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偵察
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こうもイケメンは爽やかなのか。
それとも爽やかだからイケメンなのか。
たった3階ではあるが息を乱すことなく、廊下と階段を分ける非常扉の前でドアを背もたれに雪見課長は私を待つ。
男にしておくには勿体無い程整った顔立ち。
でも、女性に見えるわけではない。
整いすぎると怖いとか、綺麗すぎて人形みたいとかありそうだけど、雪見課長にはそんなことはない。
笑みの形で口角が上がり、糸目に近い細目は温かい光が覗いてる。
「いつも階段を使ってるんですね」
「え?はぁ」
短い時間で重い荷物を持ち歩き、階段は爪先立ちでの上り下りで酷使したのか、返事がぼやける。
みっともなく息を乱したくなくて、大きく息を吸って呼吸を整えようとする。
「ダイエットしたくて」
えへへ、と照れ隠しに笑むと雪見課長は小首を傾げた。
「そうなの?
僕からしたら上等すぎて他の男に見せたくないぐらいだけど?
」
「はぁ?」
何を言い出すんだ?
ふふふっと、雪見課長は笑う。
「脹脛とかきゅっとしてるし。
締りがよさそうな感じがする」
くすくす笑う課長が階段の数段上から見下ろした。
笑う………嗤う………嘲笑う?
見上げれば、微笑んでるようではあるがなんだか薄ら寒い気配がする。
締りがよさそう?
えーと、どこの?
頭の中がぐるぐるまわりそう。
「キビキビ動いてるのもそうだし、運動してたの?」
ようやく登り終えた私のために雪見課長は非常扉を開けてくれた。
「してないですよ。スポーツは苦手なんです」
運動オンチではないが、スポーツというか汗をかく行為が好きではない。
その分、普段の行動を意識的に素早く運動量がありそうにするのだ。
できれば最小限の動きで効率よく痩せたい。
不精と言うなかれ。
効率重視なのだ。
「気分転換に散歩する程度で、全然です。
雪見課長は運動してそうですし、得意そうです」
こんな格好いい人が運動オンチだったらなんか残念な感じだ。
ふふふ、と雪見課長は私を見下ろして笑う。
「では、今度ご一緒しませんか?」
それとも爽やかだからイケメンなのか。
たった3階ではあるが息を乱すことなく、廊下と階段を分ける非常扉の前でドアを背もたれに雪見課長は私を待つ。
男にしておくには勿体無い程整った顔立ち。
でも、女性に見えるわけではない。
整いすぎると怖いとか、綺麗すぎて人形みたいとかありそうだけど、雪見課長にはそんなことはない。
笑みの形で口角が上がり、糸目に近い細目は温かい光が覗いてる。
「いつも階段を使ってるんですね」
「え?はぁ」
短い時間で重い荷物を持ち歩き、階段は爪先立ちでの上り下りで酷使したのか、返事がぼやける。
みっともなく息を乱したくなくて、大きく息を吸って呼吸を整えようとする。
「ダイエットしたくて」
えへへ、と照れ隠しに笑むと雪見課長は小首を傾げた。
「そうなの?
僕からしたら上等すぎて他の男に見せたくないぐらいだけど?
」
「はぁ?」
何を言い出すんだ?
ふふふっと、雪見課長は笑う。
「脹脛とかきゅっとしてるし。
締りがよさそうな感じがする」
くすくす笑う課長が階段の数段上から見下ろした。
笑う………嗤う………嘲笑う?
見上げれば、微笑んでるようではあるがなんだか薄ら寒い気配がする。
締りがよさそう?
えーと、どこの?
頭の中がぐるぐるまわりそう。
「キビキビ動いてるのもそうだし、運動してたの?」
ようやく登り終えた私のために雪見課長は非常扉を開けてくれた。
「してないですよ。スポーツは苦手なんです」
運動オンチではないが、スポーツというか汗をかく行為が好きではない。
その分、普段の行動を意識的に素早く運動量がありそうにするのだ。
できれば最小限の動きで効率よく痩せたい。
不精と言うなかれ。
効率重視なのだ。
「気分転換に散歩する程度で、全然です。
雪見課長は運動してそうですし、得意そうです」
こんな格好いい人が運動オンチだったらなんか残念な感じだ。
ふふふ、と雪見課長は私を見下ろして笑う。
「では、今度ご一緒しませんか?」
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