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魔女
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白銀の髪の毛に両耳にピアスをして
十字架のネックレスをした
白銀祐也は不機嫌そうに校門を通り抜けた。
教室の窓から祐也を見ている女子生徒達は騒いでいる。
「白銀君、1週間ぶりの登校だよね!」
黄色い声を上げている。
クラスの95%の女子生徒はみんな白銀ファンなのだ。
そしてわたしの隣の席。
「久しぶりだな。魔女さん。」
「その呼び方やめてくれる?」
わたし、仙道絵里は魔女の末裔なのだ。
「はーい、絵里ちゃん。」
「また悪魔を殺したの?」
「ノーコメント!放課後ね。」
授業中、祐也は意識を飛ばして屋上で寝ていた。
しかし、分身がちゃんと授業を真面目に聞いている。
分身は、絵里に熱を上げている。
わたしも出来るがしない。
平成になってまで魔女狩りをされたくないからだ。
魔女狩りは悲惨だと祖母が語ってくれた。
少しでも他の人間よりも違った事をしたら死刑である。
現代は無いが
恐ろしいと絵里は思っていた。
祐也は、そんな消極的な絵里をやたらと
巻き込んで来る。
二人の秘密。
幼なじみだった。
放課後、二人で教室に残った。
闇の精霊を呼び出して今回の事件を絵里に
祐也は、説明させた。
「今回は幽霊退治って訳?」
「ああ、」
「わたしは、お断り。魔法は使わない。」
「前から言ってるけどさ、俺はお前の弱み握ってるんだぜ。」
「…。」
祐也は不敵に笑う。
「別に言ったって良いよ。誰も信じないから。」
今度は、絵里が不敵に笑った。
「冗談だよ冗談。」
祐也は手を上げて降参した。
「俺、シックスセンス開眼したぜ。」
「遅いわね。」
「幻のセブンセンスもこないだ悪魔と
戦った時に開眼しそうだったぞ。」
「…。さすが神と天使の間に生まれた人間。」
シックスセンス
セブンセンス
この2つは、特別な感覚の持ち主である。
「で?今回はケアノート使ったの?」
「ああ、使ったよ。」
「悪魔に?」
「まぁね。」
「悪魔に手をさしのべるのはやめておいたら?」
「半獣だった。」
絵里が眉間にシワを寄せた。
「人間と悪魔の間に生まれた半獣?」
「そう、そうなんだよ。」
絵里は、呆れた顔をした。
「半獣には罪はないだろ?」
「忘れたの?わたし達は両親を半獣に殺されたのよ。」
「忘れてないけどさ、半獣には色々なタイプがいるだろ。」
「甘い理想論。現実わたし達は養護施設暮らしじゃない。」
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「ノーコメント!放課後ね。」
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しかし、分身がちゃんと授業を真面目に聞いている。
分身は、絵里に熱を上げている。
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恐ろしいと絵里は思っていた。
祐也は、そんな消極的な絵里をやたらと
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祐也は、説明させた。
「今回は幽霊退治って訳?」
「ああ、」
「わたしは、お断り。魔法は使わない。」
「前から言ってるけどさ、俺はお前の弱み握ってるんだぜ。」
「…。」
祐也は不敵に笑う。
「別に言ったって良いよ。誰も信じないから。」
今度は、絵里が不敵に笑った。
「冗談だよ冗談。」
祐也は手を上げて降参した。
「俺、シックスセンス開眼したぜ。」
「遅いわね。」
「幻のセブンセンスもこないだ悪魔と
戦った時に開眼しそうだったぞ。」
「…。さすが神と天使の間に生まれた人間。」
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「で?今回はケアノート使ったの?」
「ああ、使ったよ。」
「悪魔に?」
「まぁね。」
「悪魔に手をさしのべるのはやめておいたら?」
「半獣だった。」
絵里が眉間にシワを寄せた。
「人間と悪魔の間に生まれた半獣?」
「そう、そうなんだよ。」
絵里は、呆れた顔をした。
「半獣には罪はないだろ?」
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