59 / 66
両生類
しおりを挟む
初夏にはまだ早い時期に転校生が来た。
そしてその転校生は、卓球部に入部した。
荒井淳。
全中の決勝戦でゆうに負けた相手だった。
淳は、特に野球ゲームばかりしているゆうにはそんなに興味が無いようだ。
部活も真面目に参加している。
「今、試合したらゆう君負けるかもね。」
渚は、最近、前よりさらにゆうに突っかかるようになった。
ゆうは、ゲームに夢中で何も答えない。
ある日、淳からゆうは、渚を賭けて勝負しようと言われた。
ゆうは、意外にも勝負に応えた。
淳のペースで試合は始まった。
フルセットで淳はゆうに負けた。
「何で手加減した?」
と淳はゆうの胸ぐらを掴んだ。
「お前が弱いだけだろ?」
と言ってゆうは、淳の腕を払いのけた。
「ゆう君!久しぶりに楽しめた?」
と渚が聞いて来た。
「全然、あいつ卓球から一年は離れてたな。腕が落ちてる。」
「そうかと思った。全中の時はゆう君と最後まで互角だったもんね。」
数週間して淳は部室に女を連れ込んで来た。
「お前もかよ。」
と言ってゲームをしていたゆうは、部室から出て行った。
そしてその転校生は、卓球部に入部した。
荒井淳。
全中の決勝戦でゆうに負けた相手だった。
淳は、特に野球ゲームばかりしているゆうにはそんなに興味が無いようだ。
部活も真面目に参加している。
「今、試合したらゆう君負けるかもね。」
渚は、最近、前よりさらにゆうに突っかかるようになった。
ゆうは、ゲームに夢中で何も答えない。
ある日、淳からゆうは、渚を賭けて勝負しようと言われた。
ゆうは、意外にも勝負に応えた。
淳のペースで試合は始まった。
フルセットで淳はゆうに負けた。
「何で手加減した?」
と淳はゆうの胸ぐらを掴んだ。
「お前が弱いだけだろ?」
と言ってゆうは、淳の腕を払いのけた。
「ゆう君!久しぶりに楽しめた?」
と渚が聞いて来た。
「全然、あいつ卓球から一年は離れてたな。腕が落ちてる。」
「そうかと思った。全中の時はゆう君と最後まで互角だったもんね。」
数週間して淳は部室に女を連れ込んで来た。
「お前もかよ。」
と言ってゲームをしていたゆうは、部室から出て行った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
8
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる