異世界テイスト ~宿屋の跡継ぎに転生した主人公の異世界飯テロチーレム冒険ファンタジー!!~

きーす

文字の大きさ
131 / 447
第4章 冒険 -王都編-

ドロップ品

しおりを挟む


「ねぇ、これ何? 女王蜂の隣りに落ちてたんだけど...」


 セレナが小さな瓶?を持ってこちらにやってきた。


「それはドロップ品ね」


 いつの間にか馬車から降りていたフィリア王女が答えた。


「ドロップ品? ダンジョンとかで発生するアレ?」

「そうよ。地上の魔物でもごく稀にあるらしいわ。キラービーの女王蜂だから蜂蜜じゃないかしら?」


 フィリア王女のその言葉を受けて、俺は瓶の中身を鑑定した。


ローヤルゼリー【女王蜂】
蜂蜜ではあるのだか、
栄養価が格段に高い


「これ、ローヤルゼリーってなってますけど...」

「「「ローヤルゼリー!!」」」


 何だ?
 シェリルにフィリア王女とアルテさんが過剰に反応してるけど。
 いいモノなのかな?


「そんなにいいモノなんですか、これ?」

「あのねシーマ。女王蜂のローヤルゼリーっていったらかなりの高級品よ。ほとんど出回らないから、会長は扱ったことがあるかもしれないけど、ボクに至っては見たこともないんだよ」

「美容にいいこともあって、私達王家はもちろん、貴族の女性達が挙ってかき集めてるからね...」

「へぇー、そうなんだ。じゃあ、フィリア王女様に献上しますね」

「「えっ!!」」「ホントに?!!!」


 あれ?
 嫁ズが残念そうだな。
 フィリア王女は歓喜に満ちてるけど苦笑


「ホントにもらっていいの?」

「えぇ。そんなに高級品なら俺たちが持ってて狙われても嫌ですしね」

「セレナやシェリルにあげなくてもいいの?」

「セレナもシェリルも十分綺麗ですかね。これ以上綺麗になっても俺が困りますし」

「「...照」」

「あっそ。嫁大好き過ぎなあなたに聞いた私がいけなかったわ...。でも、そこまで言われると何だか悔しいわね。まるで私が2人に劣ってるみたいだわ」

「いやいや、フィリア王女様もお綺麗ですよ」

「何か取って付けたような言葉ね」

「そんなことないですよ...」

「まぁいいわ。それじゃ、これは有難くもらっておくけど、王都に着くまでは預かっててくれるかしら?」

「いいですよ。アイテムボックスに入れておきます」


 一時はどうなることかと思ったけど、ローヤルゼリー問題は何とか片付いたな。




「そういえば、シーマさんは鑑定も使えるのね?」

「あれ?言ってませんでしたっけ?」


 やべー。
 さっき何にも考えずに鑑定使っちゃってたよ。
 すっとぼけてみたけど大丈夫かな?


「聞いてないわね。本当にあなた何者なの? 知らない料理がどんどん出てくるし、女神のことは...いいとして。まるでこの世界の人ではないみたいだわ」

「「...」」


 スゴいな、この王女。
 あんたこそ何者だよって話だ。
 ほとんど合ってるじゃん笑
 
 エルピスが言うには、そのうち全部を知るけどまだ早いらしいからな。


「まだ言ってないことがあるかもしれませんが、俺は俺ですよ。もちろんこの世界の人間です」

「これからも一緒にいれば分かることもあるでしょうから、今のところはそれでいいわ」

「「...?」」


 ん?
 何か今、聞き捨てならない言葉があったな。
 セレナもシェリルも無言で?だし。


「これからも一緒にってどういうことですか?」

「あっ! い、いや、その...王都まで一緒ってことよ!」

「「「...」」」


 何か怪しいなー。
 裏で何か企んでんのかなー。
 でも、相手は王女様だしな。
 何も出来ないし、何も言えん。


「そうですよね...」


しおりを挟む
感想 35

あなたにおすすめの小説

スキル『倍加』でイージーモードな異世界生活

怠惰怠man
ファンタジー
異世界転移した花田梅。 スキル「倍加」により自分のステータスを倍にしていき、超スピードで最強に成り上がる。 何者にも縛られず、自由気ままに好きなことをして生きていくイージーモードな異世界生活。

男が英雄でなければならない世界 〜男女比1:20の世界に来たけど簡単にはちやほやしてくれません〜

タナん
ファンタジー
 オタク気質な15歳の少年、原田湊は突然異世界に足を踏み入れる。  その世界は魔法があり、強大な獣が跋扈する男女比が1:20の男が少ないファンタジー世界。  モテない自分にもハーレムが作れると喜ぶ湊だが、弱肉強食のこの世界において、力で女に勝る男は大事にされる側などではなく、女を守り闘うものであった。  温室育ちの普通の日本人である湊がいきなり戦えるはずもなく、この世界の女に失望される。 それでも戦わなければならない。  それがこの世界における男だからだ。  湊は自らの考えの甘さに何度も傷つきながらも成長していく。  そしていつか湊は責任とは何かを知り、多くの命を背負う事になっていくのだった。 挿絵:夢路ぽに様 https://www.pixiv.net/users/14840570 ※注 「」「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。

『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』

チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。 気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。 「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」 「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」 最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク! 本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった! 「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」 そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく! 神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ! ◆ガチャ転生×最強×スローライフ! 無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!

1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!

マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。 今後ともよろしくお願いいたします! トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕! タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。 男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】 そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】 アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です! コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】 マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。 見てください。

異世界転生したら内装工だった件 ~壁を立てて国を救う職人無双~

もしもノベリスト
ファンタジー
俺の仕事は、空間を作ること。——たとえそれが、異世界だとしても  都内の内装会社に勤める現場代理人・墨田建吾(37歳)は、ある日、現場で足場から転落し、気がつくと見知らぬ世界にいた。そこは魔法と剣が支配する中世風の異世界。しかし建吾が転生したのは、勇者でも魔法使いでもなく、ただの「内装工」としてだった。  異世界の建築技術は石積みと木造が主流で、LGS(軽量鉄骨)どころか、まともな墨出しすら存在しない。城の壁は分厚いが断熱性は皆無、天井は高いが遮音性ゼロ。建吾は最初こそ途方に暮れるが、やがて気づく——この世界には、俺の技術が必要とされている、と。  偶然助けた辺境伯家の令嬢・リーゼロッテから、崩壊寸前の領地の城砦修繕を依頼された建吾。彼は異世界の素材を分析し、魔法を「電動工具」代わりに使い、独自の「軽量鉄骨工法」を編み出していく。完璧な墨出し、精密な下地組み、パテ処理から仕上げまで——彼の施工管理能力は、やがて「神業」と呼ばれ始める。  しかし、建吾の技術革新は旧来の建築ギルドの利権を脅かし、さらには魔王軍の侵攻計画にも関わる重大な秘密に触れてしまう。魔王城の「構造的弱点」を見抜いた建吾は、人類連合軍の最終決戦において、かつてない役割を担うことになる——それは、魔王城の内装を破壊し、空間そのものを崩壊させるという、前代未聞の作戦だった。  内装工の知識と経験、そして異世界で得た仲間たちとの絆。墨田建吾は、壁を立て、天井を張り、床を敷くことで、文字通り「世界を救う空間」を構築していく。 この物語は小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで掲載されています。 小説家になろう:https://ncode.syosetu.com/n9309lp/1/ カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/822139842910255740 アルファポリス:https://www.alphapolis.co.jp/novel/852717007/297023486?preview=1

揚げ物、お好きですか?リメイク版

ツ~
ファンタジー
揚げ物処「大和」の店主ヤマトは、ひょんな事から、エルフの国『エルヘルム』へと連れて来られ、そこで店をひらけと女王に命令される。 お金の無いヤマトは、仲間に助けられ、ダンジョンに潜って、お金や食材を調達したり、依頼されたクエストをこなしたり、お客さんとのふれ合いだったり……と大忙し? 果たして、ヤマトの異世界生活はどうなるのか?! 

外れスキルは、レベル1!~異世界転生したのに、外れスキルでした!

武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生したユウトは、十三歳になり成人の儀式を受け神様からスキルを授かった。 しかし、授かったスキルは『レベル1』という聞いたこともないスキルだった。 『ハズレスキルだ!』 同世代の仲間からバカにされるが、ユウトが冒険者として活動を始めると『レベル1』はとんでもないチートスキルだった。ユウトは仲間と一緒にダンジョンを探索し成り上がっていく。 そんなユウトたちに一人の少女た頼み事をする。『お父さんを助けて!』

異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める

自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。 その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。 異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。 定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。

処理中です...