるドラゴン達の名前だ..)
「とにかく オイラたちは、協力して、その悪い妖魔と戦い、この国を守らなければならないようだね 」




ほのか「うん..なんか難しいけれど、そういう事みたいだね。ひそひそ」


走り倒して 満足したほのかが、息を整えながら、内藤くんの横にきて、返事をする






ジェンオール「しかし 王様、 ang様の様子が前とは少し違うような。本当にang様なのでしょうか.... もしかしたら妖魔の手下が ang様に姿を変えて 侵入してきているのかもしれませんよ 注意してお気をつけて お過ごしくださいませ。なにかang様とは違うような、、お父上と会ったらもう少し感激されるのではないかと、、なにか淡々とされていて、他人事のように感じます」こちらもひそひそ。








ジェンオールが王の横で話をしていると、ジェンオールの後ろにほのかが来て、ジェンオールのマントの後ろをピンピンと引っ張ります


ほのか「ねぇ わたしは ほのかって言うの。よろしくね おじさん、なんて名前?」


ジェ「ジェンオールと申します。」



ほのか「ジェンオール、、どこかできいたことあるなぁ。」



王「この幼子は angの友人の子供だ。とても元気があって良いのだが、まだまだマナーや礼儀を知らない子供じゃ。そこで、ジェンオール、この子に色々と教えてあげてほしい。おまえも マリーがいなくなってからは、なんか生きがいをなくしたように 過ごしていたのをわしは感じていたから、この子がきっと おまえの良さをまた引き出してくれるに違いないぞよ」





ジェ「はい、王様の命令でしたら わたくしめは忠実に従いますが、この幼子も 妖魔の手下では..」




王「ジェンオール、よくみてみるのじゃ。あの屈託のない瞳を。妖魔の手下などと そんな事があるわけがなかろう。そしてあの瞳、、どこかで見たことがあると思わないか、?」




ジェンオールが、ステンドグラスの窓に、手でベタベタと触って、キレイだねキレイだねと近くにいたアチャクイに話しかけて、アチャクイの弓矢にも興味を持ち始めて、触ろうとしたところ、アチャクイに「危ないから、ゆっくり今度教えてあげるね」って言われています。  はしゃいでいるほのかの顔をみます。




ジェ「、、、、マリー様......」





王「そうじゃ  マリーの目によく似ている。やはりおまえも そう思ったか。 ほのかの母親はマリーかもしれん。」





ほのか「ねぇ アチャクイちゃん ちょっとこれやらせてみて~」



アチャクイ「あぶないよぉ~ ちゃんと練習しなきゃ」



ほのか「大丈夫、大丈夫、ほのか、お祭りとかでボールに的当てするゲームとか上手だから」






ほのかが放った矢がジェンオールの足元の近くの床に勢いよく飛んでいきました







ジェ「ほのかさま。 ちょっとこちらにおいでなさい。 」





少し低めの落ち着いたトーンの声でジェンオールがほのかを呼びます。ジェンオールの天職とも言えるお役目がはじまったようです。ジェンオールもまた本領発揮、輝き始めるのでした。







ほのか  (あっ やば。汗   ギリギリ当たらなくてよかったぁ、あやまっとこ)
「ジェ ジェンオールおじさん ごめんね ごめんね

へへへ」






つづく
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