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第43話 最後の一発
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「さ、さすがにそろそろ……」
引き気味にオットーに言われ、テレサは目の前のメリナにもうほとんど意識がないことに気づいた。
小さくて白い顔には、痣がいくつもできている。
でも、私が今まで受けてきた苦しみに比べれば、全然足りないわ。
それに、この子の意識を奪う必要がある。
「じゃあ、これが最後ね」
テレサの言葉に、メリナはびくっと身体を震わせた。
一発で彼女が意識を失わなかったのは、テレサがきちんと手加減していたからだ。
だけど、そろそろ終わりにしなきゃ。
渾身の力を込めて拳を強く握る。そして、思いっきりメリナの頬を殴りつけた。
メリナの身体が吹っ飛んで壁にぶつかる。かなりの衝撃があっただろうが、ぐったりとしたまま、メリナは起き上がらない。
「テレンス!」
フランクの声だ。慌てて振り向くと、石化が治り、いつもの姿をしたフランクが立っていた。
「フランク様! よかった、治ったんですね……!」
メリナが意識を失い、フランクの石化病が治った。やはりテレサの予想通り、メリナの異能は石化病を治すことではなく、人を石化させることだったのだ。
「メリナ……」
オットーが倒れたメリナに近寄り、そっと抱き締めた。
「本当に、君の異能は……」
もちろん、意識を失っているメリナが返事をすることはない。分かっているだろうに、オットーはまた彼女の名前を呼んだ。
オットー様は、きっとメリナを本気で愛していたんだわ。
だからこそ、いきなり呼びつけられたのに、わざわざバウマン家にやってきてくれたのだろう。
オットーはメリナを優しくベッドまで運ぶと、テレサの方を見た。
その瞳には涙が滲んでいて、なんだかテレサまで苦しくなってしまう。
「君は今まで、メリナに苦しめられてきたんだね」
「……はい。死んだことにして逃げたのも、彼女や彼女の母親から逃げるためでした。バウマン公爵の愛人だった母が死に、ここにいる意味がなくなりましたから」
小さい頃から舞踏会に行ったことのないテレサは、もちろん第二王子と話すのは初めてだ。
というか、王族どころか、身内以外の上級貴族と話したことすらないのである。
なんだか緊張するわね。
「申し訳ない」
テレサ相手に、オットーは深々と頭を下げた。
「いえ、その、悪いのは殿下ではありません」
「でも、私の婚約者が君を傷つけてしまった。そして、彼にも迷惑をかけた」
オットーに視線を向けられ、フランクは急に姿勢を正した。第二王子に見つめられて緊張しているのがばればれだ。
「私も昔、メリナに石化病を治してもらったことがある。私を心底心配し、回復すると喜んでくれた姿が印象的だった。まさかメリナが、私を病にしたなんて」
切なげな溜息を吐き、オットーは額に手を当てた。きっと、上手く気持ちを整理できないのだろう。
メリナはきっと、王族や上級貴族に恩を売り、良好な関係を築くために異能を使ってきたんだわ。
だから、石化病はいつもメリナの近くにいる身分が高い人だけがなっていたのよ。
「メリナは聖女なんかじゃなかった。……むしろ、その逆だ。彼女のせいで、多くの人が病に苦しんできたんだから」
自分の罪を詫びるように深々と頭を下げ、オットーはテレサを真剣に見つめた。
「君は真実を教えてくれた。ありがとう」
「……いえ。私はただ、本当のことを知らせたかっただけです」
自分を虐げてきたメリナが、聖女として皆に愛され、幸せに生きていくのが許せなかった。
自由に生きるためだけではなく、メリナに辛い思いをさせてやりたいという気持ちがあった。
「ちゃんと礼とお詫びをさせてほしい。なにか欲しい物があれば、何でも言ってくれ」
「……なんでも?」
テレサの言葉に、オットーは少しだけ動揺を見せたが、覚悟を決めたように頷いた。
「もちろん。君のおかげで、メリナが偽聖女だと分かった。このまま彼女に皆が騙されていたら、恐ろしいことになっていたかもしれない」
ちょっと大袈裟じゃないかしら?
でも、確かにその通りかもしれないわね。現にメリナは第二王子と婚約して、王家と関係を結ぶことにも成功していたんだもの。
「君は何が欲しい?」
オットーの問いかけに浮かんだのは、もちろん一つだ。
図々しいお願いかもしれない。けれど、これしかない。
「モルグです」
「……モルグ?」
「今は荒れ地になってしまった、私の母の故郷です。私は、母の故郷を復活させたいんです」
なるほど、と呟いたオットーはわずかな間考え込んでいたが、すぐに笑顔を浮かべてくれた。
「分かった。君にモルグを授けよう」
「本当ですか!?」
「ああ。正直なところ、荒れ地になっているのでは、管理にも困っているんだろうしね。それに、バウマン家は取り潰されるだろうから」
「バウマン家が……」
「メリナは異能を使って、王族や多くの貴族に苦しめ、しかも騙していた。とても許せる罪じゃない」
まさか、バウマン家そのものがなくなってしまうなんて。
でも、王族を騙していたんだから仕方がないわ。
「だけど……しばらくの間、二人きりにしてほしい。メリナは、まだ私の婚約者だから」
そう言ったオットーの瞳には、涙がたまっていた。
引き気味にオットーに言われ、テレサは目の前のメリナにもうほとんど意識がないことに気づいた。
小さくて白い顔には、痣がいくつもできている。
でも、私が今まで受けてきた苦しみに比べれば、全然足りないわ。
それに、この子の意識を奪う必要がある。
「じゃあ、これが最後ね」
テレサの言葉に、メリナはびくっと身体を震わせた。
一発で彼女が意識を失わなかったのは、テレサがきちんと手加減していたからだ。
だけど、そろそろ終わりにしなきゃ。
渾身の力を込めて拳を強く握る。そして、思いっきりメリナの頬を殴りつけた。
メリナの身体が吹っ飛んで壁にぶつかる。かなりの衝撃があっただろうが、ぐったりとしたまま、メリナは起き上がらない。
「テレンス!」
フランクの声だ。慌てて振り向くと、石化が治り、いつもの姿をしたフランクが立っていた。
「フランク様! よかった、治ったんですね……!」
メリナが意識を失い、フランクの石化病が治った。やはりテレサの予想通り、メリナの異能は石化病を治すことではなく、人を石化させることだったのだ。
「メリナ……」
オットーが倒れたメリナに近寄り、そっと抱き締めた。
「本当に、君の異能は……」
もちろん、意識を失っているメリナが返事をすることはない。分かっているだろうに、オットーはまた彼女の名前を呼んだ。
オットー様は、きっとメリナを本気で愛していたんだわ。
だからこそ、いきなり呼びつけられたのに、わざわざバウマン家にやってきてくれたのだろう。
オットーはメリナを優しくベッドまで運ぶと、テレサの方を見た。
その瞳には涙が滲んでいて、なんだかテレサまで苦しくなってしまう。
「君は今まで、メリナに苦しめられてきたんだね」
「……はい。死んだことにして逃げたのも、彼女や彼女の母親から逃げるためでした。バウマン公爵の愛人だった母が死に、ここにいる意味がなくなりましたから」
小さい頃から舞踏会に行ったことのないテレサは、もちろん第二王子と話すのは初めてだ。
というか、王族どころか、身内以外の上級貴族と話したことすらないのである。
なんだか緊張するわね。
「申し訳ない」
テレサ相手に、オットーは深々と頭を下げた。
「いえ、その、悪いのは殿下ではありません」
「でも、私の婚約者が君を傷つけてしまった。そして、彼にも迷惑をかけた」
オットーに視線を向けられ、フランクは急に姿勢を正した。第二王子に見つめられて緊張しているのがばればれだ。
「私も昔、メリナに石化病を治してもらったことがある。私を心底心配し、回復すると喜んでくれた姿が印象的だった。まさかメリナが、私を病にしたなんて」
切なげな溜息を吐き、オットーは額に手を当てた。きっと、上手く気持ちを整理できないのだろう。
メリナはきっと、王族や上級貴族に恩を売り、良好な関係を築くために異能を使ってきたんだわ。
だから、石化病はいつもメリナの近くにいる身分が高い人だけがなっていたのよ。
「メリナは聖女なんかじゃなかった。……むしろ、その逆だ。彼女のせいで、多くの人が病に苦しんできたんだから」
自分の罪を詫びるように深々と頭を下げ、オットーはテレサを真剣に見つめた。
「君は真実を教えてくれた。ありがとう」
「……いえ。私はただ、本当のことを知らせたかっただけです」
自分を虐げてきたメリナが、聖女として皆に愛され、幸せに生きていくのが許せなかった。
自由に生きるためだけではなく、メリナに辛い思いをさせてやりたいという気持ちがあった。
「ちゃんと礼とお詫びをさせてほしい。なにか欲しい物があれば、何でも言ってくれ」
「……なんでも?」
テレサの言葉に、オットーは少しだけ動揺を見せたが、覚悟を決めたように頷いた。
「もちろん。君のおかげで、メリナが偽聖女だと分かった。このまま彼女に皆が騙されていたら、恐ろしいことになっていたかもしれない」
ちょっと大袈裟じゃないかしら?
でも、確かにその通りかもしれないわね。現にメリナは第二王子と婚約して、王家と関係を結ぶことにも成功していたんだもの。
「君は何が欲しい?」
オットーの問いかけに浮かんだのは、もちろん一つだ。
図々しいお願いかもしれない。けれど、これしかない。
「モルグです」
「……モルグ?」
「今は荒れ地になってしまった、私の母の故郷です。私は、母の故郷を復活させたいんです」
なるほど、と呟いたオットーはわずかな間考え込んでいたが、すぐに笑顔を浮かべてくれた。
「分かった。君にモルグを授けよう」
「本当ですか!?」
「ああ。正直なところ、荒れ地になっているのでは、管理にも困っているんだろうしね。それに、バウマン家は取り潰されるだろうから」
「バウマン家が……」
「メリナは異能を使って、王族や多くの貴族に苦しめ、しかも騙していた。とても許せる罪じゃない」
まさか、バウマン家そのものがなくなってしまうなんて。
でも、王族を騙していたんだから仕方がないわ。
「だけど……しばらくの間、二人きりにしてほしい。メリナは、まだ私の婚約者だから」
そう言ったオットーの瞳には、涙がたまっていた。
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