畑仕事をしていたら美人剣士を助けた(偶然)

サギリーウット

サギリーウットは、玉座に座る王、イザベラの父親ナギニーパクトに挨拶していた。「久しぶりだな。大魔法使いサギリー。」「は！」とサギリーは胸に手を当て敬礼した。「ドラゴンフィラの剣を抜いた者がいると聞いて駆け付けました。」「ああ、フライーパクトの事だな。」「フライーパクト！」サギリーは名前を聞いて耳を疑った。

王室に、イザベラを先頭にフライ、ティンクが入って来た。「貴様か？大男、フライーパクトとは？」サギリーは、フライに聞いた。「ああ、そうだ！」とフライは答えた。「試させて貰うぞ！」「雷鳴サントス！」とサギリーは呪文を唱えた。フライは、軽く左手で雷鳴サントスを弾き飛ばした。

実力は、分かった。サギリーは、微笑した。フライーパクト、あの2人に子供がいたとはな。「素晴らしい。」とサギリーは呟いた。「フライーパクト！デビルサーガを倒しに行くぞ。そして戦乱のこの世を平和にするぞ。」とサギリーはフライに言った。イザベラは、フライが認められた事が誇らしかった。