嘘つき山猫は赤面症

nyakachi

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日常と感情と愛情と相性

継続【功刀】

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最近、俺がオカシイ。

何か足りなくて。
何かなんかもどかしくて。

貪るように律を抱いても、キスしてもこの焦燥感が収まらない。

律の身体が目的なわけじゃない。
もちろん律の事情で抱くことができないときはあるが、そんな時は穏やかに過ごしている。

律といるときは穏やかなのだ。


だが離れるとダメだった。
信頼してないわけじゃない。

律を閉じ込めて、俺しか見ないように仕向けたい。

でもな。
俺、ここまで重たい性格じゃなかったはず…。

ちらりと横を向けば、部屋着のロングワンピースに見を包み、お気に入りのソファに身体を沈めて、猫舌のため温かいココアをちびちび舐めている律。

ココアで濡れた唇にどうしょうもなく欲情してしまう。

昼夜問わずに思春期か、と突っ込みたくなるが手を伸ばせば届く所にいる律が悪い。

「どうしたの?」

マグカップを取り上げ、ローテーブルに置く。

癖なのか、膝をかかえて最小限にまとまっている律のちらりと見える足のつま先が可愛い。

何も施されていない無垢なつま先。

指先で突くと、ビクリとカラダが跳ねた。

「なっ!」

顔を真っ赤にして動揺する律。

「ごめん。したい」

問えば更に顔を赤くする。

スカートで見えない足のつま先。
その奥へ指を、這わせると息を呑む音がした。

「彰さん……明るいです……」

「知ってる。ダメ?」

律の目を見ながら、スカートの中には両手を這わせる。

脹脛ふくらはぎから太腿ふとももまでを往復で擦る。

手のひらに律の肌が粟立つのを感じる。

戸惑ってた目が情欲に烟った。

「彰さん…ベッドへ……」
掠れて上擦った声に煽られる。

内太腿に這わそうとしていた手をスカート上から押さえられた。

「律……明るかろうが暗かろうが。
ソファここだろうがベッドだろうが。
関係なく律が欲しい。できれば毎日、いつでもいつまでもこうしていたい」

押さえられた手はそのままに、身体を伸ばして律の唇へ触れるだけのキスをする。

「律」

目を見開いて、押さえた手が緩んだのでスカートから手を引くと抱き寄せる。

「律…ダメか…?」

「……彰さん…それってプロポーズ?」


できれば毎日。
いつでも。
いつまでもこうしていたい。

あぁ。
すとん、と胸に落ちた。
焦燥感の元はこれか。

律を自分だけのものにしたい。

「指輪とか何も用意してなくてごめん。
こんなエッチの誘い文句みたいな感じだけど、俺は律ともっと一緒にいたい」

情けないプロポーズだけど、精一杯の気持ち。

「律、結婚しよう」
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