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……先住民の方?
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「これは食べられそうな実…ん、美味しい!じゃあ、こっちは……」
『それはダメ、こっちがいいわ』
『それは毒、こっちが甘いわ』
砦へと向かう道中の森で、正に道草を食うように食べられそうな実を片っ端からもいでは口に入れていく。
今のところ森の中に獰猛な獣の気配は感じない。
食物に毒があるかどうかもこうして妖精が教えてくれるので安心して口にできる。
天候良好、気温快適。
もはや気楽な散歩状態ね。
「ねぇ、妖精さん。この実って種を植えたら育つかしら?」
『育って欲しい?育ててあげる』
『実って欲しい?実らせてあげる』
あなたが望むならいくらでも──そう言いたげにふわふわと周りを飛ぶ妖精たちを見て、私は思わず苦笑いを溢してしまった。
妖精の加護は人ならざる力だけあって、人間からすると恩恵が大きすぎて手に余るときがある。
孤児院にいた頃、施しの中に形の悪いリンゴが届いたことがあった。
そのリンゴは有難く食べたのだが、残った種が可哀想だからと子供たち皆で植えることになったのだ。
植えたと言ってもリンゴを本格的に育てる知識など子供の私たちにあるわけがなく。皆、単に種を土に埋めるという行為だけを楽しんで、すっかり満足しきっていた。
──が、次の日の朝。
孤児院の庭には見覚えのない大きなリンゴの木が何本も立っていたのである。
皆が突然生えたリンゴの木に対して無邪気にキャッキャと喜んでいる中、私は妖精の本質というものをひとり思い出していた。
妖精は根が悪戯好きだ。
驚いてあんぐりと口を開けるシスターの表情なんてご褒美でしかない。
妖精たちはこのリンゴの木事件で味を占めたのだろう。隙あらば孤児院の敷地を花畑にしたり、どこからともなく湧水を出してみたり。無尽蔵にというか無駄にというか、とにかく加護を与えまくろうとした。
その結果、シスターが「どうか人並みで…!」と頭を下げて私に妖精を止めるよう頼む羽目になったのだ。
だから今食べた実の種も、私が望めばとんでもない勢いで大量増殖させることができるだろう。
「じゃあ程々にお願いするわね」
食料的にはとても有難いけれど、私の手で管理できなくなるほど育つのはちょっと困る。
そう思いながら妖精が本気を出さないよう釘を刺した、その時だった。
「アンタ、何してる」
聞こえてきた鋭い声にビクッと身体が跳ねた。
視線を向ければ少し離れたところから草木を掻き分けてこちらにやって来る男性の姿が見える。
燻んだ銀の髪に光の見えない夜闇のような漆黒の瞳。
王都の令息たちと違いしっかりとした身体つきで、年齢は私より10歳近く上といったところか。
整った顔立ちだが険しい表情と右の額から頬にかけて走る大きな傷跡のせいで、手負の獣のような荒々しさを思わせる。
彼の身に付けている革製の鎧は随分とボロボロで、長い間新調出来ていないのであろう使い古された感があった。
「……先住民の方?」
「は?」
この辺境の地で私はひとり楽しく生きて行くんだ、と思っていたので純粋に驚いてしまったのだが、私の言い方が拙かったのだろう。目の前の彼にじろりと睨まれたので慌てて口を開いた。
「ええと、食べられそうなものを物色してました」
「…何でここにドレスを着たお嬢サマなんかがいるのかって聞いてるんだよ」
「え?」
まさか問い返されるとは思わず言葉に詰まる。
何で?何でって言われても…。
「追放されたので?」
「………は?」
私の返しがそんなに意外なものだったのか、彼はたっぷりと間を置いてからぱちぱちと二、三度瞬きをした。
それから私の姿を胡乱げな目で上から下まで見て、思案するように腕を組む。
「……追放された奴ってのはもっと疲弊し切ってるか取り乱してキーキー喚いてるか、とにかくアンタみたいに森で食いもん探すような真似はしねぇんだが?」
そう言う彼の声に呆れが滲み出ている。
なるほど、どうやら私はめちゃくちゃ不審者に思われていたらしい。
確かにこの気品溢れたエリザベート様の姿で森の木の実を貪り食べていたら……うん。ちょっと様子がおかしいと思ってしまうかもしれない。
彼は暫く私の様子を観察していたが、やがてハアと盛大にため息を吐いて組んでいた腕を解いた。
思案も終えたのか、威圧的な雰囲気は引っ込めてくるりと背を向け歩き出す。
「アンタが追放されたってんなら砦に迎え入れはする。お嬢サマが生きていけるかどうかは知らねぇが、着いて来たけりゃ来い」
「迎え入れる、ということはやはり先住民…」
「それやめろ。俺たちは単に運良く生き残った兵士でしかねぇよ」
俺たち、ということは彼以外にも砦に人がいるのだろう。
それも兵士と呼ばれる、剣を振るう人たちが。
(砦なんだから、兵士はいて当然なんだけど。見た目があんなだから廃城でもおかしくないと思ってたわ…)
ひとりで気楽な辺境暮らしかと思ったら、待っているのは見知らぬ人との同居生活だったようだ。
孤児院に引き取られたばかりの頃の緊張感をちょっと思い出してしまう。
そんなことを思いつつも私は彼の後を素直に追った。
ここで普通のご令嬢だったら見ず知らずの男に着いて行くなんて危険極まりない事だけど、妖精たちが何故か私のそばから離れて彼の周りを興味深そうにふよふよと飛んでいるのでその点はまあ大丈夫…な筈。
「あの、先輩の名前は何と言うんですか?」
「は?先輩?」
「先住民の方はやめろと仰ったので…。一緒に暮らしていくなら名前くらいは知っておいた方が良いかと」
私がごく当たり前のことを言えば、前を行く彼はぴたりと足を止めた。
振り向いた彼の暗い目が私をじっと見つめる。
「………アッシュだ。先輩はやめろ」
妙な間があったな、と思いつつ私も自己紹介をすべくにこりと笑った。
これから同じ砦で過ごすのだから印象良く思われたい。
殿下のときのような気持ち悪い思いをするのはごめんだけど、この感じ彼ならそんなことにもならないだろう。
「アッシュさんですね。私は『クレア』です」
この姿ならば『エリザベート』と名乗るべきだったかと一瞬頭に過ったが、とは言えここへは既に平民として追放されてしまっている身であるし、何なら侯爵家からも存在を『なかったこと』にされている筈だ。
それなら私がこの姿でクレアを名乗ったって問題はない。
「さん付けも敬語も要らねぇ」
「ではアッシュで」
アッシュは私の返答には特に何も反応せず、再び背を向けて歩き出した。
愛想はないし口調も荒いが、嫌な場合に「やめろ」とはっきり示してくれるのはむしろ有難い。
砦には他にどんな人がいるだろう。
孤児院の頃のように居心地の良いものだと嬉しいのだが。
ついでに拾った実を育てる場所があるともっと嬉しい。
そんな期待と砦への少しの緊張を持ちながら、私はアッシュと妖精たちの後ろを鼻歌混じりに着いて行った。
「……名前なんて知ったところで、虚しいだけだがな」
だからそんなアッシュの呟きも、ご機嫌な私の耳に届く事はなかったのである。
『それはダメ、こっちがいいわ』
『それは毒、こっちが甘いわ』
砦へと向かう道中の森で、正に道草を食うように食べられそうな実を片っ端からもいでは口に入れていく。
今のところ森の中に獰猛な獣の気配は感じない。
食物に毒があるかどうかもこうして妖精が教えてくれるので安心して口にできる。
天候良好、気温快適。
もはや気楽な散歩状態ね。
「ねぇ、妖精さん。この実って種を植えたら育つかしら?」
『育って欲しい?育ててあげる』
『実って欲しい?実らせてあげる』
あなたが望むならいくらでも──そう言いたげにふわふわと周りを飛ぶ妖精たちを見て、私は思わず苦笑いを溢してしまった。
妖精の加護は人ならざる力だけあって、人間からすると恩恵が大きすぎて手に余るときがある。
孤児院にいた頃、施しの中に形の悪いリンゴが届いたことがあった。
そのリンゴは有難く食べたのだが、残った種が可哀想だからと子供たち皆で植えることになったのだ。
植えたと言ってもリンゴを本格的に育てる知識など子供の私たちにあるわけがなく。皆、単に種を土に埋めるという行為だけを楽しんで、すっかり満足しきっていた。
──が、次の日の朝。
孤児院の庭には見覚えのない大きなリンゴの木が何本も立っていたのである。
皆が突然生えたリンゴの木に対して無邪気にキャッキャと喜んでいる中、私は妖精の本質というものをひとり思い出していた。
妖精は根が悪戯好きだ。
驚いてあんぐりと口を開けるシスターの表情なんてご褒美でしかない。
妖精たちはこのリンゴの木事件で味を占めたのだろう。隙あらば孤児院の敷地を花畑にしたり、どこからともなく湧水を出してみたり。無尽蔵にというか無駄にというか、とにかく加護を与えまくろうとした。
その結果、シスターが「どうか人並みで…!」と頭を下げて私に妖精を止めるよう頼む羽目になったのだ。
だから今食べた実の種も、私が望めばとんでもない勢いで大量増殖させることができるだろう。
「じゃあ程々にお願いするわね」
食料的にはとても有難いけれど、私の手で管理できなくなるほど育つのはちょっと困る。
そう思いながら妖精が本気を出さないよう釘を刺した、その時だった。
「アンタ、何してる」
聞こえてきた鋭い声にビクッと身体が跳ねた。
視線を向ければ少し離れたところから草木を掻き分けてこちらにやって来る男性の姿が見える。
燻んだ銀の髪に光の見えない夜闇のような漆黒の瞳。
王都の令息たちと違いしっかりとした身体つきで、年齢は私より10歳近く上といったところか。
整った顔立ちだが険しい表情と右の額から頬にかけて走る大きな傷跡のせいで、手負の獣のような荒々しさを思わせる。
彼の身に付けている革製の鎧は随分とボロボロで、長い間新調出来ていないのであろう使い古された感があった。
「……先住民の方?」
「は?」
この辺境の地で私はひとり楽しく生きて行くんだ、と思っていたので純粋に驚いてしまったのだが、私の言い方が拙かったのだろう。目の前の彼にじろりと睨まれたので慌てて口を開いた。
「ええと、食べられそうなものを物色してました」
「…何でここにドレスを着たお嬢サマなんかがいるのかって聞いてるんだよ」
「え?」
まさか問い返されるとは思わず言葉に詰まる。
何で?何でって言われても…。
「追放されたので?」
「………は?」
私の返しがそんなに意外なものだったのか、彼はたっぷりと間を置いてからぱちぱちと二、三度瞬きをした。
それから私の姿を胡乱げな目で上から下まで見て、思案するように腕を組む。
「……追放された奴ってのはもっと疲弊し切ってるか取り乱してキーキー喚いてるか、とにかくアンタみたいに森で食いもん探すような真似はしねぇんだが?」
そう言う彼の声に呆れが滲み出ている。
なるほど、どうやら私はめちゃくちゃ不審者に思われていたらしい。
確かにこの気品溢れたエリザベート様の姿で森の木の実を貪り食べていたら……うん。ちょっと様子がおかしいと思ってしまうかもしれない。
彼は暫く私の様子を観察していたが、やがてハアと盛大にため息を吐いて組んでいた腕を解いた。
思案も終えたのか、威圧的な雰囲気は引っ込めてくるりと背を向け歩き出す。
「アンタが追放されたってんなら砦に迎え入れはする。お嬢サマが生きていけるかどうかは知らねぇが、着いて来たけりゃ来い」
「迎え入れる、ということはやはり先住民…」
「それやめろ。俺たちは単に運良く生き残った兵士でしかねぇよ」
俺たち、ということは彼以外にも砦に人がいるのだろう。
それも兵士と呼ばれる、剣を振るう人たちが。
(砦なんだから、兵士はいて当然なんだけど。見た目があんなだから廃城でもおかしくないと思ってたわ…)
ひとりで気楽な辺境暮らしかと思ったら、待っているのは見知らぬ人との同居生活だったようだ。
孤児院に引き取られたばかりの頃の緊張感をちょっと思い出してしまう。
そんなことを思いつつも私は彼の後を素直に追った。
ここで普通のご令嬢だったら見ず知らずの男に着いて行くなんて危険極まりない事だけど、妖精たちが何故か私のそばから離れて彼の周りを興味深そうにふよふよと飛んでいるのでその点はまあ大丈夫…な筈。
「あの、先輩の名前は何と言うんですか?」
「は?先輩?」
「先住民の方はやめろと仰ったので…。一緒に暮らしていくなら名前くらいは知っておいた方が良いかと」
私がごく当たり前のことを言えば、前を行く彼はぴたりと足を止めた。
振り向いた彼の暗い目が私をじっと見つめる。
「………アッシュだ。先輩はやめろ」
妙な間があったな、と思いつつ私も自己紹介をすべくにこりと笑った。
これから同じ砦で過ごすのだから印象良く思われたい。
殿下のときのような気持ち悪い思いをするのはごめんだけど、この感じ彼ならそんなことにもならないだろう。
「アッシュさんですね。私は『クレア』です」
この姿ならば『エリザベート』と名乗るべきだったかと一瞬頭に過ったが、とは言えここへは既に平民として追放されてしまっている身であるし、何なら侯爵家からも存在を『なかったこと』にされている筈だ。
それなら私がこの姿でクレアを名乗ったって問題はない。
「さん付けも敬語も要らねぇ」
「ではアッシュで」
アッシュは私の返答には特に何も反応せず、再び背を向けて歩き出した。
愛想はないし口調も荒いが、嫌な場合に「やめろ」とはっきり示してくれるのはむしろ有難い。
砦には他にどんな人がいるだろう。
孤児院の頃のように居心地の良いものだと嬉しいのだが。
ついでに拾った実を育てる場所があるともっと嬉しい。
そんな期待と砦への少しの緊張を持ちながら、私はアッシュと妖精たちの後ろを鼻歌混じりに着いて行った。
「……名前なんて知ったところで、虚しいだけだがな」
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