原付き刑事

あらら

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犯人

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昼下がりの夏。

いつもの公園でマー君と友達君は話していた。

「高梨純一郎ねぇ‥。」

「過去の亡霊だね。」

マー君から話を聞いて友達君は苦い顔をした。

「その、横流し野郎を尾行すれば良いんだな?」

空から横流し野郎の写メをスマホで2人で見た。

「めがねで、長身。」

友達君が呟いた。

ひ弱な感じがした。

「今時の若者だな。」

大学までは原付きバイクで通ってるらしい。

「挟むか?」

友達君がマー君に聞いた。

「そうだね。友達君が前を走行して俺が後ろから追いかける。」

アジトを見つけて現行犯逮捕だ。

数日後、マー君と友達君は静かに原付きバイクでメガネを追った。

なだらかな道を走っていた。

そして廃工場に入って行った。

拳銃を、手にした。

工場の中に入った。

そこには外国人達が薬を袋入れにしていた。

高梨純一郎が奥の長椅子に座っていた。

「生きてたか。」

マー君は、メガネの足を拳銃で撃った。

「うわ!あああ!」

メガネは、錯乱した。

「うるさい!」

友達君は、メガネに拳銃を突きつけて黙らせた。

「高梨純一郎。もろもろの罪で逮捕する。」

高梨は、拳銃を取り出してマー君にめがけて撃ってきた。

「当たらない。当たらない。お前のようなクズの弾には当たらない。」

マー君は、純一郎の手足を撃った。

マー君は、這いずって逃げようとしている、純一郎の頸椎をナイフで破壊した。

「これで、一生、車椅子だ。」

マー君は、冷笑した。
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