上 下
1 / 15

悪役令嬢

しおりを挟む
高松財閥が、破綻してそこの高松玲子令嬢が僕、島田一郎のペットになったのは自然な事だった。

高松財閥の奴隷だった僕は玲子に良くいじめられた。

全裸にさせられ冷たい水を真冬にかけられて僕は奇声を上げ逃げ回った。

玲子は、笑いながら追いかけて来た。

玲子にとって僕はペットだった。

その立場が逆転したのである。

僕は、玲子に氷水の入った風呂に入れてと命令した。

玲子は、逆らえずにドレスのまま冷たい風呂に入った。

「どうだい?湯加減は?」

玲子は、唇を真っ青にして

「ちょうど良いです。」

と答えた。
しおりを挟む

処理中です...