原付き刑事

あらら

文字の大きさ
上 下
42 / 43

温かい

しおりを挟む
自宅に、戻るとユーちゃん、みっちゃん、友達君が酒を飲んで宴会をしていた。

「おかえり。」

ユーちゃんが言ってくれた。

「ただいま、疲れたから寝るよ。」

「うん。」

友達君の笑い声を聞きながらマー君は寝た。

次の日、二日酔いの友達君と真田公園に原付きで行った。

「まさかの裏切りに遭ったよ。」

里帰りの話をした。

「裏切り?」

「友達君。俺の父親と繋がってたんだね。」

友達君は、いきなり殴りかかってきた。

友達君の拳はマー君の顔に当たったがマー君は
泣いていた。

「友達君‥‥双子だろ?俺達。二卵性だから分からなかったけど。」

「バレてたか。そうだよ、俺はあの地獄から逃げられなかった双子の兄貴だよ。お前はラッキーで金持ちに貰えた。俺は高校卒業してあの毎日殴られる地獄から逃げた。それで警察学校で再会したがお前は俺を忘れてた。それが気に入らなくてリンチに参加したんだよ!親父となんかと繋がってる訳ないだろ!」

警察が来て友達君を逮捕した。

兄さん‥‥。
しおりを挟む

処理中です...