2 / 17
嫌い
しおりを挟む
「練習は?」
梨花子は、ウジ虫を見るような目で修吾を見ている。
「これから行く。」
「わたし、あんたみたいなチャラ男大嫌いなのよね。」
「俺もあんたが嫌いだね。高校入学してまで学級委員気取りかよ。」
「わたしは、正しい行動をしてるだけ、あんたは野球部でも社会に出てもお荷物なのよ。」
修吾は、ゲラゲラ笑った。
「メガネかけて正論説いてるあんたこそお荷物だろ?バットやグローブも使いこなせない女が文句言ってるな!」
いつも、修吾と梨花子はケンカになる。
「使いこなせないけど頭で勝負してるから安心して。」
梨花子は、微笑した。
「お前、本当は俺が好きなんだろ?」
「はぁ?何、勘違いしてんの?」
そこから少し沈黙が流れた。
梨花子は、本当は修吾が好きだった。
野性的で粗野な部分も好きだ。
でも、いつも学級委員体質で怒ってしまう。
修吾が、教室から出て行く後ろ姿もサイコーに好きである。
梨花子は、ウジ虫を見るような目で修吾を見ている。
「これから行く。」
「わたし、あんたみたいなチャラ男大嫌いなのよね。」
「俺もあんたが嫌いだね。高校入学してまで学級委員気取りかよ。」
「わたしは、正しい行動をしてるだけ、あんたは野球部でも社会に出てもお荷物なのよ。」
修吾は、ゲラゲラ笑った。
「メガネかけて正論説いてるあんたこそお荷物だろ?バットやグローブも使いこなせない女が文句言ってるな!」
いつも、修吾と梨花子はケンカになる。
「使いこなせないけど頭で勝負してるから安心して。」
梨花子は、微笑した。
「お前、本当は俺が好きなんだろ?」
「はぁ?何、勘違いしてんの?」
そこから少し沈黙が流れた。
梨花子は、本当は修吾が好きだった。
野性的で粗野な部分も好きだ。
でも、いつも学級委員体質で怒ってしまう。
修吾が、教室から出て行く後ろ姿もサイコーに好きである。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる